新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応 23年5月版
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■これまでとこれから
 ’20年春のパンデミック発生により、集団野外行事の大半が無くなる中でも、当会では活動の大きな意義をふまえ、実効性のある入念な対策を確実に実行することで開催を続けてきました。その間、’21年夏に最初の集団感染を起こした後、小児や若年層に広がりやすいオミクロン株の発現により、毎回一部の組で感染が生じていました。
 特に、流行第7波のピークに重なった昨夏は、六つの組で計93名もの罹患者を出すに至り、多くの方にご負担とご心配をおかけしました(発生状況と考察を[こちら]で報告しています)。その後は、季節の「子ども会」の一部で期間中と帰宅後に陽性者数名が散発するに止まり、集団感染を免れています。
 流行が全国的に概ね落ち着き5類感染症に移行した今、子どもたちが歓声を上げて遊んだり仲間をつくったりする機会を最大限に取り戻すために、会ではポストコロナ社会にふさわしい活動を展開する考えです。これまでの検証や反省をふまえて下記の通り対応します。
 
■おもな具体策
 
●施設・設備面
□室内の十分な換気と空気撹拌(対角での常時窓開け、換気扇・扇風機の使用)
□大勢が集まる際は各室ドアを開放し、換気扇スイッチを[入]に固定
□手洗い・咳エチケット等啓発ポスターの掲示
□保健・看護用品の拡充とCOVID-19検査キットの準備
 
●生活・行事面
□手洗い・咳エチケット等、感染防止基本動作への注意喚起と励行
□リーダー・スタッフを含む朝夕晩の入念な健康観察・検温と即時の全体動向把握
□マスクについてはお互いに表情を見せるために原則的に不着用(着けたい子は着用可)
□食事準備時の不織布マスク着用、黙食は停止
□プログラムを時間の余裕が持てるように設定、十分な睡眠と休養を積極的に確保、不調時の早めの安静や微熱を軽視しないことなどにより、参加者の疲れ過ぎを防止
□リーダー向け「感染症防止対策対応ガイドライン」の改訂と、理解・履行の推進
 
■特例措置や運営面の施策
1)参加各家庭に電子メールアドレスの登録と、参加者専用ページの閲覧をお願いします。
2)出発5日前以降に、参加者や同居しているどなたかが体調を崩した際は、事務局にご相談ください。その場合は、状況により今夏の期間内に限る後続の他組へ振替参加できるように手配します。
3)従来は様子見にしてきた微熱と呼べる範囲の発熱でも、一度保健室等で安静での経過観察を原則として、その間の行事参加を見合わせていただくことで、感染発症者の早期発見と隔離に努めます。
4)期間中の発熱等不調者に対しては、厚労省承認済体外診断用医薬品を用いて抗原検査を行うことがあります。
5)もしも感染者が出た際は、保護者・参加者と相談のうえ、状況に応じたできる限りの措置を講じます。発症したお子さんについては、お迎えをお願いする場合があります(お迎えが困難な際はお子さんをお預かりして療養を続けます)。
6)会期中に感染が発生した場合は、参加者専用ページにて速やかに状況を公開し、情報を更新します。
 
※今後、社会状況の変化によっては更新し、公式ウェブサイトに掲示します。[更新履歴]