第37回夏の子ども会
[2011/7/15-8/28]

熱戦タグラグビー 11/08/08 城の下キャンプ場 S2組
事後アンケートより
[Q] これまでの当会へのご参加によって、お子さんのここが変わったとか、こんな力がついたという点がございましたら、なるべく具体的にお書きください。
多数の中から抜粋しました。お便りをお寄せくださいました皆さんに心より御礼申し上げます。実名はイニシャル等に置き換え、また、前後の意味を損ねる部分以外は、いただいた謝辞を省略しています。ご了解ください。居住地順に掲載。
■秋田県由利本荘市 Iさん [5組]
 今回も帰宅後はすごかったですよ!就寝前の布団の上でおしゃべりも歌も踊りも止まらない止まらない……(笑)。それになんだか、男前になった気が(笑)。態度に意思表示、すっかり1人前の様です。
■福島県福島市 Mさん [5組]
 他の地方、地域の異年齢の人との出会いは、子供にとって今までにない素敵な出会となりました。早速、手紙の交換が始まり、うれしそうに返事を書いています。今回参加して視野が広がり、たくましくなったような気がします。
■福島県郡山市 Sさん [F組]
 自分という人間を受け入れてくれて、わかってもらえた様で、のびのびと友達に自分を飾らずに接することができたみたいです。「歌やお祭りで心の底から笑い、大はしゃぎができたんだよ」と歌ってくれた時は、私達も本当に嬉しくなりました。自分に自信をもてたようです。
■福島県郡山市 Sさん [2組]
 他の地域に住んでいる子供たちと接して、世の中は広いんだ!という事を意識するようになりました。ニュースなどを見ている時に「ここは○○が住んでいる所だ!」と話してくれます。
■福島県いわき市 Kさん [5組]
 とにかく楽しかったようです。震災以来、この子のこんなキラキラ輝くような笑顔を見たのは、本当に久しぶりだったと気付きました。心も体もリセットして帰って来てくれたと思います。何ごとも自分から自分でやらないとという気持ちが強くなり、母としては少し口出しするのをやめて、我子を信じて見守っていこうと思っております。
■福島県いわき市 Kさん [N4組]
 意思表示「イエス、ノー」をきっぱりと言えるようになったと思いました。すっきりとした表情で返すのでこちらとしては「イエス」と言ってほしくて聞くことでも「そうなんだ」と気持ちよく受け入れられました。自分の気持ちに自信があるのでしょうか。今までにはない事です。
■茨城県つくば市 Mさん [9組]
 アンケート上では、さもキャンプが気に入らなかったような書き振りですが、実際は、迎えに行って親と会うなり、ずっと、キャンプでのことを話し続けていました。そして、「冬のキャンプは行く。夏のキャンプはもう行かない。」「どうして?」「追跡ハイキングで泥だらけになったから」それは、雨がふったからだよー、と説明しましたが、カレー作りとかくれが作りはとても楽しかったようです。そして、数日たった今では、「来年の夏のキャンプでは〜」と話しています!「今度はおこづかいを持っていく!」と言っています。
■茨城県つくば市 Aさん [M組]
 解散式が終わり、顔を合わせた時の最初の一言が「ただいま」でも「楽しかった」でもなく、「リーダーになる!!」でした(笑)。どれほど楽しかったのか、又、すぐにでも行きたい気持ちなのがよくわかりました。帰路の電車の中では、「何をしたか」よりも「リーダーや仲間の素敵だ&すごいと感じた所」を次々と話し出し、止まりません。最近、クールな感じの中学生になったなぁと感じていましたが、「他者を認める」という大切なことを学んできた姿を嬉しく思います。
■茨城県水戸市 Kさん [3組]
 今回は本人が「どうしても1人で行きたい!(親子ではなく)」というので参加させましたが正直なところ、小2の娘を1人で参加させるのはとても心配でした。1人っ子で甘えん坊の娘なので、きっと泣くだろう……と思っていましたが、親の心配をよそに、とても楽しく5日間を過ごしたようです。帰ってからも歌ったり、踊ったりしています。初参加で、すぐに何かが変わった……ということはありませんが、知らない人達の中に1人で飛び込んで、5日間楽しく過ごした……ということ自体に娘の大きな成長を感じます。長い髪を1人で結べず(「切ったら?」と言ったら、「切りたくない」と言い)、泣きながら家で1人で髪をしばる練習をしていましたが、「夏の子ども会」では少し上のお姉さんに結んでもらったようです。また、1人でシャンプーができないので、まあ……シャンプーはしなくてもなんとかなるか……と思っていましたが、これも少し上のお姉さんがやってくれたそうです。1人っ子の娘にはとてもよい経験だったと思います。また行きたい!!と目を輝かせています。
■茨城県水戸市 Sさん [8組]
 弟がいるのですが、全く面倒をみてくれず、いつもいじめてばかりでしたが、キャンプから帰った後は、弟がグズグズしていると、近寄って「こうすればいいんだよ」と教えている時があり、これも成長かな、と感じています。
■茨城県水戸市 Mさん [5組]
 帰ってくるなり大阪弁を話し(班に2人関西人がいたそう)、ちょっとびっくり!!今まで秋田弁、(茨城)水戸弁と転勤先の言葉に影響されてきましたが、たった5日でそこまで話すかっっと言う程、出てくる言葉が大阪でした。けれど、そうなるだけ班の子達と仲良くなれたんだなぁとうれしく思い、また参加させたいと思います(帰ってきてから元気が無く、泣いてしまいました。すぐにでもまた長野に行きたいと泣くのです。お別れが悲しかったようです)。
■茨城県ひたちなか市 Yさん [9組]
 去年は初めての参加で、楽しかったと言いつつ、さびしかったと話していましたが、今年はバスから降りて私のところへ来るなり、「また行きたい!」と言いました。「自分の意見、言えたんだ」「どこか変わったでしょ?」と自信がついたのか目をキラキラさせて、キャンプ中のことを話してくれました。5日間で、こんなに変化があり、嬉しい限りです。
■栃木県下野市 Kさん [6組]
 特に急に変わった!という点は今のところ見受けられませんが、学校ではあまりクラスのお友達と関わっていないと言われていたので、アルプス子ども会へ行く!と言って来た折は、とても嬉しく思いました。帰宅した後は、歌を歌ったり、「パータリガッパ」を歌いながら踊ったり、リーダーやキャンパーのあだ名を教えてくれたりと、「楽しかった!」が全身から伝わって来て、行かせて良かったと心から感謝しております。迎えに行った折に、閉会式の輪の一番前で歌っている姿を垣間見て、少しずつ育っていって、家族以外の人たちと関わる楽しさを味わってくれればいいなと感じました!
■栃木県那須塩原市 Iさん [4組]
 3.11以来、住んでいる那須塩原市は日々放射能を考えて過ごし、毎日子供は比較的高い線量の中で生活しています。夏休みには近くの川で泳いだり、キャンプを庭でしたりと、那須の自然の中で育ってきた子供にとって今の状況はとても残念です。そんな中でのアルプス子ども会参加だったので、とてもありがたかったです。今の子供達にとって、食べ物でも生活でも放射能を頭から体から離して生活できる貴重な時間でした。初めての参加で兄弟のいないお泊まりも初めてだったので心配していましたが、帰ってくるなり「もっと泊まりたかったー。来年も絶対いくー」と目をかがやかせて言っていてとてもたのもしく感じました。
■群馬県前橋市 Hさん [7組]
 初めて参加するため出発前は少し不安な部分も親子共々ありましたが、帰ってきた娘を見てふきとんでしまいました。帰宅してからはサマーキャンプでいただいた歌集を毎日ひろげて、歌っています。「とても楽しかった。来年もまた行きたい。冬のも行きたい」と本人からお願いされました。自分から「これがやりたい」という自己主張はとても大きな成長です。
■埼玉県川口市 Iさん [5組]
 お土産を買う時に、限られたお金で、家族のお土産を優先したらしく、(本当はどうしようか考え、自分のものを買おうとしていたのですが、リーダーに声を掛けて頂いたそうです)帰ってきて1番に見せたいの!!と話してくれました。今までは、自分のものが先だったのに、びっくりです。又、年下の子が夜泣いた時に話しをしてあげたなど、2年目で成長してるなあと思いました。
■埼玉県戸田市 Oさん [5組]
 あまり多くは望みません。キャンプから帰ってきたときの、生き生きとした表情、仲間について話し出すと止まらない興奮、他にこんな場所が多くあるでしょうか?「変わった」とか「力がついた」とか、子どもが大きくなって困難に直面したとき、実感する問題かもしれません。
■埼玉県戸田市 Sさん [F組]
 2年目にして9日間、しかも今回は姉妹別日程での参加でした。しっかりと自分のことはできると思っていましたが、メッセージカードからも料理をつくり、火の管理をやったりと皆の役に立てていたことがわかりました。バスから降りてきたとき、ぼうしがすごく汚れていたんです。あーいっぱいあそんできたんだなぁとうれしく思いました。
■埼玉県さいたま市 Kさん [K2組]
 初めての、それも一人での参加でしたが楽しい9日間を過ごさせてもらった様です。帰りの車の中では泣いて泣いて話もできない程でしたが、その後落ち着いてからは朗らかなリーダーと気の合うお友達に恵まれて経験した事やお友達の話が尽きることなく……(笑)。家では何でもやってもらっては文句ばかり……でも、アルプスでは全部自分でやらないといけないので「甘えられないから大変だった」との事。でも「大変でもアルプスの方が楽しい!」そうです。考えてみると日常生活は楽で楽しい事ばかり、貴重な経験をさせていただきました。
■埼玉県さいたま市 Mさん [K1組]
 今回が初めての参加でしたので、まだ変化は分かりませんが、帰ったばかりの様子はとても満足した様子で、しかも少し大人びた様子も感じました。スッキリした様子もあり楽しく過ごせたんだなあと普段の生活で感じるストレスから解放された時間を過ごせたんだろうなあというのをとても感じました。
■埼玉県さいたま市 Sさん [E組]
 ひとりっ子なので、特に年下の子との関わりがうまくいかず、3年前にはじめて参加した時はいらいらしたりケンカしたりしていたようですが、今年は少しはムッとしたこともあったようですがその事も理解した上で楽しんでこられたようです。自分達で話しあって決めていく楽しさを感じてきたようです。
■埼玉県草加市 Nさん [M組]
 何年か前に、関西なまりがうつって帰って来たことがありました。地元の友達にわらわれてすごく嫌な思いをした息子と話しをしました。日本国内でも言葉や習慣が違う、世界で考えればもっともっと色々な人が生きていて、自分と違うからってバカにするのはちがうって事がこの時学べたことです。それからは今までより幅広く友達が増えたように思います。
■埼玉県久喜市 Kさん [S1組]
 ダウン症で知的障害があります。顔を見るなり、キャンプでのことを話し始めました。同じ班のメンバーのニックネームも覚えていました。これまで学校の行事などの宿泊ではそんなことはなかったので、班での自分の存在価値を感じとれたのだと思いました。本人の様子から、どんなに楽しかったかがよくわかりました。
■埼玉県川越市 Mさん [10組]
 子どもの変化は、今のところ(2W程度では)具体的に見えてはいませんが、キャンプは楽しかったようです。折にふれ、色々な事を話してくれます。源平合戦のようす、食事のおいしかった事、まんぷくパーティーでたくさん食べた事、おもしろかった人の話などです。楽しかったけど夜、寝る時に寂しいので、来年はもういかないよと本人は言っていますが、楽しいと思ってくれただけでも1年目としては十分だと思っています。行く前は、家族と離れる不安など、まったく考えてなかったようですが行ってみて、家族と過ごす事の安心感や有難さもわかったのでしょうね。これも収穫です。
■埼玉県和光市 Hさん [E組]
 行く前は一人息子なのもあり、してもらうのがあたり前の様なところがありました。ところが、迎えに行くととめどなく喋りだし、本当に楽しかったっと沢山話してくれました。帰りの電車で重い荷物は自分で持ち、ささいな事を助けてあげたら、「ありがとう」という感謝の言葉が出て嬉しかったです。まるでつき物が落ちた様な様子にびっくりしている所です。今年の冬、来年の夏も必ず行きたいと言っています。協力しあったり、感謝する心が育ち嬉しいです。
■埼玉県深谷市 Iさん [8組]
 初めて子供(本人)だけでお金を使い、おみやげを買って来た事。おみやげは全部自分だけの為に使ってしまわず家族の事をかんがえてアメを買って来てくれた事がとってもうれしかったしすごいなと思いました。
■千葉県千葉市 Sさん [6組]
 参加後、元気度が増して話す時、声が大きくなりました。ふざけたり、いたずらが若干増えたように思います。子どもらしさが表現できるようになったのだと思います。日常だと、声を大きく出す機会やじゃれることを制限されてしまっていたなぁと気付きました。
■千葉県流山市 Sさん [6組]
 今まで積極な面はあまりみえなかったが、子ども会への参加を決めた時から、積極的な面が顕著にではじめました。帰宅後は自分の事をしっかり自分でするようになりました。
■千葉県松戸市 Eさん [C組]
 家に帰ってからは、昼ごはん作りなど、材料をそろえておけば積極的に作ってくれるようになりました(昼間仕事で昼は子供達に作ってもらうかお弁当を作っておいておくようにしているのです)。アルプスでやったこと、できたことを発揮できる場を求めるようになってきた感じです。自信もついてきたようです。
■千葉県市川市 Tさん [T3組]
 親から離れる事により自分で困った時、まず自分でどのくらい処理が出来るかを学んだようで、親がすぐ手を出そうとすると、自分で大丈夫、信頼してという言葉が出てくるようになった。
■千葉県船橋市 Iさん [T3組]
 今年はちょっとおもしろいことがありました。学校にあがって以来食欲がすごく出て、最近は太り気味が悩みの種でした。ところが帰って来てから、少し食事の量が減ったのです。アルプスでの食事が適量だったようで、「今まで食べ過ぎてた」と本人も申しておりました。食べたいというのを我慢させるのもと思い食事を出していましたが、思いがけず、今回のキャンプで「適量を知る」という収穫がありました。
■千葉県柏市 Kさん [D組]
 15日間の参加で具体的に変化というのは感じられませんが、ふだんの生活の中で自分の意志をはっきり主張することがみられない(わがままは言っても、周囲へはっきり伝わるようには言えない)ように感じていましたが頂いたメッセージカードには、昨年も今年も意見を伝えようと頑張っている姿が想像できる内容が書かれていて、おどろいています。親が思うよりしっかりしているのかもしれません。思いきり楽しんできた様子で帰りの車の中では1人でずっとしゃべり続けていました。
■千葉県浦安市 Aさん [N4組]
 小1から参加し、今回5回目の夏キャンプに参加させていただきました。少しずつですが、自分に自信が持てるようになったと思います。集合写真の顔つきが年々、良い笑顔になり、本当に行かせて良かったと思っています。また今回は、帰りのバスで食べる黒糖パンを1口分おみやげに持って帰ってきました(何度かリクエストしていたのですが、いつも「おいしいから食べちゃう……」と)。この気持ちが一番うれしかったです。おいしくいただきました。
■千葉県山武市 Nさん [5組]
 今回、初めて参加させて頂きました。知人が1人もいない中に子供を行かせるのは本人にも親にとっても勇気のいることでした。その分、具体的にどう?という変化はありませんが子供自身「1人でも何とかやれる」という自信ができたように思います。来年もコースを変えて参加する予定です。
■東京都港区 Hさん [10組]
 学校ではとても落ち着きがないとご注意を受けることが多く、悩んでおりましたが、キャンプから戻ってから、とても落ち着いて過ごしていました(都会では元気なエネルギーは放出しきれていなかったのだなと思いました)。解散から自宅に戻るまで「つかれた、重い」と一切弱音を吐くことがなく、びっくりいたしました。一番大きく変わった点は、自分からなんでも動くようになったことだと思います。
■東京都文京区 Iさん [D組]
 今回初めて15日間に参加しましたが予想以上にたくましくなって帰ってきて驚きました。生活面での自立だけでなく、対人面でも他人と関わり話し合って物事を決めて実行するという経験が非常に大きかったようです。本当に他では得られない貴重な経験だと思いました。日常生活で縦のつながりがうすくなっている中、心から信頼でき尊敬できるキャンプリーダーや先輩達と出会うことで、自分がどんな大人になりたいか、人としてどう成長していきたいか、といった目標をおぼろげながら語るようになりました。今までにないことで、本当にびっくりしています。親、学校だけでは決して与えられない本物の教育がここにあると思いました。
■東京都文京区 Kさん [8組]
 一人で二つのリュックをきちんと管理し、自分のレインコートを当たり前のようにつかんで帰ってきました。初めての一人でのキャンプ。行く前は親の方が不安でしたが、来年も行きたい?と聞くときっぱり「うん!」と言い、ホッとしました。班員の呼び名も残らず教えてくれ、解散式の歌もよく歌っていました。
■東京都文京区 Mさん [A組]
 ご近所へのあいさつなど、今まで何となく自信なく小さな声でしかできなかったコミュニケーションが、ものおじせずすることができるようになってきたのではと感じます。目の力がしっかりしてきたという気もします。コミュニケーションのしかたに自信がでてきた感じです。
■東京都足立区 Nさん [E組]
 せせらぎ村、そよかぜ村に続きアルプス4回目にして初めてのやまびこ村でした。先天性の難聴があり聞こえにくいこともあり、どうしても積極的にお友だちを作ることが苦手です。年長、小学1年くらいまではそれでも楽しく参加していましたが昨年は小学3年生で他のお友だちとちがって、補聴器をつけていることとか会話がスムーズにいかず相手に聞いてもらえなくなったりしたことを気にしてか、帰ってくるなりもう行かない……と言っていました。今回何でも子どもたちで話しあってキャンプをすすめていくやまびこ村に、しかも一週間もと思いましたが、修行のつもり(笑)でいかせました。でも半ベソで帰ってきた前回とちがい、写真を見せて誰がうでずもうが強いだとか川でトマトやキュウリをゲットしただとかたくさん話してくれて、とても楽しかった様です。今回初めてお友だちから住所を聞かれたらしくびっくりして住所を忘れてしまい教えられなかったといっていました。オレ耳わるいから上手く話できないし……といっていた息子がやまびこ村に行ったことで伝えようと思えば何とかなる!!と思ってくれたことで行かせてよかったと心より思っています。
■東京都江戸川区 Kさん [5組]
 自分が楽しむだけでなく、家族の事を考えて、はがきを書いてみたり、弟にお土産を買ってきたりという姿が見られました。いつもはすぐにゲームやテレビにむかいがちですが、本人が自ら「せっかく自然な所から帰って来たのだから」とキャンプの余韻を楽しんでいました。
■東京都江戸川区 Hさん [E組]
 子ども会を本当に楽しみにしています。発言したことをやった事が認められているようで、「子ども会は、ボクが話すこと聞いてくれるから楽しい」と言っています。
■東京都江戸川区 Cさん [N1組]
 回数を重ねるごとに、不安もなくなり、仲間とのつき合い方、とけ込み方もうまくなり楽しんで過ごせるようになりました。アルプスの友達は、一夏だけの仲間かもしれませんが、限られた短い日数でも、信頼関係ができることは、自信につながると思います。上の子とは違い、ここはイヤ、これがいいと自分で参加コースも決めて毎年、今年が一番と帰ってきます。自分で考えて行動することができるようになったと思います。
■東京都江東区 Tさん [3組]
 最初の参加の時は、とても不安(私が)でしたが、とっても楽しく帰宅する娘を見て、パンツを毎日変えない事や、服が丸めてあることは、生きるのにあまり重要ではないと思いました。親とは違う価値観の中で過ごす事は、(近年は核家族ですし)本当に大切な事と思います。
■東京都江東区 Mさん [4組]
 帰りの電車でキャンプが終わってしまったのが悲しかったらしくタオルで顔を押さえ泣いていました。私はそこまで楽しんできてくれたなんて感激を通り越しびっくりでした。帰っておやつを食べながら「オレ、塾やめる。キャンプのリーダーになる」と言い出し本当に塾をやめてしまいました。
■東京都江東区 Hさん [L組]
 これまで子供どうしで遊んでいる際、親がケンカにならないように促してしまったりトラブルが起こった時もつい介入してしまっていましたが、キャンプから戻った娘が「お友達とケンカしちゃった。でもすぐに仲良くなっちゃったんだよ!」と話してくれ、友達との関わり方も学んだのだと感じました。のんびりマイペースだった娘ですが、キャンプ中にリーダーの方々やお友達の様子に刺激を受けたのか、外出時等妹に「ちゃんと前を見て歩かないと迷子になっちゃうよ!」と声掛けをしていたり生活面でもすすんで自分のことをするようになり、以前より頼もしくなりました。
■東京都品川区 Tさん [5組]
 様々なこと(全部の場面と言ってもいいです)について不安を抱き、「こんな時どうしたらよい?」「こうなったら?」などなど疑問について解決策をたずね、「こうしたら」「リーダーに聞きなさい」……一つ一つ話して、納得した上での参加でした。とても慎重な性格なので、頭の中で予行演習をして、実際のキャンプ場では、面白かったこともあり、つまらなかったこともあったとのことでした。イメージトレーニングのおかげで(?)生活面では全く困った場面はなかったが、夜には寂しくてたまらずに二晩泣いたとのことでした。何が変わったか?特別何もかわってはいませんし、来年は参加しないとも話しています。泣いたことで、面倒をみてくれたリーダーに迷惑をかけたことを気にしており、次回参加するならば、迷惑をかけない自分で参加したいとの気持ちだそうです。親としては、そのような決意を持てたことがステップアップへの第一歩かなと思います。楽しく面白いことも、つまらなく心細いことも、様々な感情を経験出来る場で過ごすことが目的の一つでありその行程をやり終えたことに自信を持って欲しいと思っています。もちろん大なり小なり本人もそう思えているようです。毎年参加できるかはわかりませんが、長く、アルプス子ども会と関わっていきたいと思っております。
■東京都大田区 Mさん [10組]
 色々な面でたくましさを感じられるようになりました。具体的には小さなことにこだわらない、どこでも寝られる、誰にでも寛容……などです。とことんアルプスで遊びを追及していただけるので、遊びのプロのようになってきました。住んでいるのは東京ですが、学校行事、放課後の遊びなど、小さな遊びの場面でも、どこまでもおもしろさを追及しようとする姿勢には子供の生命の源のようなものを感じます(大げさですが)。今回も満足して帰ってきました。
■東京都大田区 Oさん [2組]
 東京に帰ってきたとたん、「アルプスは楽しかった。ビルやたてものをぶっこわして山や川を作って緑をたくさんにしたい!」とさけんでいました。大自然に包まれて4日間くらいしか生活していないのですが、都会の生活にはないものをたくさん感じてきたのでしょう。班長になったのも自分からやりたい!と言ったそうで学校ではそんなことは一度もないのでびっくりしました。
■東京都大田区 Hさん [大組]
 言われなくても、すすんで行うようになったことは想定範囲内で期待通りでしたが、それ以上に、自分で判断して、いつも言われていること以上のことができるようになりました!例えば、朝の着替えだけでなく、保育園の持ち物の準備をやっていたり、金魚が死んでしまったら、自分でスコップを出して来て埋葬しました。おどろきです。
■東京都大田区 Tさん [大組]
 初めての参加で、知らない人の間で、親とはじめて離れての3泊……と心配しましたが、いろいろな子と仲よくなることができ、ホームシックにもならずに「ものすごく楽しかった!」とニコニコ帰ってきて、とても元気いっぱいでおどろき、たのもしく思いました。いろいろな歌の歌詞を覚えていたり、「ごはんぐんだんは朝早くおきて野菜を収穫したりお肉をとどけてもらってるんだって」と、大人の説明もよーく聞いていたんだな……と感じました。
■東京都渋谷区 Sさん [3組]
 普段は通学や習い事に追われる毎日を送っているので、自然の中で数日間を過ごせたことが良いリフレッシュになったようです。もともと細かい事にこだわらないおおらかな性格ですが、雨の中の登山やテント泊などのワイルド(?)な経験を乗り越えたことが自信につながっているように感じます。「来年はニックネームを○○に変えようかな〜」などと言っているので、とても楽しく過ごせたのだなあと思います。
■東京都渋谷区 Yさん [E組]
 小2から参加させて今年(小6)初めて自ら「行きたい。」と言い帰って来て初めて「楽しかった!友達が出来た!」と笑顔で感想を伝えてくれました。軽度発達障害があり、知的に遅れはありませんが、皆と同じ事が出来ず、学校内で認められる事が少なく、自尊感情が低下していました。このキャンプで友達に認められ、頼られる喜びを知ったようです。集団行動が苦手な息子が、「すいらいかんじょ」が気に入り帰宅後友達6人集めてやりたい!小学校のクラス遊びでやれるようクラスの皆に言ってみる!と言った時は、夫婦で涙してしまいました。勿論、参加時の班のメンバーの相性もあるとは思いますが、次回苦手な子と一緒になっても、個性を認め合い、たくましく、楽しく参加してくると信じています。
■東京都目黒区 Tさん [7組]
 集合場所へ向かう時には大きな重いリュックを母が持ってやりました。そして解散から家へ帰るまで一度も「持って」と言わずに背負ってきました。聞けば、まきや水、ねぶくろなどもっと重い物を背負って登山したとのこと。それだけでも、成長したなあ、強くなったなあと感じると同時に、今までついつい、できることにも手助けしてしまってきたことを反省しました。
■東京都世田谷区 Kさん [8組]
 初めての事ばかりのキャンプ……親からこんなに離れるのも何もかもが初めての事。発達に障害を持つ我が子には負担がありすぎるのでは?リーダーさんや他のお子さんにご迷惑をおかけするのでは?色々悩み、心配しての申込みでギリギリまでまよいました。当初、発達障害児向けの他キャンプを検討していたのですがアルプス子ども会の「1人の例外もなく支え守り合う関係」という言葉に共感してしまいました!私の理想でした。障害があるから……とその枠だけに囲わせたくない。世の中ってとっても広く色々な人がいる事を体感して欲しい。パンフレットを頂いて「行かせたい!!」という気持ちが増す反面、知らない人ばかりの中で息子がどれだけご迷惑おかけするか……マイペースで何でも「出来ない!」と言ってやりたがらず自分の世界に入りがちで……1つ1つ指示しないと(何回も!)先に進めない息子です。ただ、年齢とともにカメの歩みですが出来る事も増え、親の私が思っている以上に実は出来る力、考える力をつけているのをたまに感じています。療育などに行くと「スモールステップで成功体験を増やして行く事が大切」と良く言われるのですが、その言葉を意識しすぎて失敗させないようにと先まわりしすぎていたように思います。どんな子供にも可能性があり、力を持っている。私がそばにいる事で息子も甘えてしまう所もあるし、ご面倒をおかけするのを承知で参加させました。不在の間は、1日に何回も日程表を見ては、「今はこんな事してるのか……ちゃんとキャンプの準備できたかな?眠れたかな?」と気にしてばかりでした。帰宅日、バスから降りてきた息子の顔は満面の笑顔でした!帰宅してうれしい?のもあるのかもしれませんが充実した、たくましい笑顔に私には見えました。帰り道には沢山話してくれました。ビー玉を焚き火で焼いた事・オニヤンマを見つけた事・寝袋ではイモ虫みたいになって寝た事・夜の森探検、怖くて「もう帰ろう!!」って泣いた事・体も髪も1人で洗った事・歯みがき粉忘れちゃった等々。いつも以上に自分からどんどん話してくれ、私も主人もビックリして顔を見合わせました。帰ってからもちょこちょこ話してくれ、生活の場面でも、自分から「手伝ってあげる」と言ったり、私が何も言わないのに気づいてやってくれたり……。朝には6:00ピッタリにさわやかに起きてきます!と言っても一週間程でいつもと一緒に戻りましたが……。ただやっぱりさみしかった様で夜、寝る時は私の所へ来て、「ママと一緒に寝るのがサイコーッ!」と抱きついてきます。「また行く?」の質問には「う〜ん……行ってもいいけど知らない人ばかりだしナー」の答え。最初は「楽しかった!!」と言ってたのも、アンケートを書く頃には「もう行かない……」「全部楽しくなかった」とつまらなかったに丸してますが本当は楽しかった様です……。私としては「来年も是非!!」と思っています……。アルプス子ども会での5日間はとても貴重な経験になったのは確かです!!
■東京都世田谷区 Uさん [大組]
 写真の笑顔が本当に楽しそうで子どもらしい表情をしていて、自由に解放されてすごしていたのだなと感じました。家庭では、目がゆきとどいてしまい過干渉になりがち。本当の子どもらしさを思い出したような気がしました。
■東京都中野区 Eさん [10組]
 特に変わったことはありませんが、4泊5日、親と離れ、知っている友人もいない中、初めて出会ったともだちと過ごした、楽しむことができたということは自信につながっていると思います。2週間経った今も、アルプスの食事はおいしかったなぁ〜!アルプス(しぶき荘)のお風呂は気持ちよかったなぁ〜。追跡ハイキングたのしかったなぁ〜と楽しかった思い出にひたっています!
■東京都杉並区 Sさん [N2組]
 今回、中学生リーダーの方から、「来年の秋、中高生リーダーの誘いがくるよ」と言われ、誘ってもらったようです。又、昨年、一緒に志賀高原のスキーキャンプに参加していた中学生の女の子が、リーダーになっているのを見てきました。そのような事から「リーダーになってみたいな」という気持ちが芽生えたようです。普段から小さい子の面倒をみたりする事は得意で、ただ、人の上に立ったり、「〜長」とつくことに関しては苦手で、逃げてまわっていました。ですから、親としては、アルプスの中高生リーダーになって、頑張ってくれたら……という期待をしていたのです。今回、自分から「リーダーになってみたい」と言ってきたのは大きな進歩です。来年秋、是非、中高生リーダーに応募して、合格できたら、いいなと思っています。
■東京都杉並区 Sさん [3組]
 行くまでは、あまり乗り気ではなかったのですが……。今回は、とても楽しかったようで、「来年も行く!!」と目を輝かせていました。いつもは、ホームシックの方が勝っていたようですが、今回は楽しさの方が勝っていたようです。特に、3年生から、源平合戦のすいらいかんじょに参加できるようになったことが1番大きかったようです。又、リーダーからのメッセージカードに、「めんどうみがよくて、はなは、とてもたよりになりました。」と書いてありました。家では下の子であり、皆に面倒をみてもらうばかりの娘でしたので……。外に出て、頑張ってきたことが、親としても嬉しい限りです。
■東京都杉並区 Wさん [R組]
 自分のやりたいことを実現する為に「交渉する、何とかやりくりする」ことを覚えたように思います。TVゲームがやりたい、でもダメと言われる→なんとか交渉しよう。そういう風に変わりました。以前は、どうせダメと言われるからと最初からあきらめていました。
■東京都杉並区 Kさん [4組]
 一人での参加がとても不安だったようですが、友達もできて、自信がついたと思います。帰ってしばらくは、「オニヤンマ」(編註:今回のオリジナルソング歌集のタイトル)を持ち歩き、アルプスソングを口ずさみ、良い表情ですごしていました。又、ご飯の一品を「ぼくが作る」とすすんで手伝ってくれることもあります。旅の身支度も自分の分は全部自分一人でできるようになりました。
■東京都板橋区 Iさん [5組]
 前回もう行かない。と言い切ったのにやっぱり行くと言い出しました。家族とべったりいるよりも楽しい仲間との触れ合いもあるとわかってきたのだと思います。
■東京都練馬区 Aさん [R組]
 2回目の参加だったので、不安感なく過ごせたようです。参加前日にあわててマッチの練習をしたのですが、火おこしの場面などで役立ったようで、自信をつけてきました。帰宅してひと休みのあと、自分から汚れた軍手や靴を洗いだしました。今までは親に言われて渋々?だったのに……、キャンプの余韻か、やる気が続いているようでした。翌日は料理コースで習った「おやき」を作り、ごちそうしてくれました。自分でできること人のためにできることが、増えて頼もしく感じました。
■東京都武蔵野市 Sさん [10組]
 今年のお手紙は、これまでの「こんなことをしたね」だけの手紙ではなく、団体生活の中での子どもの良かった点を書いて下さっていて、とてもありがたいと思いました。それは、子どもからの話では判らないことも多く、本人にとっても具体的だったので尚更とても自信につながる言葉だったと思いました。(子どもがやったことが班にとってどのように助かったかを書いて頂いていました)是非、今後もこのようなメッセージカードを続けて頂ければと思います。
■東京都府中市 Hさん [9組]
 これまでに他の団体のキャンプに何度も参加経験がありますが、アルプスは初めての参加でした。本人曰わく「それぞれの楽しさがある」そうなのですが、今回帰ってきてとても眼が澄んでいたのが印象的でした。雨天でのテントキャンプも過去に経験し、ドロドロの帰宅もありました。音楽教室のミュージックキャンプにも参加しました。ですが、足場の悪い中助け合って進んだ追跡ハイクや、ミュージックキャンプ以上に歌に包まれた生活。アルプスでの経験は今まで以上の満足感を与えてくれたようで、帰宅後の娘の態度がとても穏やかです。
■東京都国分寺市 Hさん [4組]
 生活習慣のメリハリを、自分でつけられるようになった気がします。ごはんの仕度や、お風呂の準備など、ひとこと声をかけると素直に返事をしてスムーズに用意してくれるようになりました。
■東京都西東京市 Eさん [6組]
 去年の夏のキャンプに初めて参加して以来、2回目です。去年できたお友達や班のリーダーが居るかなととてもルンルンで出かけていきました。ただ、まだ甘えん坊のところがあり、バスで出発するときは表情が硬く……でした。キャンプ中は天気が今ひとつのようで、親も毎日のように天気予報をチェックしたり、今頃、こんな事してるのかな〜とソワソワでした。今回は、妹も同じグループで参加していたので、家は、すっかり静かに、ちょっぴり淋しかった父、母でした。迎えに行き、帰ってきた顔を見た時は、ホッとすると共に、顔つきが少し男っぽくなったような気がしました。班のリーダーさん(リンスさん)や、グループで仲良くなったお友達と別れを惜しんでいるのがすごく印象的でした。家や学校では、そんなに感情をあらわにしたり、大騒ぎをしたりする方ではないのですが、班ではお笑い担当で、おちゃらけていたと聞き、あ〜、そんな一面もあるんだなと、新しい発見でした。帰ってきてから、声が大きくなった気がします。近所の人にも大きな声で挨拶したり、自分を出せるようになったな〜と時々感じます。
■東京都日野市 Oさん [7組]
 帰って来るなりキャンプリーダーは中学生から出来るんだって!僕やってみたい!一番うれしかった言葉です。
■東京都八王子市 Iさん [K2組]
 はずかしくて、人とおしゃべりすることが苦手ですが、1年前にキャンプに参加してから「はずかしがりやの自分」という自分に、自信が持てているように感じます。具体的には「ここまでは、自分を出していこう」とか「ここはちょっと引いておこう」という、本人の意思表示がはっきりしてきました。又、同じ班の女の子とは仲良くできたようで、他の土地から来ている事やそこでの暮らしの話しをずっと楽しそうに語っていました。自分だけの秘密になったようです。
■東京都八王子市 Mさん [6組]
 『出し物大会で大きな声で歌っていた』←信じられない!!
■東京都八王子市 Mさん [8組]
 「野菜を食べた」といばっております。野菜ギライがなおっているとよいのですが(苦笑)。
■東京都町田市 Tさん [N3組]
 昨年に比べて、大分友だち作りがうまくなったから安心して送り出したのですが、予想通り班内のほとんどの子と仲良くなり、他班にも仲良しの子ができたそうです。大進化とはいきませんが、少しずつ人間としての幅を広げていく、貴重な経験だったと思います。「自分で決めて行動する」が次の目標かと思います(次はやまびこ村♪)。
■神奈川県川崎市 Nさん [6組]
 受動的から能動的になったと思います。最初は自分を楽しませてくれる場所に行く(それはそれで良いのですが)という感じでしたが、今では参加して色々な子と会えるのが楽しい、つりをするのが楽しい、自ら大声で歌うのが楽しい、キャンプなどの準備を頑張るのが楽しいと、とても積極的に楽しめるようになりました。今回一番の驚きは、初めて「ぼくもリーダーになってみたいな」と言ったことです。
■神奈川県川崎市 Kさん [K1組]
 昨年の夏に初参加してから歌うことが好きになり、学校の先生にも「歌っている時の表情が良くなったね」とほめられたらしく、今年は合唱団に入ってしまいました。朝練、放課後練習がありますが、本人は楽しんでいるようです。子どもが何かに打ち込む姿を見るのは親としても嬉しいものです。
■神奈川県横浜市 Kさん [E組]
 今回初めて参加させていただきました。少しでも自信をつけてたくましくなってもらいたくて、一人での参加にしました。初めての長いキャンプ、初めてのお友達、たくさんの初体験をして、「すっごく楽しかった!!」と満面の笑みで帰ってきました。学校のことはあまり話さない子なのに、アルプスのことは帰りの電車の中からずと話してくれています。念願の川あそびや基地作り、源平合戦をお友達と出来たことは、大満足のようでした。そして、リーダーの絵が上手で憧れたこと、ギターが格好よかったこと、村の最後にはみんなで泣いたこと。帰ってから「オニヤンマ」(編註:歌集のタイトル)を見ながら歌ったり、踊ったりして、見せてくれています。帰りを待っていた弟にも優しく接してくれて……。自信をつけて、心が柔らかく、素直になって帰ってきたようで、嬉しいかぎりです。せせらぎ村はしぶき荘がきれいだからすごくいいんだけど、山ろく荘はしぶいけど……やっぱり自分たちでやりたいことが決められるやまびこ村に来年も行きたい!!と今から宣言しています。
■神奈川県横浜市 Nさん [3組]
 キャンプに行ってみたいという気持ちとともに、全く知らない子たちの中で、仲良く過ごせるだろうか、という不安もあったようです。帰ってきて自信にあふれた表情を見て、充実していたことが判りました。帰ってきてから、荷物の後かたづけが言われなくても、あっという間に出来ていて……。これも、アルプス効果でしょうか?他はいつも通り、自由に楽しく、時々キャンプの友だちのことを話してくれたりして、過ごしています。

■神奈川県横須賀市 Kさん [3組]
 初めて4泊5日親と離れて過ごし、さびしかったそうですが、自信になった様子です。参加前は、初めての子と友達になれるか心配していましたが、お友だちになった子のあだ名を沢山教えてくれました。普段は、どろんこになるのを嫌がり、少し汚れるだけでも嫌がるのですが、キャンプから帰宅した際、「くつもズボンもどろんこだよ!」と楽しそうにどろんこになったエピソードを話してくれて、自然の中で楽しむ体験ができたのだと嬉しく思いました。子供の時の体験1つ1つがその子の財産になると思います。
■神奈川県相模原市 Yさん [9組]
 長いこと一人っ子だったり、発達障害のグレーゾーンということもありなんでも一人占めしたがる傾向がありました。帰宅する途中、話の随所に「班のみんな」という言葉を聞くことができ、とても良い環境で周囲の人に支えられ、支えあい過ごしたということがよくわかりました。解散時も何人ものお友達に声をかけ「またな!!」と言っている姿を見て、いつもバイバイすらロクに言わない息子が成長しているなあ……と嬉しくなりました。
■静岡県富士宮市 Sさん [6組]
 送迎を依頼し、初めて一人で新幹線に乗りました。帰ってきた時に、「一人で行ってこれた!」と達成感と喜びに溢れた顔で、誇らしげに言いました。やればできるという自信がついたと思います。
■長野県長野市 Kさん [D組]
 親と離れて自分ひとりで身の回りのことをしてみて自信がついたと思う。洗たくもおふろも入ったのにパンツを15日間替えなかったと言うので驚きました。大笑いしました!!
■長野県諏訪市 Nさん [4組]
 今まで、「どっちでもいい」とよく言っていたのですが、アルプスから帰ってきてからはっきりと「イヤ」や「こっちがいい」と言うようになりました。学校の先生から「いい子ちゃんを頑張りすぎている」と言われていたので、いつも周りにあわせてつかれていた様子だったのですが、自分の意見がすこしでも言えるようになって良かったと思います。
■岐阜県多治見市 Sさん [7組]
 行く気まんまんで応募しましたが、いざ出発日が近づくと不安で涙したり……でした。行きのバスでは、あきらめて乗りこみましたが、帰宅する時は、すっかり別人の様に元気一杯でした。班の子と仲良くなれたこと、自分の意見が(2年生なのに!)受け入れてもらえたこと、字をほめてもらえたことなど、とても嬉しそうに話してくれました。他の人に受け入れてもらえた経験は、自信につながると私は思っています。この夏も又一まわり大きくなることができたようです。
■愛知県豊橋市 Hさん [7組]
 近所の小さな子ども達と遊んであげる姿が見られること、基本的に人に対して好意的に接する姿を見ると、アルプスでの体験が大きいのでは?と思います。逆に、中学の先生に理不尽な押しつけをされて反発する気持ちが大きいです。親としてはたくましく思っています。学校が正しいとは思っていないので。
■愛知県名古屋市 Yさん [10組]
 劇的に変わったところはなく、やっぱりワガママで呑気な息子ですが、帰宅後の彼の安定ぶりや知り合った方々のお話をしている顔を見ていると、彼らしくいられたのかなと感じます。まだ1、2回の参加で変化できる子だなどというタイプではない息子ですが、人との出会いやつながりが自分の財産になるということや、自分らしさと相手を思う心の両立の難しさと喜びを、経験しながら学んでほしいと思っています。
■愛知県名古屋市 Mさん [B組]
 9日間、家族と離れていても、お友達がたくさんて、全然寂しさを感じなかったそうです。1人でも大丈夫という自立心が芽生えたようです。1人で参加すると今までのような甘えが効かないためか、食べられなかった野菜(なすやピーマン)が、食べられるようになったり、家でも自分の皿(自分の分だけですが……)を積極的に洗うようになりました。今でも、突然、思い出したようにキャンプでの出来事を話しだします。ゲームのルール説明など、こちらが理解できないでいるとよく怒られます。そのぐらい楽しかったそうです。
■愛知県名古屋市 Mさん [K2組]
 今まで、話しが伝わらなかった時、もう1度聞き直すと「もういい」とか「わからない」とかすぐにあきらめたが、キャンプから帰った後は、最初に話した方法ではなく、ちがう方向から話しが出来るようになりました。今回みんなで協力し合うK2に行かせて本当に良かったと思いました。
■愛知県名古屋市 Aさん [5組]
 大阪ってどこ?東京ってどこなど聞いてくるようになり世界が広がったと思います。友だちは学校の中だけという考えから変わったと思います。
■愛知県名古屋市 Yさん [V組]
 出発式、また泣きそうになってしまいました、私が。油断すると涙がこぼれそうになってしまう。ゲームにはうわの空で私を不安そうに見つめる息子。やっぱり親子です。「笑顔で送り出さなくちゃ、きっと成長して帰ってくる」と息子を信じバスが見えなくなるまで見送りました。お迎えの日少し前に着きバスを見ていると笑顔で手を振っている息子が見えまず一安心。幼稚園の頃から園の様子を殆ど話さず今に至る息子がパータリ川の源流探しで小枝につかまったところ折れてしまいさわがにさんに助けて頂いた事、その他多くのお土産話をしてくれました。ただ楽しかっただけでなく人とのつながりも感じた様です。集合場所に向かう時リュックが重いのでカートに乗せていったのですが私がカートを押し、かさと水筒のみ持っていた息子が帰りには重いリュックを1人でしょって歩いていた事も大きな成長だと感じています。
■愛知県名古屋市 Aさん [3組]
 初めての場所や人に対してあまり不安を持たないような気がします。上の子もそうですが、どこへ行っても「すぐ友だちになれるから大丈夫。」と自信があるようです。姉妹とも特定の友だちについて執着がなく、誰とでもうまくやり、女子特有のグループに固まらず、一人だけでも自分の気持ちに従って自由に人付き合いをしているようです(元から二人ともそういうタイプなのか……?わかりませんが)。
■愛知県名古屋市 Iさん [E組]
 夏の子ども会4回目の参加でしたが、今回は初めて7日間コース、しかも後半2日間は班で相談して決めるコース、ということで、行く前からとても楽しみにしていました。大好きな創作活動(アスレチック作り)をたくさんして、オリジナルソング(E組だけの)を作って、今までの中で一番楽しかった!!と言って帰って来ました。家では1つ違いの姉に頼りよくけんかもしていますが、アルプスから帰って来ると、2人でアルプスの歌を歌って盛り上がったり、お互いの班の話をどちらも自慢気に話したりしていてほほえましい限りです。甘えん坊のところがあり、7日間も離れていて大丈夫かなと思いましたが、淋しくなることもなくあっという間だったようで、次は9日間にも行きたい!と言っています。今後が楽しみです。
■愛知県名古屋市 Iさん [C組]
 初めてのキャンプで9日間は長いかなと心配していたのですが娘にとっては夢の様な楽しい日々になった様です。来年も参加したいと言うので、そんなに楽しいなら15日間もあるよと言うとNOの返事。理由を聞いて驚きました。9日間で友達との別れがこんなに悲しいのに15日間もし一緒にいたら楽しすぎて別れが悲しくなるのでたえられないと思うからと言うのです(最後のキャンプファイヤーの時泣いてしまったと言っていました)。子育てをしてきてこんな感想をはじめて聞きました。それほどこの9日間で良き仲間達と出会い意味深い日々を過ごせたのだろうと知ることができました。又やまびこ村の土の感触、水や空気のおいしさも学びになった様です。娘がこんなに心から満たされた時間を過ごしていたのだと思うととてもうれしくも、うらやましくも!?あります。
■愛知県豊明市 Mさん [N3組]
 一人で泊まる事にとても不安で行く日の朝、やっぱり行くと言わなければ良かったと泣いていた程でしたが、帰ってきた時には何ともなかったとケロッとした様子でした。又、アルプスで協力する事が大事だと分かったとも言っていました。川でおぼれるかと思ったけど助けてもらった、山登りが大変だった、雨の中テントはムシムシしたなど、いろいろ身体で感じた様子。家でダラダラとしたり相変わらずの生活に戻っていますが、時々発言する言葉の中に、行かせて良かったと思う事があります。又行きたい!と言っています。
■愛知県豊田市 Iさん [6組]
 挑戦するようになりました。それまでは、最初から手を出さないし、どれだけ言っても断っていたのが、声をかければ試してみるようになりました。少し食も細いのですが「ごはんがおいしい」と食べるようになりました。
■愛知県豊田市 Iさん [6組]
 いつもは末子とケンカをよくするのですが、小さい子に優しくする事を学んできたようで、少し、優しくなりました。食後の食器を出す時、「お願いします」と言ってました。他の人にやってもらっているんだと気づいたんだと思います。感謝できる子になりました。
■三重県四日市 Oさん [E組]
 いつも解散式を見ると、どれくらい楽しんできたのかの一端が垣間見えするのですが今回は解散式が終わると娘・息子が走ってスペースのあいている場所へ移動し同じようにリーダー2人と他の数名の子ども達が移動し円陣になるやいなや突然大声で歌って踊り出したので驚きのあまり固まってしまいました(すぐ笑顔になりましたが)。ひととおり歌が終わって満足気なみんなの表情をみてどれだけ素敵な時間をすごしてきたのか、今からたくさんのお土産話をきけることに親として嬉しくも思いました。子どもの経験値は親と関わることだけでは上がりません。親として出来る限り与えられることは与えてあげたいと思いますが、アルプスですごしてくるような時間はとうてい親の力だけでは与えられることではありません。学校生活、習い事での友達とは全く違うつながりが得られることも貴重な経験であると思います。来年から中学生なので部活と勉強とアルプスの時間をうまく計画的にすごせるよう頭を悩ませるかと思いますが、もうすでに来夏はやまびこ村15日間コースに行く気満々です。アルプス3年目の夏9回目の参加は、さらにアルプス熱をアップさせてしまったようです。秋の親子会も参加します。
■三重県四日市 Oさん [E組]
 初めてアルプスに参加した後「あと7つ泊まりたかった」と言った息子でしたがアルプス3年目の夏初めて7日間コースに参加して「アルプスに今まで一番長くいられた」ということに喜びを感じて帰宅しました。アルプス以外の場所ではいまいちアルプス熱を発揮することなく、普段の生活でもアルプスのCDをきいて1人で盛りあがる姉とちがい、どこか冷めていたのに、今回参加のあとはドライブ中にアルプスの曲がかかると両手を動かして踊って歌ってしまうようになりました。参加する度に今までで一番楽しかった、と申しますが、今夏は先取りコースとE組に参加してアルプスに長く関われたことがとても嬉しい夏休みになりました。責任をもって自分の役割が果たせること、自分達の行動を自分達で作り出したことが、とても貴重で大きな経験でした。お友達との関わりも今までの中で一番楽しかったとのことでした。「やまびこ村」にはまったみたいですが、冬の子ども会は小4から参加なので、姉だけ参加するのはズルイ!!と怒っている状況ですが、何処かのコースには必ず参加しますので、またよろしくお願いします。
■三重県津市 Hさん [R組]
 1年生の参加の時以降、1人ででもたいじょうぶと自信がついたようです。近くの児童館のキャンプや、いろいろなイベントには申し込み人数が多いと抽選になるのですが申し込み用紙用紙には、「1人参加でもOKですか」という質問があります。子どもは「OK。だれか友だちできるやろ」と……。おかげで、いろいろなことに挑戦し、積極的になったようです。
■滋賀県大津市 Nさん [3組]
 小学3年、反抗期のはしりがみられる我が子ですが、少し、他人に対して感謝の気持ちを意識できるようになったかもしれません。今回は、5日間のせせらぎ村だったので、楽しんだ!というかんじでしたが、来年、やまびこで長期間参加させてみようと思える微妙な変化でした。送られてきた葉書に、「行かせてくれてありがとう」と書かれていたのには、親もおどろきました。みんなで歌った歌を、今も歌いながらおどっていますし、CDもきいてます。親もそれをききながらなんとなく、いやされています。
■滋賀県草津市 Nさん [R組]
 今年で夏の子ども会は4回目の参加になりますが、去年まではただ「楽しかった」と興奮気味にキャンプでの話を話し、2、3日で元の生活にもどる、という感じでした。しかし今年はえらく落ち着いて帰ってきました。あまりの変化に「楽しくなかったの?」と聞くと「楽しかったよ」と満面の笑顔。自分から語ることはその後もありませんでしたが、何かのひょうしに「火の番をした、火の番は熱かったけど、私がおらんと料理が作れへんし」と、がんばった事をポツポツと話してくれました。普段の生活でも、自分のことだけでなく、家族や周りの状況などを見て行動できるようになったなぁと実感する瞬間があります。単発的な成長のつみ重ねで、本人の中に確実につみ上がってきたものがあるのだな、とうれしく思っています。これからのこの子ども会でどんな成長を見せてくれるのか、楽しみにしています。
■京都府京都市 Tさん [C組]
 初の班長になった!!と少々誇らしげに帰ってきました。中学生になったし、京都駅まで、バス一本で行ける距離だし、と集合、解散時も一人で行ってもらいました。内心、ドキドキしていましたが満足した顔で帰ってきたのでホッとしました。リーダーのろうそくさんのコメントにも頼もしい班長だったと書いて頂き、またひとつ自信になったのではと思います。
■京都府京都市 Iさん [D組]
 受け身でなく、「挑戦してみよう!」という態度が増えたと思う。やりたいことを周りの顔色をうかがって胸におさめるのではなく、「やりたい!!」と言うことが増えた。学校でも参加以前よりよく発言するようになったり、得意分野ではリーダーシップを発揮していると先生に言われた。
■京都府京都市 Yさん [K1組]
 話をする事が得意ではないので、家に帰って様子や感想を話してくれる事がありません。すぐにここが変わったと言うことはありませんが、何かの折に「アルプスで……」とポロッと言ってくれる事があり、様々な体験をしてきて、何かの力になっているのだろうと想像しています。
■京都府福知山市 Aさん [F組]
 今回は5回目の夏の子ども会参加で、親子共安心して参加させていただきました。上の子がやまびこ村に参加したことがありますので(本人は初めてのやまびこ村でした)私も雰囲気は知ってはいましたが、天候の都合や、その時集まった組によって違うんだなーと新たな発見がありアルプスは奥が深い!!とつくづく感じています。水あそび(川あそび?)もなく、テントキャンプもない初やまびこ村でしたが、子どもの話の中で「映画作りした〜」と聞いて、私たちもビックリ!上の子も「へえ〜!!」と驚いていました。毎回、新たな体験をして心のおみやげをいっぱい持ち帰ったようです。F組でつくった歌を家で歌ってくれました。この歌詞が印象的でした。
■大阪府大阪市 Nさん [5組]
 うちの子はよくおねしょをするので、前回までは夜中に一度起こしてもらうようにリーダーさんにお願いしていたのですが、今回はおもいきって自分でおねしょしないようになるようにと言って行かせたら、4泊ともおねしょしないで過ごせたようで、本人もすごく自慢気でした。おねしょしたら迷惑かけるし……とついつい失敗させない事ばかり考えていましたが、アルプスさんだし、やらせてみようと思える信頼できる会でよかったと思います。
■大阪府豊中市 Iさん [3組]
 リーダーからのカードに『追跡ハイキングの隊長だった』とあり、くじ引きで決めたのかしらなどと思いながら話を聞くと「隊長をやりたい人がいなかったから、僕が手をあげたんだ」とのこと。今まで以上に積極的に参加している様子に驚くやら、こちらが反省させられるやら……。料理で指に小さな傷を作ったことも、川で流されそうになったことも、誇らしい経験として話す姿に成長を感じました。
■大阪府茨木市 Iさん [K1組]
 もともと人見知りあまりしませんが、参加することによって、友達の作り方というか接し方が上手になったと思います。「僕は出来る」という雰囲気がただよってきました。頼もしい限りです。
■大阪府高槻市 Mさん [S1組]
 現地に着いてから体調が良くなかったようですが、リーダーさんに適切に対応していただいて、とても感謝しています。一人っ子なので家ではワガママ放題ですが、「子ども会」では、グループ内での人間関係など本人なりに考えて頑張っていたようです。集合場所に行くまでいつも「緊張する」と言っているのですが、帰って来ると「楽しかった。もっといたかった」と話しています。
■大阪府枚方市 Kさん [F組]
 バスから降りた第一声が、「9日間は短かった」でした。今年初めてやまびこ村9日間に参加すると本人が言った時、びっくりしつつ、大丈夫かなと思いました。昨年までは、せせらぎ村5日間で、それなりに楽しかったようですが、今年、初めて、「めっちゃ楽しかった」と言う言葉を聞き、充実した9日間だったと思いました。始めは、会議ばかりで「えー、つまらないな」とか「やっぱ、せせらぎにしておけば良かった」と思ったようですが、会議を通して、いろいろ決めたりして行くうち、楽しくなり、最後は「めっちゃ楽しく」なったようです。味がしない食事を作った事も楽しい思い出のようです。
■大阪府枚方市 Kさん [5組]
 人と関わり、お友達と協力すること。自分のことは自分ででき、その上で人を思いやることができている。何よりたくましくなったと思います。「どうしたらいい?」ではなく、「こうだから、こうするわ。」と、自分の考えを持ち決めることができるようになった。
■大阪府藤井寺市 Mさん [9組]
 今年で3年目の参加でした。昨年同様、集合場所に着いた時から、いろんなリーダーさんから「あ、さんそだ!」「今年も来たねー」「久しぶりー、また一緒に楽しもぉ!」ナドナド声をかけて頂いてあんなに沢山いる子供達の中で顔とあだなを覚えていてくれる事が子供も親もとてもうれしくていい気分での出発が出来ました。今年は期間中ほとんど雨だったので「楽しめなかったかもしれないな。かわいそうだな。」と思いながら。帰りを待ちましたが、迎えに行った時の子供の顔は笑顔でした。途中虫歯が痛くなるハプニングはあったようですが、リュックサックの中のほとんどの服が泥だらけだったのを見て、雨だからと言って部屋の中にばかりいるのではないのだと、改めてアルプスの「どんな状況下でも楽しんでやる魂」を感じました。「子供も雨の中のついハイはめちゃめちゃ大変でめちゃめちゃオモロイ!!」とどうやって服を泥だらけにしたのかを身振り手振りで話してくれました。今年は雨だからって楽しむのを諦めないって事を学んで来たようです。
■大阪府藤井寺市 Mさん [9組]
 今年初めての参加でした。申し込みをした時点からずっと楽しみにしていて、2年前から参加している上の子にアレコレ聞いていたので心配はしていませんでしたが、帰って来て話を聞くと、夜2回ほど布団の中で泣いたそうです。もぉ来年は「行かない」って言うかな?と思っていたら、「友達と来年も会おうって約束して来たから、来年またアルプス行くまで髪の毛切らない」と言い出しました。「どうして?」と聞くと「だって髪切ったら来年会った時に誰かわからんやん!!」って(笑)いつもお兄ちゃんにくっついて遊んでいて、なかなか自分で友達を作れないでいたので、1人でも友達を作って来れた事に自信を持ってくれたかな?
■兵庫県神戸市 Hさん [6組]
 学校でも、小学校の時からたて割りの異年齢活動が多く、だからアルプスにすんなりなじめているのかと思っていたら、本人いわく、「アルプスのリーダーの行動、言動、自分と他の子との関わりが、学校生活に生かされている」と話すのを聞いた時、正直、その観察力に驚きました。
■兵庫県たつの市 Hさん [M組]
 普段は人数のとても少ない学校に通っていて、限られた人間関係の中で何年も過ごしています。それが、同じ世代の色々な友達に会って、自分を出す事ができたと言っています。数回過去に参加していますが、今回の登山では帰宅後とても大人びて感じられました。親ばなれしてしまった感があります。
■岡山県岡山市 Kさん [F組]
 やまびこ村で、9日間のうち、4日間を話し合いに費やしたと持ち帰ったお手紙にあり、なかなか大変なキャンプだったなと思いました。もしかして、あんまりいろいろなことができなくて(時間的に)楽しくなかったのかなと心配になりましたが、どうやら、そうでもない様子で、とても楽しかったようです。いったいどんな風に物事を決めていっているのか?何も決めなければ、物事は運ばないのか?ほっておいたら、自然発生的に何かが起こらないのか?リーダーは、いったいどこまで、アドバイスをしてくださっているのか。いろいろと謎が深まります。最近の学校現場では、子供たちで話し合いをすることが重視されている様にも感じます。学年も上の方になってきて、まさに、それを実践していく機会だったかなと思いました。コースや年齢によって、いろいろ受け取り方が変わってくるのは、アルプスのキャンプの醍醐味だなと実感させられた今夏のキャンプでした。
■香川県高松市 Kさん [10組]
 今回は班長という大役を任されて、とても充実したアルプスでの体験をしてきた様です。帰って来た日は寝るまでずっとアルプスの話しばかりで、「頭の中アルプスの歌でぐるぐる回ってる〜」と言って歌っていました。もっと長いコースにも参加させてやりたいと思っています。
■在中国 Nさん [C組]
 今回初めての参加で9日間、予定も自分たちで決めるという大きな冒険もさせてみました。キャンプを終えて帰ってきた娘から、汗と土のにおいがしました。それだけでこのキャンプがこれまで経験したことのない貴重な経験をしてきたなとわかったような気がします。機会があったら来年以降も参加し、子供の成長を長い目で見ていこうと思います。
■在中国 Nさん [4組]
 たった5日見ないうちに背が、伸びて大きくなったような気がしました。出迎えてから家に着くまでやたらとからんでくる言動だったので家に帰ってからおこってしまいました。それによってこの5日間ガマンしていた事、緊張していた事たまりにたまっていたものが、一気に涙となって噴き出しました。久しぶりの大泣きです。落ち着くまでギューッと抱きしめてあげました。楽しかったけどいろいろがんばったんでしょう。
■在ベトナム Iさん [6組]
 今回はじめての参加です。出発前は「お母さんたちが勝手に申し込んだんじゃん」と乗り気ではなかったようです。でも5日間かなり楽しかったらしく、むかえに行くと自分からどんどん話をしてくれました。「キャンプの時、雨で消えてしまった他のグループの火をおこしてあげた」「同じグループの小さい子の世話をしてあげた」など自分がだれかの役に立てたことで自信がついたようです。「また今度参加したい」と言っていました。
■在アメリカ Sさん [6組]
 一人っ子でアメリカ育ち、個人主義の良い所と悪い所をストレートに表しがちな息子でしたが、子ども会から帰って来た後は、完全な形ではありませんが、まわりの空気を読もうとしている、良い意味での妥協ができるようになっていると感じました。言葉の面でも今どきのおもしろい日本語(!)や今まで使っていなかった(使えなかった)大人っぽい表現などを使い、楽しそうにキャンプの話しをしてくれて、これも一つの成長なのだな〜と、少し嬉しくなりました。
■在フランス Nさん [A組]
 兄弟もなく、フランスにて現地校に通っておりますので、さまざまな年齢層、さまざまなバックグラウンドをもつ日本の子どもさん達と9日間生活をともにする中で、日本語でコミュニケーションできる楽しさを満喫して帰ってきました。来春日本への本帰国に向けて、自信と期待がさらにふくらんだようです。また、集団行動の中でしてよいこと、悪いことがあることを9日間の共同生活を通して学んだと本人は言っております。

    [ページの頭へ]