第38回夏の子ども会
[2012/7/21-8/30]

多数寄せられたアンケートの山(一部) 12/09/19
事後アンケートより
[Q] これまでの当会へのご参加によって、お子さんのここが変わったとか、こんな力がついたという点がございましたら、なるべく具体的にお書きください。
多数の中から抜粋しました。お便りをお寄せくださいました皆さんに心より御礼申し上げます。実名はイニシャル等に置き換え、また、前後の意味を損ねる部分以外は、いただいた謝辞を省略しています。ご了解ください。居住地順に掲載。
■秋田県能代市Kさん [C組]
 秋田県北部白神山地の麓から二匹の息子たちを送り出した。地元も自然豊かな場所だが、2〜3年前隣町で連続殺人があったせいか、大人たちの監視の目は常にきつく、私たちが子どもの頃、野山で暗くなるまで駆けずり回ったような遊びなんて皆無。それどころか、スポ少の練習は過熱、さらには塾の乏しい田舎の学校の宿題の多いこと、閉鎖的で狭い地方で迎える反抗期のようなものに不安を感じていた。スポ少の柔道暑中稽古と、納会と、吹奏楽の演奏会を終わらせ、はじめてで、9日間やまびこ村への挑戦。解散し、秋田の自宅に着くまでの道のりは、歩く背中から凛とした意志を感じ、頼もしく感じた。家に着くと、90歳になる曾おじいちゃんと抱き合って感動の対面を果たした。どちらかといえばマイペースで、自己主張の強すぎる5年兄がっくんは、自分が、こうしたいああしたい、だけではなく、他人の意見を受け止めつつ、自分の考えを友好的に伝えようとする姿がまぶしく、どちらかといえば自分の意志を持たない4年弟だまっこもちは、ユーモアを交えつつ自分の意見を持って帰って来た姿が大きく見えた。家族や地域の一線を超えた、アルプス子ども会ならではの体験から得られる貴重なものである、と感じている。だまっこもちは、リーダーであるフォルテのことを一杯自慢して聞かせてくれた。同じグループに障がいの子(?)もいたらしく、「俺、○○ン好きだあ〜。すんげえ、おもしれえんだぞ。」と言って写真を指差した時、集合場所に送っていった時「ああ、この子と息子が一緒のグループにならなければいいなあ。」と咄嗟に思っていたその子と同じ顔だと気づき、急に涙が出てきて隠すのに必死だった。だまっこもちだけじゃなく、○○ンから、母である私まで大きな宝物を頂いた気持ちで、心から感謝している。このことは、普段、社会福祉士として町役場に勤務しており、前年度は、地域の支えあいというテーマでようやく修士論文を完成させ大学院を卒業したばかりだというのに、口先だけの支えあいでなく、障がい者と共に生きて行くこと、本当の支えあい、人間社会に、子育てについて、改めて、重く考える体験となった。がっくんは、時間を追うごとにぽつり、ぽつりと少しずつ話してくれている。リーダーのハミングに、ぶよにやられた時は、毒をしぼり出してもらったとのこと。参加する前、アルプス子ども会のリーダーに挑戦したい、と軽く言っていたのが、リーダーの大きさを知ったのか、ぴたりと言わなくなった。言葉も少なく、何かをじっと考えている様子である。自分を客観的にみられるようになった気がしている。何かしら思うことがあったのではないかと感じている。リーダーに、班の仲間たちに、C組の皆に、アルプス子ども会に心からお礼を言いたいと思う。“ありがとう!”行く前も、行ってからも、変化も様子も反応も、反対の息子たちだが、このような体験によって、勉強の点数や、スポ少の勝負だけでははかれない子どもたちの可能性を引き出そうとすることこそ、現代の子供達、親たちに、家族に、社会に必要な教育なのではないかと痛感している。今後もアルプス子ども会を通じて、息子も、親も、貴重な学びを得て成長していきたいと願っている。
■秋田県能代市Kさん [C組]
 兄弟で参加したのですが、兄は来年弟のいないグループですごしたい、と言っています。アルプス子ども会は、短いですが兄なりの人生の寄り道(本人いわく)で、一人、だれも知らない場所で心のひとり旅、自分探しを求めているのだと感じています。このひと夏のキャンプをきっかけにして、自分らしさとか自分らしい行き方を模索していくのかなあ、と思います。
■福島県安達郡Sさん [E組]
 今まで学校では、自分の意見を出したりということが苦手だったのですが、積極性が少しついたように思います。初めて親元を離れ、一週間のプログラム、初回は大泣きしたそうですが、それがかえって「ふっきれる」ことにつながったと思います。
■福島県いわき市Mさん [3組]
 キャンプで作ったアルミホイルに入れ、牛乳パックを燃やして作るホットドッグ。それが強烈においしかったらしく、我が家でもさっそく帰宅した次の日再現してました。我が子に全てをやらせてみたところ、段取り、要領の良さにおどろきました。そして、できあがったホットドッグを食べてみたところ「超!おいし〜!」これまたおどろきました。今まで何でも手を出してしまっていましたが、子どもはいつまでも子どもでないのですね。反省しました。これからは「やる、やりたい」と言ってきたことはやらせてみようと思います。
■茨城県土浦市Kさん [8組]
 全体的に落ち着いた気がします。今まで朝食はパンでしたが、アルプスから帰ってきたら、「朝はごはんとみそ汁にして!!」と。白いご飯があまり好きではなかったのですが、そのまま食べていました。アルプスのご飯はおいしかった!!そうです。
■茨城県つくば市Mさん [B組]
 初めての参加でした。11日間の日程を終え、解散場所で子供との再開を待つ間の母の気持ちの高ぶりをさらりと受け流すようなあっさりとした態度で帰ってきました。興奮してまくしたてるのではと予想していたのですが、なんだかとても静かでした。最初は、あまり楽しくなかったのではないかと心配になりましたが、どうやらまだ心が帰ってきていないようでした。徐々にいろいろと話をしてくれるようになり、大の仲良しができて来年も来ると約束した事、料理の時はひたすら火の番人をしていてプロになった事、川に飛び込みのが最初は怖かったけれど自分が飛び込んだらすぐに友達も飛び込めるようになった事、登山でキャンプにでかける時に忘れ物を取りにいってへとへとになった事、等々何かの拍子にアルプスの話が本当にたくさん出てきます。もちろん、嫌な事もあったようです。班に乱暴な子がいて、何かと理由をつけて小突かれたようです。この事について最初に聞いた時から10日ほど経つ間に、母の中でもいろいろと思いが変化しました。長くなりますが、その事をここに書かせて頂きたいと思います。息子からその話があった時のセリフは、「班に○○みたいな子がいて、何もしてないのに理由をつけてすぐに殴ってきた」でした。○○とは、学校の上級生で、今は中学1年の少年。昨年まで同じ小学校で、時折威張られて嫌な思いをしていたようですが、卒業と同時に接点もなくなり忘れていたのですが、夏休みに入ると、近所の公園などで出くわすようになり、数日立て続けに蹴られたり自転車を倒された事がありました。息子の友達で一度一緒にいた時に蹴られた子の親御さんが、中学校に抗議の電話を入れたそうで(後日知ったのですが)、息子はその後一人でいる時に、「てめーチクったな」と言われ、また蹴られたそうです。その後、家まで後をつけられた事があったらしく、息子は「家がわかっちゃった」と少し心配していました。これが、アルプスに出かける直前の事でした。遠くに行き、少年との接点もしばらく避けられるだろうし、新しい友達と楽しい時間を過ごして来てくれる事で息子も嫌な思いから逃れられるだろうと思い、とても良いタイミングでの出発だと送り出しました。ところが、アルプスでも似たような事があったと聞いた時、最初は「なんで?アルプスにいってまで……」と息子を可哀想だと思う気持ちで頭がいっぱいになりました。そして、リーダーからのメッセージに「最初は言えなかったけれど、○○にきちんと思いを伝えられるようになったね。」というような事がかかれていて、それを何度も読み、考えました。解散式の後、息子は少しケガをしたからという事でリーダーからお詫び頂き、大したケガではなかったので何も気にせずお礼を言ってお別れしたのですが、なぜその時にその○○君とのトラブルの説明がなかったのかという事も併せて、その意味を考えておりました。そして、なぜ息子はすぐにそういう目に遭うのか、息子に原因があるのではないかという思いが強くなってきました。人の話をきちんと聞く丁寧さに欠け、自分の思いを通してしまう所もあり、目上の人に対して物怖じしない所が逆に上級生からは生意気と映る事もあるのではないか等々思いつく事は一つならずあります。そうであれば、息子が気を付けなければ、どこに行っても同じ事が起きるのではないか、それを息子が直していくべきではないのか。そんな事を悶々と考えている折、息子が「アルプスではね、リーダーは威張らないんだ。オレ達と同じなんだ。学校ではリーダーは威張っているけど、アルプスは違う。オレはリーダーになったら、威張らない。」と。この息子の発言で、私が悶々としていた気持ちは吹き飛んでしまいました。確かに息子には正した方がいい欠点は多々あります。○○君にも、言いたくなる事はあります。それでも、息子はその班で生活を共にし、自分の居場所を見つけ、相手の存在を認め、その中で自分はどうなっていきたいかという気持ちを持てた。それだけで十分なのではないかと思いました。「こうした方が、もう少しお友達とうまくやれるよ。小突かれないですむよ。」と親が言っても、おそらくそんな事でどうにかなるような次元ではないのではないかと。息子は自分の性格を自分の物として受け入れ、自分がどうなっていきたいのか、そのためにはどうしていけばいいのか、それは彼自身が自分で考えない限りどうにもならないのではないかと。最初に息子から話を聞いた時は、いったいどれくらいの事が起きたのか、本当に息子は一方的に小突かれたのか、それであればなぜリーダーは○○君をもっと注意しないのか、息子に原因があるのであればそれはどんな所なのか、等々リーダーに聞いてみたいという衝動に駆られましたが、敢えて伝えなかったのではないかと思い、それは親に対する無言のメッセージでもあったのではないかと思うようになりました。そしてそれは会の「一人の例外もなく……」という所に通じているのではないかという思いに至りました。そこには○○君も、息子も含まれているのだと。「成長した」と言えるような変化は息子には今のところありませんが、この11日間が彼の中でとても大切な時間であった事は疑う余地がなく、それを養分としてじわじわと彼が育って行ってくれるのではないかと思います。「アルプスではね……」と話し始める時の息子は、本当にいい顔をしています。
■茨城県筑西市Kさん [8組]
 7つはなれた弟がいるのですが、前より弟思いになったような気がします。行く前は弟には無関心というか、邪魔あつかいする事があったのですが、弟がぐずっているとあやしてくれたりします。何より、弟のためにおこづかいの中からおみやげを買ってきてくれたのがびっくりしました。
■茨城県水戸市Hさん [6組]
 昨年は年長での参加でしたので、初めてという事もあり、緊張のせいか心から楽しめた様子ではありませんでした。今年の子ども会では思いきり楽しんで来た事がバスを降りた瞬間から分かりました。というのも、バスを降りて一番にさがしたのはパラパラさんだったからです。帰りの車で、満面の笑みで「ママの事、一度も思い出さなかったよ!!」と言われた時は、複雑な気持ちでしたが、頼もしくも感じられました。
■栃木県さくら市Nさん [3組]
 歌が大好きになりました。帰宅してからずっと歌っています。〜4年生のクラスだったので、最年長ということで、小さな子のことを気遣う事ができたようです。一人っ子で甘えてばかりいたので、少しだけお姉さんになった気がします。
■埼玉県さいたま市Iさん [A組]
 起立性調節障害を小4で発症し、回復してきたので、本人の強い希望で9日という長期間キャンプに参加しました。体調面での不安が私にはありましたが、本人はとても生き生きとキャンプ生活を楽しみ、朝6時に起きたとのことでおどろきました。来年はもっと長く行きたいそうです。
■埼玉県さいたま市Kさん [9組]
 学校では特定の友達もおらず、親としてはかなり心配しています。放課後も誰かと遊ぶ事もなく、家にいて本を読んだり習い事に行ったりしています。思いっきり外で遊び、「あー楽しかった」と思える体験をさせてあげたかった。今回アルプスに行き、帰った時の表情はとても明るくたくましくなった気がします。家のテレビの調子が悪く、キャンプへ行っている間に録画したものが(過去のものも)全て消去されてしまいました。いつもなら、「運が悪い」と言って涙をうかべているのですが、今回は「又撮ればいいよ!」と明るく対応できました。こんな事は初めてで、アルプスに行って良かったと思います。
■埼玉県戸田市Oさん [6組]
 「モンゴル鍋のお肉がやわらかくて美味しかったんだよ!」と娘が嬉しそうに語っていた言葉。リーダーからのメッセージカードにも同じことが記してありました。娘の言葉に、きちんと耳を傾けてくれたんだねと、母まで嬉しくなりました。だけど楽しかったキャンプも来年は、中学の受験勉強があるから、きっぱり行かないと。見通しを立てて、自分で何かを選んでいくこと。これもキャンプを通して得た力ではないかと感じております。
■埼玉県三郷市Yさん [E組]
 特に変わった様子はないが、帰宅した日、プリンをスプーンを使わず、吸い込む様に食べていたので注意したところ、「たまにはいいじゃないの、エコだし〜〜〜」とニコやかに答え、自分の考えを明るく主張していたので、場が和む、という様なことがありました。今までなかったような対応だったので、親も子も力が抜けました。アルプスでの人間関係のおかげかなあと思いました(あくまでほめています)。
■埼玉県坂戸市Oさん [F組]
 ボタン1つで火がついたり、当たり前のように食卓に並ぶご飯が、実はとても有難いものと実感したようです。手際良く食事の後片付けができるようになりました。
■埼玉県富士見市Sさん [8組]
 自分中心だったKが、おみやげのりんごケーキを家族の分のお皿やフォークを出してきて一緒に食べました。(今までは「お皿取ってきて!!」と私に言っていました。)
■埼玉県富士見市Hさん [5組]
 大人へ向けての成長の中で、“障害”という枠の中でだけでなく、たくさんのさまざまなタイプ、年齢の人達と接して、適応力を付けてもらいたいなと思っていました。やはり3回参加させてきて年々、そのたくましさに目をみはるばかりです。報告してくれる内容も今年はもっと細かく、わかりやすく話してくれました。歌やダンス、追跡ハイキング、テントキャンプ、みんな楽しくすごさせてもらえたようです。
■埼玉県富士見市Hさん [5組]
 元々、自分の意見がはっきりしていて、意志が硬い子でした。協調性がついていければなと思い、参加させてきて今年で4度目になります。色んな場所や、ちがう年齢の友達と交流することで、色んな刺激をうけているようです。今回は班長や司会を引き受けて、とっても達成感があったようです。最初は乗り気ではなかったみたいですが……。今まで一番楽しかったと言ってました。
■埼玉県ふじみ野市Hさん [8組]
 キャンプのいろいろな思い出話をしてくれたとき、「○○がすごかった!」「○○のおかげ」「○○がみんなを励ましてくれて……」という息子の言葉に、とても嬉しく思いました。仲間を認める心。ありがとうと思う気持ち。とっても楽しい充実した日々の中に、自然とわいた気持ちなのでしょうが、息子がこんなふうに友達について話すのを、初めて聞きました。まさに、私が一番大切にしてほしい“力”だと思います。日々、親に叱られる毎日。息子に自信を持ってほしいと思いながら、小言は増える一方です(涙)。キャンプの中で、「王さんを(自分が)やっつけたんだよ!」「自分が○○って(意見)をだしたんだ」と、仲間に認められる経験が、息子の大きな自信につながってくれるだろう、と信じています。
■埼玉県飯能市Kさん [3組]
 自信を持つようになった。こうしたらいい、自分はこうしたい、などの主張・意見をハッキリと他人に言えるようになったのと同時に、ソリの合わないものをうまく流せるようになったと思う。まぁいっか、と放っておくことができるようになった。以前はイヤならイヤで、真っ向から怒ったりわめいたりしたが。
■埼玉県所沢市Kさん [3組]
 今回、兄(小3)・妹(小1)の初参加。私自身が小5(多分第4回かな)で参加してアル中になったので、いつかは参加させたいと思っていました。行くまでは、「つまらなーい」「行きたくなーい」が、兄は「来年行かない」ではなく「わからない」に。妹は「行きたくなーい」ですが、私がそうであったように、帰宅後は歌をよーく歌っています。第1回目としては大満足!!
■埼玉県所沢市Kさん [9組]
 家では文句ばかり言っていましたが、自分から行動しないと全体の進行がうまくいかないことを学び、指導しながら行動できる力がついたように感じます。
■埼玉県上尾市Yさん [10組]
 初めての5日間だったので、特に変化があったわけではありませんが、何度もこういう経験をしていくうちに、いつか、何かあった時、いざという時に、この経験が役に立てばいいなと思っています。自分で考えて行動する力、生きる力を身につけてほしいと思っています。<中略>初めてだったので多少不安もありましたが、帰ってきて最初の感想は「短かった〜もっと行きたい〜」でした。リーダーさんからのハガキ、せせらぎ村だより、写真、どれを見ても楽しい思い出ばかりです。親としては気になる食事の内容は、ほとんど忘れていたので、献立表が入っていたのもよかったと思います。また参加します!!
■埼玉県深谷市Tさん [B組]
 帰ってくると、別人かと思うくらい子どもらしくなっています。ランランとした目は、まさに生きているというパワーをもっています。自分で何をしようか、どのように過ごそうか、自力で行おうとしています。話したい、見せたい、手伝ってほしい、やりたい、素直に表しています。歌はずっとうたっています。CDのリクエストもあります。ついにCDは壊れてしまい、音飛びするようになってしまいました。歌うと回想するのか、いろいろな場面の話が始まります。
■埼玉県深谷市Tさん [C組]
 家に着くと、すぐに虫たちを確認。「虫のお世話してくれて、ありがとう!」の言葉にびっくりでした。実は、大切な虫のいくつかは死なせてしまったのです。それを咎めることなく出てきた感謝の言葉に成長を感じました。久しぶりに兄弟がそろい、お互いどうだった?と楽しそうに反していました。そして歌合戦です。近所の方が見にくるくらい盛り上がっていました。
■千葉県千葉市Kさん [C組]
 年頃になった為か、少しずつ口数が減ったり皮肉っぽいことを言うようになってきていましたが、アルプスから帰ってきて素直にほがらかになったような気がします。
■千葉県千葉市Kさん [C組]
 現在高1の娘は、小2〜4まで参加していました。去年の震災のときには、自宅の千葉に独りで留守番だったのですが、すぐに風呂に水をくみ、妹(今回参加、当時小2)を学童保育まで迎えに行ってくれました。現在高3の息子(小3〜5まで参加)は、自転車で出掛け先から帰ってきて、仕事から帰った私に、「自分たちは大丈夫。アルプスで料理もしたことあるし、暗くても平気」と言ってくれ、安心して夜勤に行くことができました。アルプス子ども会に参加していたことで、「どんなときにも自分たちで何とかできるという自信がついたおかげ」だと思います。
■千葉県松戸市Fさん [4組]
 誰一人として知った顔のない、完全に一人での参加でした。解散場所で4日ぶりに顔を合わせたとき、少し親を拒否するというか、親の手助けや質問をうっとおしがるように見え、親離れを経験したのかな……と思いました(日常生活に戻ったらすぐにそれも消えましたが)。帰宅後、メッセージカードと写真を見て大号泣。彼女の心の中に、親が全く関与していない思い出の場所ができたようです。
■千葉県流山市Tさん [T3組]
 3回目の参加で慣れてきたからか、帰ってきて特別に変わったと見受けられるところはなかったのですが、ある日子供だけで留守番中に、ものすごい雷雨になったことがありました。洗濯物入れてもらうのまだ無理だろうな〜(とどかない高さなので)と思いつつも電話してみると、「もう全部入れたよ!!」との返事。帰宅してみると、洗濯物以外にもいろいろ干してあった物が全部取り込まれ、ぬれてしまった物は除湿器で乾かしてくれてありました。ふだんだらだらしている子なのに、いざという時に自分の判断で対処できる力が育っていたんだと、とれもうれしくなったできことでした。
■千葉県流山市Kさん [2組]
 嫌いだったナスやニンニクをカレー作りで自分で扱ったそうで、あんなに毛嫌いしていたのに、“ナスも美味しかったよ”“ニンニクも擂るとカレーに入れてgoodだよ”など、小さな苦手を皆と一緒なら“おいしい”“大丈夫”に彼なりにかえてこれたかなという所です。
■千葉県印西市Iさん [S1組]
 解散式は遠くから見守り、本人の動きを待っていました。一度本人から「やあ」と声がかかり、「ちょっと行ってくるから……」と再度子供達の輪の中へ行く姿を見守っていました。しばらく待つと、目に涙をためつつ、でも私には気付かれたくない様子で帰ってきました。私に気付かれないように、涙をシャツでふきつつ、何度もふり返っていました。「リーダーに挨拶をもう一度したい」と再度集合場所に戻りましたが、食事に行かれたとの事で本人は納得して帰宅しました。今まで何度も参加していますが、本人が自分のグループのリーダーに対しての想いをこんなに強く持ったのは初めての姿でした。自ら、「俺もリーダーになろうかなぁ……」と自分から言っておりました。他者の為に自分が支える事が今回のキャンプで本人の気付きになったような気がします。いただいた写真の中で、グループで撮った1枚を写真立てに入れてあげると、自室にかざっています。多くをしゃべる子ではないのですが、精神的に大人になった気がした今回のキャンプでした。
■千葉県船橋市Nさん [10組]
 リュックサックの中身が変わったことに、大変おどろきました。整理することが苦手で、カバンの中はいつもグチャグチャだったのですが、帰宅後にリュックサックを開けて見ると“キレイなもの”と“汚れたもの”がきちんと分けられておりビックリしました。本人は自分でやったと言っていますが、「じゃがびーのナイスサポートのおかげかな?」と思いつつ沢山褒めていたら整理することが楽しくなったようで、マメにカバンを覗くようになりました。他にも変わったところが沢山ありますが、ここに書ききれません。<中略>子供の可能性を改めて強く感じることができ、私にとっても良い機会でした。
■千葉県船橋市Hさん [B組]
 もともと社交的で場所見知りもしない子なので、1人で送り出すことには何の不安もありませんでした。逆に、人の気持ちを推察することが不得手で、回りの空気を読めていないことが気になっていました。今回、全体を見るために班長には立候補しなかった、とあったので、本人なりに考え、少し成長しているのだな、と嬉しく思いました。
■千葉県柏市Oさん [6組]
 特に変わったという点はありませんが、意外に親から離れても大丈夫なんだな、子供って思っているより強いんだな、と感じました。
■千葉県野田市Kさん [6組]
 今回初めての参加でしたが、「家に帰りたい……」と毎晩泣いていたようで申し訳なく思っています。でも、どんな時もリーダーが優しく接してくれたと教えてくれました。夜と川あそび以外はとても楽しかったようで、来年も参加したいと言ってくれたらなーと思っています。
■千葉県野田市Kさん [6組]
 小学3年時から参加しています。どちらかというとおとなしい子供でしたが、アルプスに参加してから、人前に出る事、友達と協力する事などで自信がついたのか堂々としてきました。年上から小さい子とも全力で楽しく遊べる事はアルプスのおかげなのかなと思ってます。我が家では、参加費以上の価値があると思っています。今回の参加で、次はリーダーを目指したいと言ってきました。リーダーも娘が思っている以上に大変だと思いますが、学校と両立できる様、私達も応援していきたいと思っています。
■千葉県浦安市Kさん [5組]
 特に変わった様子はありませんが、帰ってきた時、勉強や習い事から解放され、ストレスがはがれ落ちた様な、素の姿を見れたように思います。親にとっても良い経験をさせて頂きました。
■千葉県銚子市Iさん [K1組]
 いろんな人とのかかわりで、他者に対する接し方がかわった。
■東京都中央区Oさん [B組]
 いままで他業者のキャンプに参加させていたが、今回はいままでになく楽しそうで、正直驚きました。歌などうたうタイプではないと思っていましたが(実際ボーイスカウトに参加させているのですが、歌っていたためしがない)、「歌集は捨てないで!」と言うので、よっぽど楽しかったのだろうなと思います。
■東京都文京区Iさん [E組]
 娘の場合は、特に変わらず、言葉のYES/NOがきつくなったように思います。が、それも成長の一つで、意志を伝える力と思います。アルプスの話ばかりで、たのしかった様子です。来年はもっと長いのにしよう!と家族で話しております。
■東京都文京区Gさん [1組]
 初キャンプ参加です。生きもの苦手、できれば汚れずに室内で遊びたいタイプの息子を、「男」にするつもりで半ば強引に申し込みました。当日出発前、朝早く1人で起きてこっそりとすすり泣いていた息子。心配でたまりませんでした。でも、また絶対行きたい!!と帰り道から話し、情熱のなみだ(息子の一番お気に入り)を口ずさんでは、楽しかった話を自らしてくれる姿に、本当に行かせて良かったと実感しました。余裕がなく、殆ど着替えず(いや全くです)帰って来たハプニングも親子でいい思い出です。楽しかったのが一番!!これからの変化にワクワクします!!
■東京都北区Nさん [4組]
 短い日程だったのでさほど変化はないが、楽しそうに目を輝かせて色々なことを話してくれたので、良い経験だったのだなあと感じた。「それは今やりたくない!」などの自己表現がいい意味で強くなったようだ。スタッフの方々のニックネームがユニークで、子どももとても興味を持って話しかけていて良かった。
■東京都荒川区Aさん [B組]
 最初と2回目位までは、親にすすめられ、「そんなに言うなら……」という感じで参加していたこどもが、今では勝手に(?)「次はいつ(どこ)にしようかな〜」と行くつもりになっている。毎回ちがう顔合わせとなるのに、それはハードルにならないらしい。なつかしいリーダー、新しい友だちとの出逢いも楽しみな様子。人と関わる力がついたのかなと思います。
■東京都葛飾区Tさん [6組]
 初参加だったので、楽しんできてくれるかが正直不安でした。でも、同じ班の子と「友達になれたよ。」と教えてくれたり、住所交換をしてきたり。親が思うより、しっかりしてきたのかなと頼もしく思いました。「次は9日間に行きたい!」と言い出し、驚いています。
■東京都墨田区Iさん [T2組]
 以前はアルプスで体験した事が楽しかったという感想だけでしたが、回を追うごとに、リーダーや大人のスタッフさんのことを多く話すようになりました。6年生になり、近い将来の未来像を描いているのでしょうか。アルプス初参加から4年。成長しています。
■東京都江戸川区Iさん [3組]
 覇気が出た。来年も行きたいという楽しみができた。
■東京都江戸川区Yさん [6組]
 すぐに弱音を吐き、大変そうなこと、できそうもないことには初めから挑戦しないタイプだったので、今回「えらんであそぼう」で登山を選んだのは、親としてもびっくりでした。初めての登山は「疲れたけど、頂上でみた景色は最高だった」ようです。班のお友達とはみんな仲良くすごせたみたいで、帰ってからいろいろな話をしてくれました。中に目の不自由な子がいて、「手をつないであげたり、段差を教えてあげた」と。どこまで力になれたかはわかりませんが、一緒の時間を過ごし、話をしたりすることは、息子にとってすごく意味があったと思います。帰ってきて数週間、あいかわらずの生活に戻ってきていますが、こういう体験をくり返すことで、少しずつ成長していってくれたらうれしいです。自分の思いや考えを表現することが苦手な息子ですが、来年は初やまびこ村に行く気満々です!
■東京都江東区Kさん [C組]
 アルプス子ども会に参加して2年目になりますが、毎回たくさんのおみやげ話をしてくれます。「川で足から飛び込めたよ!!」「自分でごはんを作ったよ!!」……等できた事ばかり、うれしそうに話してくれます。過去には他団体のキャンプに行っていましたが、「楽しかった」という言葉だけだった様に思います。アルプスではキャンプから帰ってきた時のリュックを開けると「すごく汚いよ……」と言って、グチャグチャで泥だらけの洋服を見て、(たくさん楽しく遊んできたんだなあ!!)とうれしくなります。
■東京都江東区Hさん [5組]
 帰ってきた晩、大泣きでした。「淋しい……ソーダと2班のみんなに会いたい」と。今まで何度も保育園を変えたり、引っ越したり、親と離れ旅行をしても、一度も泣いたり気に留めたりする様子を見せなかったドライな子だけに、おどろきました。それを見て、すぐにかけがえのない体験をしてきたことを悟りました。過去にこの会に参加したことのない父親は、今回の申込みに乗り気ではありませんでしたが、参加させてよかった。
■東京都江東区Uさん [5組]
 とくに大きな変化はないが、お友だち作り、かかわり方が上手になったのではと思う事あり。以前から通っているプールですが、「今日2人お友だちができたよ。○○ちゃんと○○ちゃん」と言うようになりました。キャンプでつちかったコミュニケーション力でしょうね。
■東京都江東区Oさん [A組]
 やせました!(笑)毎日外ではあそんでいるものの……やはり食べたカロリーと活動量が見合ってなかった?!のか……肥満の我が子を心配してましたが、いっぱいあそび野菜をたべスッキリしてちょっと成長も(精神的)……見られました。集団の中で自分(たち)で考え行動するほどよい責任感の中、認められてたんだなと表情(写真)をみてよくわかりました。家でも、見守り、まかせ待つゆとりをもち、我が子を信じられるよう私も成長しなきゃ……と思いました。あと……野菜をもっと出します!(笑)
■東京都品川区Tさん [5組]
 参加した行事の内容をくわしく自分から説明することはないのですが、星空を見て、「アルプスで見たときはもっと星があったよ」など折にふれて出てくる思い出を聞いていると、心にしみるものがたくさんあるんだろうなと思います。上の子に聞くと、5年前6年前のことが、今になってわかると言います。「これが楽しかった」や「あれがよかった」とすぐに口に出して説明できることよりも、もっと深く感じるものが、5日間、7日間の間につまっているのだと思っています。
■東京都大田区Nさん [大田組]
 自分の体験や体得してきたこと(歌やホットドッグなどの作り方、テントの張り方、虫の捕まえ方などなど……)を相手に伝えたいと思う心や、一緒に共有して喜び合いたいとする感情、その広がりも深さも、親の想像を越えるものになりました。むりに聞き出そうとせず、自らゆっくり語るのを待つ毎日です。キラキラ光る体験が少しずつ発見できます。友だちはできたの?の問いに、「1人できた」と写真で示して教えてくれました。同じ班の男の子です。班には他に6人。しかしその中で1人だけ友だちになったと。なんとなく「いっぱいできた」という答えでなく、1人の大切な友を見つけたということ、息子にとってかけがえのない財産になると思います。
■東京都大田区Wさん [大田組]
 特に劇的な変化があった訳ではありませんが、キャンプのためにおふろやトイレ、荷作りなど自分でやれるよう練習したのが身につき、いい機会になったと思います。また1日も泣かずにしっかりやり遂げたようで、意外と自立心が身についてきてるのかな?と気付かされました。
■東京都大田区Uさん [4組]
 少し積極的になったかなと思います。(家族以外の人と関わる中では、黙っていては誰にも気づいてもらえないので……)具体的に言うと……弟とのケンカに負けてばかりだったのが、自分の気持ちを言葉にしてケンカしています。
■東京都大田区Hさん [C組]
 自分からすすんでお手伝いをするようになった。初めての参加で不安もあったようです。親から「どうだった?」と聞いてもあまり話してくれませんが、時々自分から「これが楽しかった」と話してくれるようになりました。本人は気づいていないようですが、鼻歌でアルプスソングを歌っていたりします。
■東京都目黒区Mさん [B組]
 同年代のお子さん達と触れ合って生活した中で、自分の幼さを感じたようです。キャンプから帰ってきたら、精神的に成長していたのでびっくりしました。普段は弟と一緒に遊んでいるので、ついつい精神年齢が実年齢より下の行動をしがちでしたが、実年齢なりの行動がとれるようになったと思います。(例:気に入らないことや叱られたりすると「泣く」「一切こちらの言うことを受け付けない」といった行動が殆ど無くなりました。)また、ジンジャーさんからの温かいメッセージに喜び、戻ってからもとても楽しい思い出を日々話してくれています。来年も又行くと帰って来た日に言っていました。
■東京都世田谷区Sさん [1組]
 初参加でした。小学1年生、全く知らない人ばかりの中に、いきなり4泊も放り出してはみたものの、親の私が留守の4日間すごく不安でした。親の心配無用……すごく楽しく、来年も絶対行くとの事。渡したお小遣いの範囲で私達夫婦におはしを考えて買ってきてくれて、すごく嬉しかったです。妹や祖父母宅へ持って行くお土産も工夫して購入していました。良い経験だったと思います。すごく変わったなと感じた事は、食事の仕方です。今までは食べる量が適確に言えず、大皿では多く取ったり残したり……。自分で取り分けた分はきれいに残さず食べ、いらないものはいらないとはっきりと言うようになりました。帰省時、祖母からも同じ事を言われていました(褒められていました)。あと、すべての行動を通じてみていると、自信みたいなものがついたように思います。
■東京都世田谷区Hさん [7組]
 4年め、夏冬通算で7回めの参加となりました。皆が楽しめるようには、どうすればよいか、困っているお友達を何とか助けたい、という気持ちが年々増しているように思います。次回も参加するの?とたずねると、「あたりまえでしょ!」と毎度の答えに加え、「アルプスで何年生まで行けるの?(中1までよ)じゃあリーダーになろっと。リーダーになったらあだ名は変えられないんだよ。あだ名、どうしようかな〜」と、今から悩んでいます。
■東京都世田谷区Iさん [T1組]
 「昨年の方が楽しかった。来年はもうイヤや……」と言うわりにはしゃべること、しゃべること……。話を聞いたところ、釣りはもう充分なので、とにかく班で遊びたい、班の活動がしたい、とのことでした。解散するなり「絵はがき買ってきたから、同じ班の友達に書く。年賀状も絶対書く!!」と意気込んでいる姿はビックリしました。何時間も話し続ける姿からすると、「来年はもうイヤや……」ってほんとに思っているのか疑問です。自分で書いたコメントに「友達ができた」というのは、親としてはとても嬉しいです。
■東京都杉並区Yさん [2組]
 肌の色が黒くなったのと同じだけ心が強くなったように思います。運動ができる訳でも、勉強ができる訳でもないので、小学校では人を仕切るようなリーダータイプではありません。でも人一倍優しくおだやかな娘の良い所を生活の場の中で皆さんが認めて下さったようで、班長として働けたり、人の役に立つ作業をしたり、学校では出来ない「私がいなきゃ」を経験し、自己肯定感がぐんと高まったように感じました。10歳を超え、これからは、親が「いい子だ」と100万回言うよりも、解散する時に班の男の子とお母様から言われる「ありがとう」が、娘には自信になるのだと実感致しました。
■東京都新宿区Iさん [1組]
 兄とは異なり、環境の変化に弱く、その不安をかくすために力(ケンカなど)で対抗しようとする所があるので、皆と仲良く過ごせるか、協同できるか若干心配しながら送り出しました。解散式で、ノリノリではないものの、皆と歌を口ずさんでいる姿を見て、「大成功!!」とうれしくなりました。帰ってきてからも、ずっとアルプスで歌った歌を一人口ずさんでいます。
■東京都豊島区Fさん [K2組]
 自然に興味を持つようになり、そちらで覚えてきた星や山の知識を事あるごとに説明してくれるようになりました。今でもサバイバルの本を時間があると開いて学んでいる様子です。
■東京都豊島区Aさん [6組]
 2回目の参加です。帰宅するなり、荷物の片付け、洗濯などすすんで行いました。リーダーからのメッセージカードを何度も読み返し、大切にしています。お手伝いを積極的に行うようになったと感じています。
■東京都豊島区Sさん [4組]
 都心に住んでおります。都心の子は親の前では良い子を演じ、ストレスのはけ口におとなしい子をイジメる。娘ははけ口になっている子供でした。田舎のない夫婦なので、自然体験もさせたいと思い、おもいきってキャンプへ行かせてみましたが、正解でした。家族写真以外で笑顔を見せたことのない娘が、集合写真で笑っていました。何かが剥がれ落ちたのでしょうか?姉や兄に絡む子でしたが、とても穏やかに過ごしています。2学期もこの勢いで行って欲しいです。
■東京都板橋区Kさん [N3組]
 昨年に引き続き、2回目の参加となりますが、子供の生き生きとした顔に今年も参加させて良かったと思っております。うまくは言えないのですが、学校ではきゅうくつに感じているようで、こちらではのびのびと過ごせるようで、いつも精神的にもすごく大人になって帰って来ます。食事の量も、大食いなのに、アルプスの食事は丁度よかったと言って、家で異常に食べるということも自覚したようです。自分からこれ位でやめとく、と自分の適量を決められるようになりました。また、自分から何かやりたいと言う事が少なかったのですが、サッカーがやりたいと初めて言い出したのが、意外でうれしくも感じました。
■東京都練馬区Iさん [K1組]
 初めての参加できたので、すぐに変化を感じる、ということもありませんが、日々の生活に逐一声掛けが必要だったのに、自ら次の行動に移せるようになった気がします。普段学校でも意見が言えない、自信のない子と言われていますが、他者との衝突を恐れず、話し合いができる人になったらいいなと思っています。
■東京都練馬区Hさん [5組]
 親のすすめによる参加で、出発時はスタッフの方に話しかけられてもかたまって不安な表情でバスに乗っていったのですが、むかえに行くと「楽しかった!」と生き生きとした笑顔でびっくりしました。友だちができるか心配していたのですが、「1日めで友だちになったよ」と班のみんなのあだなや楽しかった出来事を教えてくれました。家に着くとすぐにリーダーに手紙を書きたいと、さっそくポストに出しに行っていました。行く前は同じ学年の子じゃないなら行きたくないといっていましたが、子ども会に参加していろいろなお友だちやスタッフの方々と楽しく過ごせ、交流できた事をうれしく思います。良い経験になりました。PSトマト嫌いなのですが、まんぷくパーティーのプチトマトが甘くておいしくて何個も食べたといっておりました。
■東京都練馬区Mさん [4組]
 自分はやれば出来るんだ。と自信がついたみたいです。すぐに何かが変わる訳ではないですが、これがきっかけになり、少し少し自分の意志で動いてほしいと思います。荷物もグチャグチャで帰ってきても、「また行きたい!!」「楽しかった」と聞けて、行かせてよかったです。
■東京都国立市Hさん [4組]
 1ヶ月前から、リュックを出してきて、自ら荷作りを始め、何度もつめ直して万全の準備で出発したものの、出発式ではやや不安そうな表情でした。しかし、解散式では最高の笑顔で、帰りの電車ではマシンガントーク。そして、家ではずっとアルプスソングを歌いっぱなしです。幼児キャンプにするか、せせらぎ村4日間にするか迷いましたが、4日間コースにしてよかったです。もう、心は来年の夏休み、7日間コースに行くことで頭が一杯のようです。
■東京都立川市Oさん [V組]
 久しぶりのアルプス参加でしたが、他の兄弟がスキーや料理コースに参加したりしていたので、参加への不安はなかったようです。「火付けがすごく上手くなったんだよ。」と満足気に話していました。「帰り、親が迎えに来てなくてよかったよ。だって、余韻にひたれるもん。」と言っていたのが印象的でした。確実に思春期になってきています。
■東京都立川市Sさん [8組]
 年少・年中・年長とずっと友達とのおり合いが悪く、いじめられたりしていたため、自己主張の出来ない子になっていました。小1にあがり、その友人からはなれ、新しい友達も出来て、あそべるようになってきたのですが、やはり、ひっこみがち。どうしたものかと思っていた時に見つけたのが、この会でした。心配はあったのですが、この子には、自分に自信をもつことが必要だと感じていたので、思いきって参加に。帰ってきてすぐの時は、もういかない等を言っていたのですが、いろいろ話を聞いてあげてるうちに、楽しかったことを思いだし、今では、また来年、参加してみたいと言っています。何よりも、自力で5日間をのりきったことが、うれしかったのか自信につながり、自分で友人に声をかけてあそべるようになりました。その友人とケンカしても、自分で解決できているようです。主人と、1本芯が通ったようだと話しています。
■東京都立川市Tさん [9組]
 自分には難しそうなことは、「どうせできないから」と、挑戦する前からあきらめたり、逃げたりしがちなところがあったのですが、「やってみたい」「やってみようかな」と言うようになりました。劇的に変わったという感じではありませんが、失敗すること、負けることをこわがらないようになった気がします。今回がアルプス2回めの参加でしたが、迎えに行って、帰路の車に乗ったとたんに、「うえ〜ん……」と声をあげて泣きじゃくりました。アルプスのみんなとわかれるのがつらくて、さみしくて、悲しくてたまらなかったようです。長い時間、泣いて泣いて、目がはれるほど泣いて、泣きやんだと思ったら、「かくれ家づくりでね……」等々、楽しかったできごとをたくさん話してくれました。すてきな友だちと出会えたことは、かけがえのない経験です。
■東京都西多摩郡Kさん [3組]
 虫などが苦手で触ることができなかったのですが、班に得意な子がいたようで、一緒にカエルをつかまえたとのこと。指の間から顔を出したカエルがかわいかったと言っていました。
■東京都八王子市Mさん [9組]
 全体的にだらしなく、学校生活でもいまいちの子供です。しかし、リーダーや班長になりたくて毎回立候補するのですが、もちろん落選。しかし、子ども会では班長になれ、みんなをひっぱっていく楽しさを感じ、数少ない成功体験が出来ます。班長とは命令して人を支配するのではないとやっと4回目の今回わかってきたようです。
■東京都八王子市Kさん [7組]
 (あまり期待していませんでしたが、今回はちょっと爆発してました。)帰宅後、ちょっとしたことで「ゲームができない」と言われたときなど、数回キレ?て、わーんわんと大泣きしました。まるで赤ちゃん返り!それだけ、緊張して7日間(初)がんばって外の顔をつくってきたのかなーと思いました。翌日はいつもどり。言われないと宿題しません。気長にアルプス通います。
■東京都八王子市Kさん [T2組]
 自分が悪いと気付き→「あやまる」までの時間が早くなった(短縮化)。
■東京都八王子市Tさん [K2組]
 地域の中で遊び、学校の友達との関係に神経質になりながら、日々を送っている様子が、親から見ても、おそらく気づいてはいないながらも本人も息苦しそうでした。言葉のやりとりにがんじがらめになり、明朗ながらも心が開いていないようでした。帰ってきてからは、そうした学校関係の友達は友達として必要であることは認めつつも、同じ志を持って、共同・協力作業を通じ、互いに心を大きく開いて感情の交流をしたり、感動の共有をする仲間が、遠く離れていても確かにいるし、自分を思ってくれる、思い出してくれる仲間ができたということが、他人への信頼と、自分への自信につながったようです。毎日写真をながめ、歌を歌い、来年を思って輝く目をしています。
■東京都町田市Hさん [4組]
 今までは親任せだった身支度や整理整頓が、積極的に自分から出来る様になった気がして、おどろいています。よく、子ども会の歌を歌っていますが、声がとても大きくて、祖父母の前でもはずかしがる事なく堂々としていて、とても成長を感じました。
■東京都町田市Oさん [E組]
 『子供にとって有意義な時間でした』一人っ子でのんびりしているので、日頃は声かけをすることが多い子でした。しかし、子ども会からもどると、自ら家の中でコレやったほうがいいかなとか、何か手伝うことある?と子供の方から声をかけてくれるようになりました。さらに、家族の心の中にも、日常子どもに追われる時間から、いざ、離れて過ごしてみればこれまでの子供との距離感を見直せるよい時間を得ることができました。そして、子ども会の行う出発式・解散式など、お見送り・お迎えのときのこういうひとときも、実は親子にとっては大切なことだと思いました。子どもの自立を考えたとき、すぐには変化は見られないかもしれません。でも、子ども会に参加をして、人とのかかわりの中で、自分に甘いところが見直せたり、さらに周りに目配りできるように、意識や気付きがもてたことは進歩だと感じました。
■東京都昭島市Sさん [2組]
 自立心が強くなりました。これまでも、積極性は強かったですが、「○○やってみる?」「うん、やってみる」という会話から、「今から○○したい」「一緒に○○やろう」などという発言が多くなりました。アルプスでの子どもたちやリーダーとの関わりから、ひと回り大きくなった証拠だと思います。
■東京都昭島市Hさん [T2組]
 他の地域のお友達と交流ができ、これまで周りにいた友達と違った感覚にとても刺激を受け、そのおかげで楽しく過ごせた事を、本人がとても喜んでいます。
■東京都青梅市Uさん [6組]
 家では姉にまかせっきりで、自分の事は何1つやっていなかった子が、帰るなり、家族に麦茶を入れてくれました。初参加で色々心配しましたが、姉と離れた班で自分なりに気づいた事があったのだろうと思います。「楽しかった?」と聞くと「200%楽しかった−!!」と言っていました。1度の体験で急成長した姿におどろくばかりです。
■東京都武蔵村山市Iさん [6組]
 参加する前はゲームばかりしていて、嫌な事や得意でない事(特に勉強)には自分から向き合えず、すぐイライラしてしまう事が多かったです。今は少しですが、落ち着いて勉強に取り組みようになったように思います。
■神奈川県川崎市Kさん [A組]
 今回A組9日間のコースでお世話になり、楽しかった感を全身で表して帰ってきた息子を見て、本当に嬉しい思いでいっぱいになりました。<中略>参加させたことによって、まず、全く自分自身に自信をもっていなかった息子が、このキャンプを通して、参加した仲間の中に溶け込み、自分というものを出してそれを受け入れてもらえたことで、様々なことを経験出来たことが、一番良かったことだと思います。学校でのいじめによって、仲間に自分が受け入れてもらないという状態にいたので、自分が大嫌いで、いじめられるのは自分が悪いと思い、それは違うよという周囲の言葉を聞き入れようとせず、自分を嫌っていました。そんな息子だったので、キャンプに行かせるまでがとても大変でした。出発直前まで息子は行くことに大きな不安を抱いていたので、送り出した後、現地の状況が分からなかった為、送り出した私たちの方が、息子のみんなと上手くやっていけてるのか、迷惑かけてないかというように不安になってしまいました。しかし、そんな心配は必要なかったようです。帰ってきて、会った姿は、行く時と雲泥の差でした。解散後に話を自分からいっぱい話してきて、こんなこともした、あんなこともできた。自分が発案したこともやってもらえた。友達が出来た、いっぱいできた!!と息子からの言葉が途切れることは、帰り着くまでありませんでした。私たち親にとっては嬉しい悲鳴でした。そして、帰宅してから、頂いてきた封筒の中にありましたお世話になったリーダーからのメッセージは、私たち親にとっては、深く胸を打つものでした。息子も、それを読んで、照れたように、「嬉しい……」とつぶやきました。そして、そのリーダーの方に、帰る日に、「ヤングは友達に対して本当に優しいね。」という言葉をかけてもらえたそうで、それが息子には、「僕のことちゃんと見ていてくれたんだよ。」と、自分が認めてもらえた証のように、私に誇らしげに話してくれた様子がとても印象的でした。目を見て話すことが出来ない子でしたが、帰って来た時は、まっすぐ私の目を見て、ハキハキと話してくれました。この変化も驚くものでした。たった9日間のキャンプが、息子に新しい命を吹き込んだかのように別人のようになって帰って来ました。これも、また現実世界に戻っていくことで、その気持ちは次第に薄れていってしまうかもしれませんが、けれど、1学期の時より2学期はきっと、今回のキャンプで得た力が、心の奥底で少しでも残っていれば、強い気持ちで頑張っていけることと思います。
■神奈川県川崎市Iさん [4組]
 親元を離れるのが初めてだったので、この4日間はどうなっているのかと、心配でなりませんでしたが、集合場所で解散式に参加している娘の姿を見て、すぐに“心配は無用だった”と確信できました。どろんこになった靴……日に焼けた肌……自分で結んだちょっぴりボサボサの髪……。全てが愛しくて、思わず涙ぐんでしまいました。<中略>帰宅後、娘は毎日キャンプで覚えた歌を歌っています。以前に比べて、声が大きくなったようです。ポロポロと出てくるキャンプでのエピソードを聞く楽しみが、しばらく続きそうです!
■神奈川県川崎市Kさん [7組]
 Q6にも書いた(母が小1のとき、このようなキャンプに1週間参加させられ、とても良い方向に変わってので、ぜひ自分の子どもにも体験させたいと思いました。)自分のときと比べると、性別も違うし(息子は男)、また自分と違い、0才から保育園にも行っていたので、かなり自立しており、自分のような劇的な変化はなかったようです。(自分は相当に過保護だったようです。)長男はわがままで、親からみると勝手なところのある息子で、なかなか母親の私には手に負えない所もあり、集団生活の中で少しもまれて変わってもらえたらな、と思ったのですが。帰ってからは、弟たちに「お兄さん」らしく、やさしく接するようになった気がします。また、自分の思うように行かないときや、何か禁止されたときも、今までだと文句やへそを曲げてしまっていたのが、「じゃあ、○○ならいいの?何ならいいの?」と相手の考えもきいて、折り合いをつけるようになった気がします。本人は、口うるさい母親のいないところで、目一杯活動ができ、本当に楽しかったようです。
■神奈川県川崎市Nさん [T2組]
 異年齢の友だち、リーダーの方々と過ごすことで、周りの人達と助け合うことが、結果自分も周りも楽しく過ごすことが出来るという事に気付き始めたと思います。一人っ子のためか、昔は助けを求める事も、また助けを求めている子に気付いてあげることも少なかったのですが、今は出来ない子を手伝ってあげたり、自らリーダーに相談できる様になったところに、成長を感じます。
■神奈川県川崎市Oさん [8組]
 帰りの電車で自発的に意識して座席をつめて座る姿を初めて見ました。今まで親に促されないとしなかったのに……。こんなに早く変化を見せるもの!?と親は驚きでした。
■神奈川県川崎市Kさん [3組]
 兄弟で初めて参加しました。兄より弟である本人は何か心配することもなく「何日でも行ける!!」といった風で。山での虫たちとの出会いを楽しみに出発しました。自分は神奈川からの参加ですが、名古屋から来た友だちもいた!!と遠方の友だちのことを興奮して話していました。「また行きたい!!」「ついせきハイキング楽しかった〜!!」と次回を楽しみにしています。この感想、興奮がすべてだと思います。
■神奈川県川崎市Kさん [3組]
 初めての参加で弟と2人お願いしました。出発が近づくにつれ、緊張と不安……でも弟の手前メソメソするわけにもいかず……バスに乗り込みました。帰って来るまでは当たり前ですが情況も分からずいましたが、グループの子の性格、宿、体験したことを聞き、「あっという間だった〜」と楽しかったからこその感想でした。「今度もあのグループかなあ」とすっかり学校かのように近い存在に感じるほどの友だちになったようです。
■神奈川県横浜市Oさん [E組]
 今までは、なかなかしてくれなかった家の手伝い(そうじ機、家族全員の布団を敷くなど)を、自分から進んでしてくれるようになりました。キャンプへの参加は全く初めてで、自分から行きたいと言うので親も驚いていましたが、貴重な体験をさせてくれて、本当に感謝しています。また本人が希望すれば、ぜひ参加させたいと思います。
■神奈川県横浜市Oさん [6組]
 今回も、バスから降りてきた時の娘の顔が、とても穏やかで自信に満ちているのを見て、グッときました。重たいリュックも夫が持とうとすると、さっと自分の背にしょい歩き出しました。「また登山にする!てっぺんから見た景色がメッチャきれいなんだよー」と。行く前は、登るには何を着て行けばよいか、大丈夫か……と心配していましたが(実際、TELして〜というので事務局にTELしてお尋ねしたくらいです)とても楽しかったようで、ずっと話していました。帰宅してからは、班のお友達の名前や様子、テント張りでペグを打ち込んだこと、今回泊まったのはきれいな所だった、川では去年足がつかなかった所がつくようになった!などなど、大きな声で歌を歌いながら話し続けています。
■神奈川県小田原市Uさん [E組]
 双子なので、小さい頃からいつも双子のもう一人の子と一緒でしたが、アルプス子ども会へ何回か参加することを通して、それぞれが一人でも行動できるようになってきたと思います。今回それぞれが行きたいコースを選んだ結果、ちがうコースへ参加することになりましたが、本人たちがそういう選択をしたこと自体、とても成長したなあと思います。きっと、同じ組に参加していた時から、双子の相方以外の人と、楽しく関われる経験をたくさん積ませてもらっていた結果だと思います。それから、自分の意見をもって、それを言えるようになったことも、アルプスを通してついた力だと思います。
■神奈川県小田原市Uさん [K1組]
 アルプスに参加して帰ってきたあと、いつも「こんなことがすごいって言われた」とか、「オレがこうしたら、うまくいって、みんなも助かったんだよ」というような話をしてくれます。そしてそういう体験が本人の自信になっているようです。きっと息子の一つ一つの行動は小さなことなのだと思いますが、それを「みんなの役に立っているんだよ」というふうにとらえてくれ、本人がメンバーの一員として存在意義を感じられるような関わりをして下さっていることに、とても感謝しています。
■神奈川県藤沢市Wさん [K1組]
 好き嫌いが多い方でしたが、アルプス会から戻ってきたその日から、残さず食べる努力をしている姿が見られます。
■神奈川県座間市Iさん [2組]
 朝ごはんを残さずしっかり食べる様になりました。わからないことや不安なこと、困ったことなど、そのままにしないできちんと聞くことができる様になりました。今回初めて参加させていただきました。きっかけは、娘が「夏休みに習い事などやりたい事はないか?」と聞いたら、「家でのんびりしたい」と答えた事で、私が頭にきてしまったことからです……(笑)いろいろ調べた中から「アルプス子ども会」さんにお世話になろうと決め、娘には、「拒否権はない。ここに行ってこい!」と……。最初は不安になっていましたが、子ども会からのお手紙が届いて、いろいろとやっているうちに「楽しみになってきた!」と言うようになりました。当日は少し不安そうでしたが、写真の笑顔や、ハガキに「お母さんありがとう!」「また来年も行く!!」と書かれていたので、参加させて本当に良かったと思いました。
■神奈川県相模原市Uさん [3組]
 帰宅した日はずっと歌っていました。「テントを自分たちで建てて泊まってきた」とサラリと言いました。都会と田舎の中間の町、集合住宅に生まれ育った子供です。低体温で人見知りだった我が子がたくましく見えた瞬間です。家庭では与えてやれない貴重な体験をありがとうございました。
■神奈川県藤沢市Nさん [S1組]
 小さい頃から落ち着きがなく、本当に悩みのつきない日々でした。頭で考えたこと、目に入って感じたことが、いい事も悪い事も全て口をついて出てしまうので、協調性とか、周囲の空気を読める力が身についてくれたらいいなと願い、この会に参加させていただいています。兄弟ゲンカは絶えませんが、小さい子の面倒見が良くなったのは、間違いなくアルプスのおかげです。ステキな時間やいいお手本となるリーダーさんと共に過ごす時間が、確実に彼を成長させてくれてます。そして憧れのリーダーをやってみたい!!という言葉まで!!実際、部活との両立など難しい課題はありますが、いつかお手伝いできる日がきたら、恩返しができるかなあと夢見ています。
■神奈川県平塚市Mさん [N3組]
 料理を作る事に大変興味を示し、一緒に作ったり食事の手伝いをよくするようになりました。
■神奈川県中郡Iさん [4組]
 みんなでうたった曲の数々、とても楽しかったと、いただいた歌詞カードを大きな紙に書き写し、みんなに手拍子を求めながら大声で歌っています。「情熱のなみだ」「あるこうよ」ギターやりたい!!と、リーダーへのあこがれを持った様子です。
■静岡県三島市Mさん [N3組]
 テレビ、ゲーム、カード三昧の毎日から、自然の中へ、とても刺激的だった様です。帰るなり、ゲームと声にしましたが、言うだけで、一生懸命キャンプの話をしてくれ、遊びも自分で工夫して遊ぶ様になりました。
■静岡県静岡市Oさん [7組]
 とても遠慮がちで、自分から進んで人と関わることがなく、我慢する子です。子ども会の初日は寂しくなり泣いてしまったようです。そんな時も、いつも一人でこっそり泣いていたのですが、今回は気づいてくれた方がいたようで、うれしそうに話してくれました。そして、他の子でも泣いている子がいたので、なぐさめてあげたそうです。助けたり、助けられたり、それでいいんだということを感じてくれたと思います。何よりも、閉会式の時、とても生き生きと、楽しそうに歌を歌い手をたたいていた姿を見て心地よく過ごせる場所だったのだと感じ、ほっとしました。
■静岡県静岡市Oさん [5組]
 1人で新幹線に乗れたこと。勇気をふりしぼることができたこと。毎年「楽しかった!!」と帰ってきます。そして「来年もいく?」ときくと「行かない」と答えるものの、夏前になると「行く」という子ども。勇気をふりしぼった分、今は家にいるのがいいのかもしれません。星がきれいだったこと。たくさん遊んできたことをポツリポツリと話してくれます。ふとした瞬間にキャンプの思い出がでてくるのでしょう。
■静岡県磐田市Aさん [2組]
 親子会→冬の子ども会→春の子ども会と続き、夏も参加させていただきました。回数を重ねる度に、楽しさが増していっているようです。川遊び、テント泊、初めての経験で楽しかったようです。持病で長期に入院していたので、どうしても過保護になりがちでしたが、名古屋駅で名鉄の乗り場を案内所で自分できいたり、少しずつ親をたよらずに動けるようになってきました。
■長野県長野市Tさん [3組]
 初めての参加で大丈夫かな〜と心配していましたが、帰宅するなり「超楽しかった!また行きたい!」と目をキラキラさせて話す姿、嬉しく思いました。親元を離れ、初めてであった人の中でたくさんの経験をし、自信がついたように思います。来年も参加します!
■長野県長野市Tさん [3組]
 「え〜まだ帰りたくなかったのに……」という言葉が、帰ってきてからの第一声でした。「来年はどうするの?」との質問に「行く行く!一人でも絶対に行く!」とのことでした。帰宅後に気付いたのは、語彙が増え、表現力がさらにパワーアップしていたことでした。
■長野県茅野市Iさん [4組]
 もともと夕食の料理のお手伝いをしてくれる子で、野菜など包丁を使って切ることは行っていました。その経験が今回のキャンプで役立ったようで、リーダーの方からのお手紙で、他の子に切り方を教えたり、手付きがとても慣れていて心強かったとお知らせ下さり、親も本人もとてもうれしく、又、自信もついたようでありがたかったです。「料理人になりたい!」という夢もますますふくらみそうです。
■長野県茅野市Iさん [4組]
 関西の子たちの影響が強かったのか、言葉がうつって帰ってきました。自然と使って話しており、キャンプで他地方の子たちと触れ合えたことがうかがえ、ほほえましかったです。あの子はここから来たんだね、この子はここからだーと、地図帳を見て確かめていました。世界がどんどん拡がっていくようで、親としてうれしい限りです。来年も参加する気満々です!
■長野県茅野市Fさん [3組]
 内弁慶で消極的な所のある子なので、行く前は少々心配でした。帰って来た娘のたくましく堂々とした姿と明るい笑顔に、親の方がびっくりしてしまいました。帰りの車の中では、リーダーやお友達の話、キャンプファイヤーで歌った歌を披露してくれて、お土産話がとまることなく、とてもにぎやかでした。それだけ楽しくて仕方なかったようです。帰って来て一週間経ちましたが、毎日何かしらアルプス会での思い出話や歌が出て来ます。「情熱のなみだ」を弟と一緒に歌ってくれます。「キャンプファイヤー楽しかったなあ。」「お母さんといたいから来年は行くか迷っている。」「まんぷくパーティーおいしかったなあ。」そんな娘の話を聞いていると、すごく成長を感じますし、子供にはこういう親と離れてする仲間との体験が大事で必要なことなのだと、実感しています。
■長野県茅野市Fさん [3組]
 笑顔で帰って来てくれたら、と願っていましたが、たくましい姿とはじけるような笑顔で帰って来てくれて、本当に嬉しかったです。「メチャクチャ楽しかった!!来年も行く!」と、たくさんのお土産話をしてくれました。少々内弁慶な姉とはまた違い、心の底から楽しくて楽しくて仕方なかったようです(姉は少しホームシックにかかったようです)。一番良かったことを、「皆で協力してテントをはったこと」と申していました。たくさんの人と協力して何かを作り上げる力、喜びを学んで、一周りも二周りも大きく成長したようです。親のいない生活を体験することは、子供の成長にとても大事なことなのだと実感しました。いろいろ干渉しなくても、むしろ干渉しない方が、子供にとってプラスになる場合があることを発見できたことは、親にとっても大きな成長につながったように感じます。
■長野県北安曇郡Iさん [B組]
 全て自分たちで食事を作ると聞いて、一体何を食べる事になるのか、と思っていましたが(家ではほとんど作った経験がありませんでしたので)、帰ってきて話を聞くと、スパゲッティを作ったり、ピザやロールケーキを作ったり、それも料理男子などと呼ばれ、中心になって作っていたようで驚きました。実はやってみたら結構できたという事で、そんなチャンスを与えてくれたこの会に感謝です。
■岐阜県大垣市Tさん [3組]
 今まで一人でお泊まりしたことがなく、本人よりも親が心配していたが、帰ってくるなり、さめざめと泣いているので「そんなにさみしかったか−」と抱きしめると、「いろはちゃんと離れるのイヤー。もっとおりたいー」と言われ、リーダーさんのやさしさと会のとりこになっていたので、びっくりした。
■岐阜県大垣市Hさん [3組]
 帰ってきてすぐの行動におどろきました。普段の生活では、3兄弟の長女で「いつも私が先、中心」というような雰囲気がありました。でも、帰ってきた日、自分以外の人のお茶も入れ、待っていました。そして、とてもキラキラ輝いて見えました。また、普段よりも多く話してくれました。
■岐阜県飛騨市Kさん [S2組]
 人の行動を見て動くことの多い彼ですが、自ら行動する(仕事)ちょっとした気配りができるようになってきたかなと思います。昨年も参加させていただきましたが、家の子は知的障害があります。でも、できないからさせないのでなく、スタッフの方々に助けてもらい、色々な体験をさせていただきました。それが本人の自信につながり、自慢気に話す彼の成長をうれしく思っています。健常者と同じように色んなことを体験させてもらい感謝しています。障害があるというころで、一人での参加を受け入れてもらえなかったり、親同伴をと言われたり、制限されることがあったりしますが、この会では、色んなこと、体験させていただき、本人の自立の一歩となっています。
■愛知県豊橋市Fさん [D組]
 自分で決める力がついたと思います。中学生になり、部活や宿題の関係で15日コースは無理だと昨年は7日コースでした。今年も当然7日コースだねと言っていましたが、事前にアルプスのお友達3人に手紙を出し、うち一人だけ返事が来た、それがマジョコさんだったのですが、15日に参加するよと書いてあり、本人も急に15日に行きたくなったようです。しばらく悩んで、本人が自分で15日にする!行きたい!と決めました。自分で自分の本当にやりたいことを選択できる人になって欲しいので、うれしい限りです。マジョコさんにも感謝!!
■愛知県岡崎市Sさん [R組]
 特に変わったと言う所はありませんが、帰って来る途中泣きだし??「どうしたのか?」と聞いてみると、「楽しかったから帰りたくない」と。よっぽど楽しかったんだなあと思いました。一人でアルプスの子ども会の歌を大きな声で歌ってきかせてくれたり、今度は冬も行きたいとはりきっています。
■愛知県安城市Aさん [4組]
 発達がゆっくりな分、いつも周りと比べ、落ち込み、自信を失う事が多い子ですが、アルプスから帰ってくると、自信に満ちていて、友達への関わりが積極的になるので、とてもこの「アルプス子ども会」を頼りにしています。今回の夏の子ども会に参加する前に、前回の春の子ども会で一緒だった子が参加するか気になり、まだ字が書けないのに、一生懸命「またあそぼうね」と私が書いた見本をマネて、手紙を書いていました。結局、その子とは夏の子ども会では会えないのですが、それ程強く人と関わりたいという思いを抱いてくれた事がなによりの成長だと思っています。
■愛知県名古屋市Kさん [C組]
 他の子の前で歌ったり、発言したりすることが苦手な子だったのですが、だし物の時にみんなの前で発表したり、声がかれるまでみんなと歌ったという経験ができたことで、少しは自信がついたのかなと思います。家でも、色々な歌を歌ったりして教えてくれました。次はもっと長い期間のものに行きたいと言うので、楽しくすごせたかと思います。
■愛知県名古屋市Mさん [F組]
 自分の意見をしっかり言うことができるようになりました。親も子供の意見をしっかり聞かないといけないなと勉強になりました。
■愛知県名古屋市Bさん [1組]
 もともとさっぱりした性格ですが、昨年アルプスに参加してからますます「何でも自分で決めて動く」ことができるように。自立への道を確実に進んでいるのが親でもわかりたのもしく感じます。昨今、1人で決められず、習い事も何もかも○○ちゃんと一緒……という子が増えています。親も1人では行動できず、依存しあう傾向にあります。そんな親子に限って、何かあると「○○ちゃんのせい」「うちは誘われただけ」など、責任をなすりつけあいます。寂しいことです……。私自身、中学の教員で、中学生を多く見ていますが、“自立”が一番の鍵かな……と痛感します。(高校も友達と決めたり……そしてその縛りから抜け出せず高校でも悩んでいる子がいます)。皆がアルプスの会のように自己責任で人生を切り拓いていけたら、日本はたくましい国になりますね!
■愛知県名古屋市Sさん [1組]
 行き道は「やっぱり行きたくない」「こんな重い荷物持てない……」だった子が軽々と荷物を持ち、「ただいまー。すっごい楽しかった」と満面の笑顔で帰ってきました。帰り道も話が止まらず、一回りどころか百回りくらい大きくなった気がします。今までいろいろな日帰り企画に参加しても、「もう行かない」だった子が、「早すぎるー、もっと泊まりたかった。来年も絶対行く」と言っています。歌がとくによかったようで、「ギターがないからわからない」と言いながら、大声で歌っています。「カナブン」が宝物になり、ずーっと手元に置いています。班の子だけでなく、他の班の子とも友達になれたことが大きな自信になり、「一人でも大丈夫」と思えるようになったことが親としては一番うれしいです。
■愛知県豊田市Sさん [8組]
 学校の事等、聞いても答えなかった息子が、キャンプ後の2日間は少しこちらが質問すれば、次から次へと答えてくれました。歌も踊りも好きではないはずなのに、冊子「カナブン」を持って、私の周りで歌ったり踊ったり……。いつもの息子ではないので私の方がとまどってしまいました。そして一番感激したのは、普段はタンタンとしている息子の心が動いている瞬間を見れた事です。リーダーからのメッセージカードを私が声に出して読むと、背を向けて、よそ事をしていた息子が、ハッとふり返り、目を押さえながら「ママ、涙が出てきた」とかけよってきました。「どんな涙だろう?悲しい?」と聞くと、「悲しいとしたら、友達とさよならしたこと。でも違う気がする。」と、うまく伝えられない様子でした。「いろいろ楽しいことや、初めての経験をしてうれしかったんだね。」と言うと、大きくうなずいていました。私は、キャンプでのいろいろな体験を通して、感動という心も得てきたのだと確信しました。大人数が苦手、皆の輪に入ることが苦手、というのを今回で克服してきたという所まではいきませんが、確実に少しずつ、多くの事を自分のものにしてきてくれたという実感が私にも感じられ、うれしいばかりです。
■愛知県豊田市Rさん [K2組]
 昨年はアルプス子ども会に参加できなかったので、今年の夏の子ども会は、ずっと前からとても楽しみにしていました。ところが、出発の朝に初潮が来てしまい、本人も少しブルーな気持ちになってしまいました。私(母)も、「よりによって今日来るなんて!!」と思いながら慌てて必要な物を荷物に追加しましたが、「お風呂は?寝る時は?川遊びは?」と娘が何も出来ないのではないかと、心配で仕方ありませんでした。集合場所に着いても、あれこれうるさく言う私に「何とかするから大丈夫」と言う娘。家では何もしないのに、親がいないとちゃんと出来るものなのですね。私は9日間ずっと心配していましたが、帰ってきた時も「大丈夫だったよ。リーダーのお姉さんたちに教えてもらったから」と元気な様子に安心しました。自分でよく考え、判断し、行動できるようになってほしいという思いから、アルプス子ども会に参加させていますが、今回は、困ったときに素直に助けを求めるという大切な事も学んで帰ってきたようで、大変嬉しく思っております。
■愛知県知立市Tさん [T3組]
 解散場所で見た息子は疲れて寂しそうな顔をしていました。精一杯楽しんできたのが伝わってきます。普段電車、電気の話題しかしない子ですが、キャンプでは出さなかったらしく「キャンプに夢中だったよー」の一言がとても印象的で、うれしかったです。
■愛知県尾張旭市Sさん [7組]
 今回のキャンプは日程が長く、本人も少し不安を持っての参加でした。親も、不安はありましたが、きっとアルプス子ども会なら楽しんでくるだろうと思い送り出しました。楽しい日々を送ってきてくれれば良い。それだけの思いでしたが、長いキャンプ生活で、新たな力をつけて帰ってくるものですね。下の年少の双子の妹、弟がいるのですが、妹、弟がケンカしていると、2人の言い分を一生懸命聞き、双方が納得するよう仲裁していました。今までは、泣いている方の話を聞く姿だけだったのですが、2人の話を聞く姿を見て、キャンプで得た力なんだろうな……と感じました。「力」となるためには、自分自身もキャンプの中で大いに認めてもらい、受け止めてもらってきたのだろうなと感じました。一人ひとりを大切にしてもらう経験をし、1つ成長したと思います。
■愛知県あま市Mさん [S2組]
 帰宅当日、すぐに自ら“カレーをつくる”と言いだし、自主性が出ました。反抗期ということもあり、なかなか気持ちを家族に表現してくれないのですが、少しではありますが、“〜こんなことがあった、最終日に別れが悲しくて泣いてしまった……”等を話してくれる様になりました。親が決めてきた今回の子ども会でしたので、直前までは、“行かされる”感が多分にありましたが、帰宅……というより解散直後に“また来年も行きたい!”“友達がたくさん出来てその友達と来年も会う約束をしたから!!”と、真剣に頑張っている野球を休んでまで行きたいという姿を見て、不安の中、決めた子ども会ですが、本当に良かったとアルプス子ども会の皆さまに感謝の思いでいっぱいです。
■愛知県海部郡Iさん [S1組]
 勉強をしなくなった。外で遊ぶことが大好きになった。山が好きになった。帰ってきてから、以前は自分のペース、期日を決めて自主学習ができていたことが、一切やらなくなった。そのかわり、時間があれば外へ行ったり、公園やどこかに連れて行って欲しいと言うようになった。
■三重県鈴鹿市Mさん [2組]
 ハンディを持つうちの娘(ダウン症)を参加させてもらって、5年間、本当に本当にありがとうございました。(参加させてもらってという)こういう書き方は、本来おかしいのですが、ハンディを持つ子たちの受け入れ団体が驚くほど少ない……でこぴんさんがお便りに書いてらっしゃった通り……中、自然に出てくる言葉なのです。みんなの中に混ざっていること、そこから生まれる“慣れ感”“あたりまえ感”うまい言葉が見つかりませんが、そんな感覚を身につけてくれたと思います。
■三重県四日市市Oさん [D組]
 生まれつき気管支が弱いので疲れがたまるとすぐのどがダメージをうけてしまう息子です。解散式で歌ってなかったから、終わって心配してたずねてみると、かすれた声で歌いたかったけど、のどが痛かったから歌わなかった、と言います。でも帰りのバスの中で思い出に残っていることをたくさん発表してなかなかマイクを離さなかったとリーダーさんからお聞きしました。最年少であることを心配しつつ、友達との再会・村会議・食事づくり・あまりやらなかった洗濯・自分で提案した「落とし物委員会」の委員長・選択活動の演劇……かすれた声でずっと報告しつづけた帰りの電車でした。息子も娘と同じく冬のやまびこ村に参加する気満々です。10才の誕生日もやまびこ村で迎えるようです。嬉しいやら、寂しいやら、複雑な思いもあるのですが、いろんな刺激をうけて新しい挑戦が山盛りのやまびこ村が大好き!という息子の思いがこれからも大きくなることも期待しています。そして親バカの私は子ども達がリーダーとして活躍する日々が楽しみでなりません。
■三重県松阪市Aさん [2組]
 神経質で、服や顔が汚れることを嫌がる子だったのに、真っ黒泥だらけになって帰ってきたので驚きました。死んだ虫の死骸も平気で触って、嬉しそうです。子ども会に参加させていただいてよかったなと思いました。
■滋賀県大津市Nさん [F組]
 2回目で初やまびこ村。帰ってきたときは、楽しかった!と楽しいことばかりを話していましたが、徐々に、めそめそ泣いてしまったと、けんかしたこと、肝だめしでみんなに迷惑かけたことなども話してくれました。「今から思うと、大声出したらよかったかな?」とか、「……こう言ってしまったけど、それは、ママよかったと思う?」なども振り返っていたり、何かききたいことなどがあると、今までは頭ごなしに「それは、こやろ?」と言っていたのが、「ひとつ質問があるんだけれど、いい?」と一呼吸おけるようになったことは変化です。やまびこ村での話し合いで自分で身につけたんでしょうね。小学4年、学校では少しいじめにあったりして、「出る杭は打たれる」世の中を体感しており、本人なりに悩んでいる時期。アルプスで何かを感じ、これからの人間関係の糧にしていってほしいと思います。F組のすべての仲間のあだ名を覚え、その人その人の性格や特徴を説明し、また来年だれかに会えるかもしれないと楽しみに写真をみてる姿をみて、アルプスはきっと自分が出せる場所なんだとうなと(普段はめそめそなんて人前ではしない子なので)思います。
■滋賀県大津市Oさん [3組]
 高い所や暗い所はもちろん、他の子よりかなりこわがりな息子ですが、今回のキャンプで、崖をロープで登ったり、川へジャンプしたり……。仲間にはげまされて、少し自信がついた様でした。
■滋賀県大津市Oさん [3組]
 家ではあまり歌を歌わない子でしたが、キャンプから帰ってからしばらくは、キャンプで教えてもらった歌を楽しそうに歌っていました。歌いながら、キャンプの思い出に浸っているようでした。
■滋賀県近江八幡市Fさん [K1組]
 今回で3回目の参加となりました。毎年、帰って来た時は「もう、来年はやめておくわ」と言うのですが(理由は、パパとママと離れるのは淋しいかららしいです)、結局、5月頃には「どのコースにしようかな?」と自らコースや内容を確認しています。今年は帰って来て第一声が「中学生リーダーになれるかな?」でした。一人っ子で、いつもはお世話をしてもらってばかり……。今年は小さな子や初めての子にいろいろ教えてあげたそうです。
■京都府城陽市Mさん [T2組]
 行く前から嫌がっていました。帰ってきたら「楽しかった」と言っていましたが、次は行きたくないと言っています。嫌なことがあったわけでなく、今までよりも友達もできたと言っています。何が楽しかったのかを、去年まではあいまいにしか言えなかったのが、今年は誰とどうして楽しかったのか話してくれています。そんなに楽しかったのなら、次も行けばいいのに、と思いますが、本人の中には色々あるのだろうと思って聞いています。
■京都府京都市Hさん [5組]
 わが子に「アルプスのどんなところが好き?」とたずねると、「友達ができるところ」と答えました。「友達を作れる力」は一生もの。それは自分のことを好きになる素になると思ってます。
■京都府宇治市Nさん [2組]
 着替えた服やタオル等が、きちんとたたまれた状態で帰ってきたことにおどろきました。普段の学校の体操服等はぐちゃぐちゃになって、丸めて袋に入っていたのですが、リュックにきっちりつめるためには、きちんとたたまなくてはいけないと思ったのでしょうか。ちなみに靴下も裏返しのままでなく、表にむけて入ってました。おどろきでした。
■京都府長岡京市Oさん [2組]
 まず、目の力というか、目の光が強くなっていた事や、自分の意志を以前にも増して強く持って、迷いなく言い返したり、自分の意見をきっぱり言うようになり、周囲の役に少しでも立つようになった事で自信がついたのかなと感じました。又、自分と他の人との違いを認められるようになったようです。
■奈良県生駒市Nさん [D組]
 今年初めて15日間コースに挑戦致しました。無事日程を終え、帰路の中で様々な出来事を話してくれました。食事は与えられるものでなく、献立から自分たちで作っていくこと。限られた材料で工夫する料理。後片付け……そして次の食事の準備。その活動を通して、いかに自分が日々恵まれて育っているのか、お母さんが毎日作る料理は決して生易しいものではなかったと気付いたよ、と涙を浮かべて語っていました。人が生活していく基本姿勢を学んだようでした。他の地域、異年齢の仲間との交流は、大変貴重な体験となりました。特に幼い頃暮らした埼玉時代の友達と、今回D組で再会出来た喜びはひとしおだった様です。少し仲が良過ぎて、リーダー達のお手を煩わす点を考えると心苦しいですが、何とか15日間を無事終えてほっとしています。<中略>そして念願の天の川も見ることが出来たそうで、良い夏の思い出に加わりました。
■大阪府大阪市Tさん [L組]
 VS4才下の妹だったのが、with妹、になった気がします。“○○いっしょに○○をしようよ”って一緒にあそぶことが多くなりました。一人であそぶ事が好き(他人を合わせるのが嫌い)だった子が、友だち(姉妹)と遊ぶ楽しさを覚えた気がします。
■大阪府摂津市Yさん [8組]
 自分が一番でないと不満だった息子ですが、キャンプへ行って人を思いやる気持ちが少し身についたように思います。帰ってきて、早速、エレベーターに乗った時、今までなら一番に降りていたのに、ボタンを押して最後に降りてきたりと気をつかえるように少しずつなったように思います。
■大阪府高槻市Sさん [9組]
 小4の息子との親子関係、友人関係に日々悩む毎日です。反抗期にも入りつつあるようで、自分のまわりのうまくいったことは自分のおかげ、うまくいかないことは全部周りのせいにして、毎日何かにイライラした感じで、弟や妹に当たったり親にはしかられて泣いたりと、本人にとってはストレスのたまる毎日のようです。そんな息子の状態に親として悩み、人との関わり方や視野を広げること、親とはなれて生活することで家族に対して考える機会はないものか……と考えていたところアルプス子ども会を知りました。結果、すぐには生活の変化を感じることはできませんが、息子の口からは「楽しかった」「また行きたい」と何度も出てきて、アルプスの様子を話す時には本当にうれしそう。そんな息子の表情を長いこと見たことなかった気がします。行かせて良かったです。
■大阪府高槻市Wさん [5組]
 いろんな人との出会いや自然との触れ合いによって、イキイキとした表情になったように思います。歌集を肌身離さず持ち歩き、寝る時も一緒。歌ったり振り付けまでして、とても賑やかです。もともと好きだった歌に磨きがかかったようです。この表情を見れば、楽しかったのがよくわかります。
■大阪府高槻市Kさん [5組]
 すっかり標準語で帰ってきました。そして、「楽しいことがわかった。」と一言。今まで、顔は何もつけずに洗い流すだけでしたが、泡をつけて洗顔するように。行くまでは、プールを習いたいといっていましたが、今では、プールより「冬のアルプス……。」といっています。もう、来年のコースどれにしようか迷っているようです。夜おふとんに入り、2人でアルプスソングを歌ったり、私が教えたり教えられたり。娘がアルプスに参加するという夢がかない感無量です。心配していたアレルギーも、「クリーム一度もぬらなかったよ。」症状も安定していました。「寝袋がつめたくてきもちよかった。」といっていました。アレルギーがあるからとか、障害があるからとか、親が限界を決めないで勇気を出してとこれからも色んな人に声をかけていきたいです。
■大阪府南河内郡Mさん [E組]
 毎年せせらぎ村でしたが、今回は初のやまびこ村参加で、本人も親もワクワクドキドキしながら出発日を待ちました。7日後、迎えに行った時の子どものどや顔は忘れられません(笑)。期間中、国歌(組歌)をリーダーと2人で作ったそうです。「自分の作った歌で組全員が盛り上がった!!」と、みんなが一つになるのに自分が一役かったのだと毎日自慢気に話してくれます。今回はやまびこ村へ、もう高学年なので、自分達で何かをやり遂げるすばらしさ、そして自分も誰かの役に立つ事ができるんだという自信をつけてほしくて参加させました。毎回期待を裏切らないアルプス子ども会が大好きです!!
■大阪府堺市Mさん [V組]
 他の人との深い関わりが苦手だと思っていた我が子が「リーダーになりたい」と言い出したことです。自分の感動や体験をつなげたい、分かち合いたいと思える数日だったのだと思います。その気持ちを持ち続けられる子でいてほしいと願っています。
■和歌山県海南市Wさん [M組]
 長所をみつけてもらい、自信をつけて毎回帰宅します。又、班のリーダー役をまかせてもらい、ハリキって自分の力を発揮しているようですし、安心して“自分”を出せる場を保障して頂いているようで、本当に有難いです。
■兵庫県西宮市Bさん [3組]
 保育所のお泊まり保育でも不安で泣いていたのですが、今回は出発から前を向いていました。帰ってきてから、友達や保育所の先生たちに「子どもだけで3回も泊まってきた」と誇らしげに話をする姿に、たのもしさを感じました。
■兵庫県西宮市Bさん [3組]
 すぐにテレビを見たがったのですが、帰ってきてからあまり言いません。二人で参加したのですが、ときどき二人でアルプス子ども会で教えてもらった歌をうたいます。普段の生活で歌声をきくことがあまりなかったので、新鮮でうれしく思います。
■兵庫県篠山市Mさん [9組]
 「一人で、こんだけお泊まりしたから、もうどこいっても大丈夫やわー。」いままで、一泊二日の泊まりでも、悩んでいた子供が、帰ってから言った言葉です。来年はもっと長いコースに参加したいようです。一人で公園のトイレ等に入るのがニガテで、「ついてきてー、一緒に入ろう」と言われることが多かったですが、この間公園で遊んだあとトイレに行くと、電気もなく、うすぐらいトイレでしたが、一人で入っていきました。
■兵庫県高砂市Nさん [B組]
 不器用ではありますが、人と関わる力は少しずつ身についているようです。学校での野外活動の時に、ごはん作り、テントはり、などアルプス子ども会での経験が役に立ち、自信をもって行動でき、自分に自信がついたようです。弟にも、少し尊敬の目で見てもらえて、うれしそうな顔が見られました。
■鳥取県倉吉市Oさん [S1組]
 人前でハッキリ話すようになった。参観日の際の授業中の発言も活発になり、良くも悪くも図太くなった。
■在アメリカKさん [S1組]
 2回目の参加です。リーダーがとにかく元気いっぱいな事に感動します。コミュニケーション能力が低下する(している)と言われる昨今に、このような自然の中で考え方の違う人と一緒に過ごすことが、大変子ども達の未来への力になると感じます。歴史も長く、初めて子どもをあずける人も安心だと思います。
■在アメリカSさん [7組]
 2度目の子供会、前回より長い日程ということもあり、出発前は少し神経質になっていましたが、とても楽しんで来たらしく、たくさんの報告をしてくれました。荷づくりを自分でやったものの、会の途中まで見つからない物があり、困った時に自分なりの解決をしたと聞き、嬉しかったです。“モノ”が足りなくても何とかなる、最小限の持ち物で暮らせると自覚したのでしょうか(そこは不明ですが)、家に着いて“この家、もの多いね……”と言われてしまいました。“何かに気づく”という貴重な体験をしたようです。
■居住地氏名等不詳 [4組]
 妹に厳しく接していたのが、いいよと譲れるようになった。何事も初めてのことには、怖じ気づいて、いやだいやだと言うが、とても楽しかったようで、知らない子達との活動にも自信がついたようだ。
■居住地氏名等不詳 [9組]
 自分から何かする、考えることを意識するようになった。おもしろくなった。歌をよく歌う。手伝いをしてくれるようになった。「ママの言ってたことがわかっちゃった」と言ってくれました。たった5日間ですごい進歩です!!昨年は初めてで不安そうでしたが、2年目で思いきり楽しむことができたようです。友達がいるっていいね、みんなだれもいいとこもってるんだよ、と話してくれて感動しました。
■居住地氏名等不詳 [9組]
 キャンプの時など自分が役に立てたという実感があったようです。写真の顔が自信が持てた顔になっています。
■居住地氏名等不詳 [大田組]
 キャンプに行くからと一人で体を洗うように教えたら、帰宅後も自分でやると言って実行した。上手には洗えないので、時々手伝うようにします。

    [ページの頭へ]