COVID-19 感染拡大期における開催について 21/08/06
 
 今般の感染拡大に際し、参加に不安をお感じになったり開催を心配されたりしている方がいらっしゃることでしょう。私どもの姿勢は、春までと変わることはありませんが、ここで改めて現況への考えをお伝えします。
 
 まず、今夏の開催自体を検討するにあたり、会期の前や最中に感染の大きな波が来ることは容易に想像できましたので、東京で1万人/日、全国で10万人/日程度の陽性者発生までは実施の想定内といたしました。
 この値は大きく感じられるかも知れませんが、東京千人・全国1万人の状況、あるいは東京百人・全国千人の状況で開催するのと比べても、つまり十倍百倍の開きがあったとしても、感染症学で用いられる対数的には2段差で、人口規模の大きさから考えれば、そこに態度や覚悟の差をつけることは困難です。例えば、長野2百余万県民に対して、日毎陽性者が20人と2千人の違いは百倍でも、0.00001か0.001の違いだということです。0.00001だから安全、0.001だから危険という判断はできません。
 
 また、発表されている感染者数は決して従来の疾病で表す罹患者数ではなく、不顕性(無症状者)を多く含む陽性者数であり、特に第五波では若者の比率が高まっている分、不顕性陽性者数が増えています。さらに、陽性者数の急増にもかかわらず、ここ2か月以上の間、死亡者数は減少の一途で、インフルエンザの流行時よりもはるかに少ない数に下がっていることを重視しています。
 そして、現実的にできる限りの対策を施したうえで、参加で得られる利点の大きさを鑑みれば、私たちは万一の感染によるデメリットを相当に抑えられるという見込みを持っています。幸い、昨春以来の全ての子ども会で、期間中にも帰宅後にも感染の報告は今の所ありません。前稿の繰り返しになりますが、もし感染が起きたとしても「参加して良かった」と、全ての子どもたちに思ってもらえるように、プログラムの充実や子ども本位の運営をめざす努力をさらに強める所存です。
 
 さて、子ども時代の1年間というのは、大人の何倍にも相当する価値のある、非常に貴重な日々ではないでしょうか。その年齢にはその年齢でしか感じ取れないもの、吸収できないことが非常に沢山あるのであり、子ども会は決して不要でも不急でもない、意義深く必要な活動だと確信しています。
 
■参考 これまでの対応等