今回のスローガン「きみのことばで50年 ぼくらのことばで50年」には、私たちが大切にしてきたことが詰まっています。つかえて出てこない言葉を待ち、小さなつぶやきを拾って形にする。声にならない声に耳を傾ける。そうやって、気持ちと言葉を交わしながら、アルプス子ども会は、この50年の日々を積み重ねてきました。そして、まだまだ聴けていない声のために、これを活かしていきます。
4つのカラーパターンのデータを[ここに用意]しました。
※ZIPファイルをダウンロード後、「すべて展開」で解凍できます。
Tシャツにアイロンプリントしたり、シールを作って貼ったりなど、自由にどしどしお使いください。
1975年の夏に長野県・駒ヶ根で産声を上げたアルプス子ども会。
それから半世紀の間に、延べ約14万名の子どもと、その家族やリーダーたちが笑ったり、泣いたり、歌ったりして
仲間の輪を広げてきました。
これまで会に関わってくださったみなさんのお力添えに深く感謝し、次の50年につなげるために、たくさんの記念行事や事業を企画・準備中です。
<各アクションの情報は適宜更新します>
* 冒頭の写真は1980年8月の第6回9組より、右端が会創設者・赤羽昭二
50周年記念スローガン
大人も一緒のイベント予定
●50周年記念のつどいを開催
会のこれまでとこれからがわかる展示やうた・ゲーム、大人は記念講演とパネルディスカッション、子どもには楽しいレクリエーションなどを計画中です。’24年に東京、’25年秋に名阪地区での開催を予定。
11/9(土) 国立オリンピック記念青少年総合センター
* 写真は「30年記念の集い」より
●「親子会」だって特別版で実施
1982年から続いている、大人も子どもも一緒になってアルプス子ども会の本拠地エリアを遊び尽くす、宿泊行事です。今回は50周年記念に乗っかり、パワーアップして開催します。前回詳細は[こちら]
9月中旬に募集開始予定で11/2(土)~3(日)に開催します。
* 写真は2015年の「秋の親子会」親の部の二次会より
「夏の子ども会」では
●全体共同制作
「第50回夏の子ども会」に参加する全員で、大きなひとつのものを完成させよう。第30回では「みんなの力で30年」の横断幕にみんなのサインを、また40周年の際には特製巨大Tシャツに、みんなの手型を残しました。
* 写真は40周年の「第41回夏の子ども会」にて
●50周年記念おまつり
いつもの年にやる「まんぷくパーティー」をふくらませた「おまつり」をします。何ができるか、みんなの知恵と力にかかっているよ。遊べる屋台に特技披露コーナーなんかも面白そう。特別メニューも登場してほしいな。
* 写真は「第40回夏の子ども会」の様子から
●参加記念品プレゼント
第50回という節目に参加する人へ、ささやかながら記念品をプレゼントします。どうぞ、当日をお楽しみに!
みんなの力で
●子ども記者を募集中
会の月刊インターネットラジオ「こどもラジオ『ききみみ』」と、会の新聞である会報『くさぶえ』では、特別企画として子ども記者を募集しています。
[詳細はこちら]をどうぞ。
●作品コンクールを開催
「第50回夏の子ども会」の参加者に、その時の思い出や風景をテーマにした作文と絵を募集して、コンクールを行います。この夏が初めての人からも大歓迎!
[詳細はこちら]をどうぞ。
●#歌ってみた#踊ってみた♪
オリジナルソングを歌ったり踊ったりした動画を大人と一緒に撮影して、SNSに投稿してもらおうという企画です。
第50回記念テーマソング「君がいるから ぼくがいるから」を、参加組のメンバーで、振り付けもして盛りあがろう!
ぞくぞくプロジェクト
●記念冊子の発行
アルプスの始まりにはどんな秘密が隠されているのか。そこからこれまで、世の中や子どもたちはどう変わってきたのか。半世紀にわたる会の歴史や、現在の姿、そして将来への展望などをまとめたいと企んでいます。
●50年史ギャラリーの作成
半世紀にわたる活動期間に撮影された何万枚(あるいはそれ以上)にも及ぶ写真を、OBOGにも呼びかけて集め、肖像権の許す範囲で公開することを検討しています。建物や乗り物の変遷だけでも歴史が感じられます。
●源氏キャンプ場の再整備計画
老朽化に伴い使用頻度が減っている「源氏キャンプ場」を再整備します。当面、「平家亭」(写真)の建て替えや、諸施設の拡充などを行い、最終的には「源氏亭」を含む一帯をリニューアルする全体構想があります。
その実現のために、大規模な寄金を募ったり、クラウドファンディングを行ったりして、資金調達を行う予定です。詳細につきましては’24年9月頃に発表しますので、お力添えのほどをよろしくお願いいたします。
※会員送付のプリントでは「2025年完成をめざし」とありますが、2026年の誤りでした。全面刷新までにはさらに数年を要します。
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国連『子どもの権利条約』(1989~)では、子どもたちの意見表明権や表現の自由が保障されていますが、未だに意思が尊重されているとは言えない現実があります。貧困、ジェンダーや人種間の不平等、紛争など様ざまな理由によって、権利が侵害、蹂躙されている子どもたちは数多くいます。
49年めも51年めも「子どもの権利を尊重し、一人の例外もなく支え守り合う関係をめざす」ことに変わりはありません。半世紀の節目をチャンスとして、すべての子どもたちの生き生きとした言葉が広がる社会の実現に向け、気持ち新たに取り組んでいく決意です。どうぞご期待ください。