第36回夏の子ども会
[2010/7/21-8/30]

朝食から力の入る「やまびこ村」の班毎自炊票 10/08/23
事後アンケートより
[Q] これまでの当会へのご参加によって、お子さんのここが変わったとか、こんな力がついたという点がございましたら、なるべく具体的にお書きください。
多数の中から抜粋しました。お便りをお寄せくださいました皆さんに心より御礼申し上げます。実名はイニシャル等に置き換え、また、前後の意味を損ねる部分以外は、いただいた謝辞を省略しています。ご了解ください。居住地順に掲載。
■秋田県由利本荘市 Iさん
たくましくなりました!!帰ってきた夜は、興奮して10時半まで身振り手振りで話しまくり(普段は9時就寝)、歌や踊りもあまり積極的でないタイプでしたのに、しきりに歌い踊っています。リーダーになりたい、なんて言葉も!!冬の子ども会に向けて張り切る姿も驚きの連続です。
■栃木県那須塩原市 Iさん
3回目の参加で慣れもあると思いますがアルプスから帰ってきた子供は今まで3回の中で一番の笑顔で「楽しかった」と言って覚えてきた歌を踊りつきでその後、何日も歌っていました。年上の仲良い友達ができた事も一因だったようでケンカもしたけれど、いつも一緒で楽しくて仕方ないという感じだったようです。お友達の住所をメモに書いてもらい宝物のように大切にポッケに入れておいたのに、一度は洗濯前に取り出しセーフ、2度目は間に合わず、ビッショリになってポケットから出てきました。「アーア」と残念がっていましたが「でも来年も参加するって言ってたからまた会えるよ」と切りかえていました。一期一会っていうのもアルプスの良さと思っている母はほほえましく見ていました。
■茨城県水戸市 Mさん
同じ班にハンディのある子がいたとのこと。その子と同じ班の子との関わりの中で感じ考えることがあったようです。そしてその子に皆と同じように注意をしたデコピンさんに対し特別に思う部分があったようです。色々な大人がいる中で、きちんと信念のある大人に接することができ、その出会いの中で何か感じることができたことをうれしく思いました。
■千葉県松戸市 Kさん
重い物を持つことにいつもブーブー言ってました。キャンプの帰り、はちみつなどの土産が入った重いリュックを軽々背負って「キャンプでペットボトル2本も入ったリュック持って歩いたから平気だよ」と言って家まで元気いっぱいでした。たのもしくみえました。
■千葉県松戸市 Kさん
弟(3才)への接し方が少し優しくなった。弟はお兄ちゃんが忙しい時(宿題や見たいテレビがある時など)もかまわず「あそぼ〜」と絡んでくるので、よくうっとうしがっていましたが、キャンプ後は相手をしてあげることも出てきました。
■千葉県印旛郡 Nさん
今回はじめて「また行きたい。」と笑顔で帰ってきました。住所交換はできませんでしたが、仲良しになった友人もできたそうです。学校ではお友達ができませんが、「世界は広くて、まだまだ知り合っていないたくさんの子供達がいて、その中できっと自分にあったお友達をさがせるよ。」と勇気づけてあげることができました。とりあえず行く時よりもおだやかでほがらかな様子が窺え、ほっとしております。
■千葉県印西市 Oさん
はじめてアルプス子ども会に参加しました。インターネットや送られてきたパンフレットを見て「これはいいな」ととにかく私が期待して息子に勧めてみました。子どももとても気に入っていたのですが、「近所のスポーツクラブのサマーキャンプに友だちと行きたい!!」とも言っていました。でも、私のおしの強さからアルプス子ども会に決定!!行くとなったらたのしみだなーと、前々から準備をしていましたが、当日電車の中で元気がなくなってきて、バスに乗ったら私の方を一切見ません!!きっと不安でいっぱいだったのでしょう。ところが帰ってくると、本当にたくましく、男っぽくなっているではありませんか。あまり歌をうたう方ではなかったのに、アルプス子ども会の歌を口ずさみ、「リーダーの人、みんな元気でいい人だったよ」と教えてくれました。子どもが「むこうにいる時はうちのことをぜんぜん思い出さなかったよ」と言っていました。
■千葉県松戸市 Eさん
家に戻ればいつものダラダラ、寝転んで本を読み、手伝いもしない勉強も言われるまでやらないという、受動的な態度になってしまっているので、力がついた実感は残念ながらあまりありません……。ただ、F組で物事を決める会議がかなりあったようですが、そのことは全く気にならなかった様子。みんなが納得するまで話すということは、今の学校ではなく、多数決や力の強い者に押されて決まっていくことの多い中で、私にとって新鮮でした。子供はそれを当然のように思っているのにもおどろきました。私が子供を再発見した感じです。
■千葉県松戸市 Mさん
たくましくなりました。言葉も、急に「ぼく」→「オレ」になったり、お兄ちゃんぶっているのが、ほほ笑ましかったです。
■千葉県船橋市 Mさん
出発前は、「何か歌って」とリクエストすると恥ずかしがって歌ってくれませんでした。帰宅直後、教えていただいた歌を、大きな声で、きらきらした目で、いきいきと歌う姿に感動しました。
■千葉県浦安市 Kさん
今年で夏、春等含め、8回目のアルプスから帰って参りました。これまでは、帰って来てしばらくは、ふてくされた態度が見られました。というのもアルプスがとても楽しく、まだまだ帰りたくない〜との気持ちから、現実(?)にもどった時のギャップが激しく心の中で上手く整理がつかなかった様です。が今回初めて!文句もなく笑顔でキャンプの様子を話してくれました。自分の中で気持ちの折り合いのつける年令になったのだと思いますが、少しずつ成長してるのだなと感じました。
■千葉県佐倉市 Hさん
今年2回目の参加でした。やまびこ村は初参加でしたが、昨年よりも楽しかった、ととても満足した様子で帰宅しました。帰宅中はずっとアルプスでどんなことをしたか、誰々と友達になった、リーダーに誉められたなどなどしゃべり続け、「たくさん働いたよ!!」と、人の役に立てたことを嬉しそうに話す姿に、昨年の参加後よりぐっと成長を感じました。日程も1週間と少し長いコースを選び、どう過ごしてくるのか親としても楽しみでしたが、やはり行かせて良かったと改めて思いました。「来年も行きたい」と言うのかと思いきや、「俺、勉強頑張る!」と、何か思うところがあったような発言に驚きました。
■埼玉県さいたま市 Iさん
外国の子がいたからか、以前は英語に興味がなかったのが、少し「話してみたい」という気が芽ばえたようです。
■埼玉県さいたま市 Nさん
家ではワガママばかり、いつでもマイペースな姿しか見たことがありませんでした。今回の参加中の様子をきいていると、集団行動のために、娘なりに我慢したようです。
■埼玉県さいたま市 Nさん
「ほんとにたいせつなもの」を歌っている時に、自分にとって本当に大切なものは家族だということに気付いた、と言っていました。
■埼玉県川口市 Sさん
今回、夏は初めてだがアルプス子ども会には2度目で、当初行きたがらず、妹がお兄ちゃんと一緒なら行くという言葉に、妹のために言ってきてと親の懇願から始まった旅でしたが、本人は2度目という事もあり、集合→バスに乗りこむまで妹の手を引いて、妹の班も覚え笑顔で出発した様子に、大きな成長を感じました。また、参加中、妹が泣いて帰りたくなってしまった時に、あと1日したら帰れるよとなぐさめたという話を聞き、自分以外の人のことを考えて言葉がけができたのかと思うと、とても嬉しい成長がみられたと感じています。前回後“もう行かなーい”だった息子から、帰りの車内で“もう少しいてもよかったなー”の言葉がきかれた時は、行かせて成功!と思いました。
■埼玉県川口市 Nさん
今回初めて参加しました。バスから降りてきた息子はとても自信に満ちている様な笑顔でした。帰ってからも歌をずーっと歌っております。何の歌を歌っているのかわからなかったのですが、「パータリガッパ」だと振り付きで教えてくれました。本当に楽しかったんだなぁ〜とうれしく感じております。
■埼玉県戸田市 Kさん
相手の気持ちを考えられず、自分の思ったことをすべて口に出してしまう子供だったのですが、帰宅後は「○○はどう思っていると思うの?」などと母親に言うようになりおどろきました。やまびこ村で色々なお子さんと会議や話し合いをしたことが、「相手のことも考える」ということにつながったのではないかと思っています。うれしい成長です。
■埼玉県草加市 Nさん
自分や近い友達だけでなく、どんな人に対しても偏見や差別をしない子になったように感じます。地方でなまりや方言のあるお友達ができたのも楽しめ、同じ日本に住んでいるのに違う。でもお友達になれる。大きな心になって毎年帰って来る子供が楽しみです。
■埼玉県草加市 Nさん
今回が初めての参加でしたが、学校で集団生活に問題があると言われ、アルプス子ども会への参加も悩みましたが、帰ってきた自信にあふれた息子の顔を見て、今回の参加は間違いではなかったと思いました。
■埼玉県八潮市 Yさん
今はまだ、「アルプスに帰りたい」という逆ホームシック状態です。ただ、帰り道、スタスタと自分の荷物を背負ってしっかりと歩む姿が大人びて見えました。「親と離れて子は育つ」ですね。
■埼玉県春日部市 Aさん
周囲を見て、自発的に人に手助け、手伝い等をしてくれるようになったと思います。ごく自然に当たり前のようにしている姿を見て、キャンプでの生活やコミュニケーションで育まれたのだなぁと嬉しくなりました。
■埼玉県南埼玉郡 Tさん
反抗期の入口にいる息子ですが、とても心がほぐれてやわらかくなって帰ってきたと思います。
■埼玉県川越市 Sさん
表面には出て来ていない(見せていない?)ので、具体的にはわかりませんが、リーダーからのカードに司会をしたり、皆の前で歌ったり、前に出てきたと書かれていたのが、一番の成長ではないでしょうか。そんな姿を見てみたいものですが。
■埼玉県新座市 Kさん
以前より積極的になったと思います。「やってみて」とか「言ってごらん」の返答は、「やだ!」「一人じゃ……」だったのが近ごろでは「やる!」「行ってくる!」と返事がかわってきてます。
■埼玉県飯能市 Sさん
回を重ねるにつれ親子共に慣れてきて、毎年参加を楽しみに、今年は長めの6泊7日のコースを選びました。初めは班の中でも小さい子の1人でしたが、5年生となり班のメンバー中でもお姉さんの仲間入り!?今後も参加を通して、他の学年・性別・地方の人との関わりの中で心も成長し、皆をまとめていく力をさらに身につけていってほしいと思います。
■埼玉県深谷市 Mさん
帰りの電車の中で、何が一番楽しかった?と聞いたところ“全部!”と元気に答えてくれました。帰ってきてからは、毎日のように歌を歌って、おどって友達に教えています。
■埼玉県本庄市 Tさん
会に参加させていただいている間、みなさんにとてもやさしく接していただいているからか、帰ってきた時、いつも満たされた感じで、けんかばかりの妹にも、やさしくしてあげているのが、一番の大きな変化です。
■東京都千代田区 Mさん
昨年初めてM組に参加。次の冬スキーに参加しましたが、この時は「友達ができなかった。楽しくなかった。すでに仲間(グループ)ができてしまっていて入れなかった」今年は去年のM組での充実を期待し、募集してすぐ申し込みましたが、日程が近づくにつれ「何で申し込んじゃったんだろう。行きたくない。」また始まった……と思いつつ、出発前数日は親も小言を少々我慢。荷物の準備・パッキングで熱い議論になりかけましたが、中学2年だし痛い思いをして学んでもらいましょう……と、要領の悪いパッキングが気になりましたが出発。迎えは行かないつもりで、帰りの電車賃を持たせましたが、自宅のカギを忘れてしまい、疲れて帰ってくるのに可哀想だからと父親が、仕事を抜けて千駄ヶ谷へ。そこには解散式後もM組仲間と別れがたく、集まって肩を組んで歌を熱唱している息子の姿があったそうです。新しい環境に慣れるのに人一倍時間のかかる息子ですが、2回目のM組は様子がわかっている分、友達との関わりに余裕が持てたのでしょうか。
■東京都港区 Oさん
2年前に幼児だった頃から参加させていますが、最初の年に、夜さみしくなってしまった印象が心に強く残っているようで、次の年から行く前になると「行きたくない」、帰ってきて来年も行く?と聞くと「行きたくない」と言うのですが、行くとそれなりに楽しんでいるようです。さみしいと思いながらも、毎年さみしい気持ちを乗り越えて、泣かずに過ごせるようになっただけでも大きな進歩となっています。
■東京都文京区 Sさん
今まで何でも話していた息子が「秘密〜」と言って子ども会での出来事を話さなくなりました。親としてはさびしい気もしますが、本人は大人になった気分を味わっているようで微笑ましく、成長を感じました。
■東京都足立区 Oさん
動かない他の子に不満を感じながらも、自分の事をリーダーが見ていてくれて認めてくれた事など、自信にもつながったように思いました。
■東京都墨田区 Iさん
小学校入学にあたり、知らない子がいっぱいでどうしよう……と言った時、「アルプス子ども会にも一人で行けたから大丈夫なんじゃない?」と伝えると納得していました。今回の申込みをする時に、そういえば……と「実は去年のキャンプファイヤーでおもらしをした」と告白してきました。リーダーさんにお風呂場できれいにしていただいたそうです。アルプスはレポートが細かすぎないから、こういう自分だけの秘密が持てるのも良い所ですよね。
■東京都江戸川区 Nさん
1年生の頃は、夜布団で泣いていたと言っていましたが、3年生の今年は「泣くわけないじゃん」と言い、成長を感じました。とにかく外遊びが大好きな子なので、都会暮らしは彼女の良い面をのばしづらいと感じています。アルプスは本領発揮といったところでしょうか。
■東京都江戸川区 Yさん
大きくここが!という変化はありませんが、「また来年も行く!」と帰って早々に主張するので、とても充実したキャンプだったのだと思います。毎年ちがったキャンプ、回を重ねていくうちに、きっとリーダーたちのようにステキになってくれると思います。
■東京都江戸川区 Tさん
5才の夏より参加しています。今回はどうしても行きたいという本人の強い希望で、部活も休み行きました。とても楽しかったようで、帰ってから「帰りたくなかった。もっといたかった」とばかり。そして「リーダーになりたい」という思いも持ったようです。小さい時から行っていたので、親の費用負担も大変だったのだということにも気付いたようです。
■東京都江戸川区 Cさん
小学生の頃は、楽しいが一番だったが、中学になり中高生リーダーと接し、自分もリーダーになろうかという気持ちがわいてきたようです。親としてはアルプスのリーダーたちが若者らしく輝いていることがとてもうれしく思います。最近なかなか夢のある社会とは言い難く、今の若者たちの将来を不安に思うことがあるけれど、アルプスに来るとその不安がかき消されます。そんなリーダーたちを見てあこがれること、自分もそうなろうという目標になることは、我が子にとってアルプスは大切な場所であると思います。アルプスは娘の成長に欠かせないものであったと確信しました。
■東京都江戸川区 Kさん
「楽しかった?」と聞くと、ウンと肯くものの、楽しかった出来事をたくさん話してくれるとか表情がとても明るいとかいうこともなかったので、少々残念……と思っていました。ところが、家に帰ってしばらくすると「マボドン何してるかな?」「マボドンどこに住んでいるのかな?」とリーダーさんのことを何度も聞いてくるのです。「マボドン大好きなの?」と聞くと、ウン、と肯きポロリ……と涙が……。普段感受性なんて縁遠い息子が、そんな風に大好きになった人がいて、楽しい思いをたくさんしてきたんだと思うと、とても嬉しく思いました。私と離れて過ごした日が、淋しかったのではなく、アルプスが恋しくてメソメソする息子に、少々複雑な思いの母です。
■東京都江戸川区 Kさん
普段言うことが少ないのですが、「アルプス」に行きたいと強く言うことと、素材そのものの味(水)が違うと感じるようで、煮出したお茶、水等でも甘みがある、違う、まずいなどと話す。
■東京都江戸川区 Sさん
家ではとても甘えたですが、サマーキャンプ等に参加することには何の不安も覚えず、一人でもすぐに友だちと打ち解けて楽しく過ごせる力があることに気付かされ、我が子の力を見直す良い機会になっています。
■東京都江東区 Oさん
話し方が変わりました。年令がバラバラなお友達と接していたからか反応が少し早く成長を感じました。また、自分の意志をハッキリ口にするようになりました。
■東京都江東区 Yさん
解散後、帰りの電車で「どうだった?」と聞いても何も話さない息子。なのに家についてからアルプス先輩のお姉ちゃんに聞かれるといろいろと話すんです。子供だけの共感とかそういったものがあるのでしょうか?おもしろいなぁと思います。
■東京都品川区 Aさん
とにかく歌が楽しいようでずっと歌っています。学校の音楽の先生が嫌いで、歌うことの楽しさを知らない我が子にとってアルプスでの歌は最高に楽しいようです。学校では問題児としてのレッテルをはられ、先生にはいつもあやまりつづけ、我が子の苦手な所のみが強調されている毎日の中で、人として生きていく中で、勉強も大事だけど、人とのコミュニケーションや、遊びや自然の中で工夫したり考えたり試してみたりする力の中でこんだけのびのびと楽しめるなんてすてきなことです。子どものよい所をもっともっと認めてのばしてあげられる母でありたいと実感しております。
■東京都大田区 Mさん
いつも参加後は口数少なく落ちついた様子で帰ってきます。何日かたってポツリポツリと話し出す様子は「ゆっくり消化して自分の栄養にしている」という感じです。
■東京都大田区 Uさん
はんごうすいさんで包丁は使わなかったのですが、家に帰ってきてから、やりたい!と言うので、ウインナーやカマボコやきゅうりを切って、手伝ってもらってます。意地悪されたりしたことも「でも、○○カッコイイんだよねー」と面白く話してくれました。テントはりやごはん炊きを絵で教えてくれて、「今度教えてあげるから」と自信たっぷりに言ってます。行く前の準備を自分でやりはじめたのが成長したなと思う。
■東京都大田区 Mさん
自分の気持ちを細かく伝えてくるようになった気がします。嫌な時は「イヤダ!!」と言い、うれしい時は思い切り喜ぶし。前は人に合わせることも多かったので、気持ちを表してくれて私はうれしいです。
■東京都大田区 Mさん
これまで、人前で歌ったりするのをはずかしがってましたが、帰ってからは毎日のように歌や踊りを楽しんでます。大きな声で歌うようになりました。車酔いしなくなりました。自らゲームを始めたりして、車内で楽しそうに過ごしてます。
■東京都大田区 Yさん
少し泣く回数は減ったかな?
■東京都大田区 Yさん
自分でやろう…という意識が、でてきたように少しですが感じました。
■東京都大田区 Yさん
今回は初めての参加でした。家族から離れて一人で過ごすのは初めてでしたが、「全然さみしくなかったよ!」とケロッとしていたのが意外でした。きっとそれだけ楽しい毎日だったということでしょう。変わったことは、あまり細かいことにこだわらなくなった、大胆になった、ということ。
■東京都目黒区 Yさん
ものすごく楽しい毎日を過ごした分、帰ってから学校の宿題等、現実逃避になかなか戻ることができなく、少々困ってしまいましたが、充実した日々を過ごせたようで、よくいろいろなキャンプの出来事を話してくれました。
■東京都目黒区 Aさん
帰りの地下鉄の駅で、ホームに電車が入ってくる合図をきいて、すぐに重い荷物を背負って準備している姿をみて、自ら行動する力が少しついたのかしらと思いました。
■東京都世田谷区 Tさん
道具がなくても歌とおどりで楽しもうとする場面が見受けられます。
■東京都杉並区 Sさん
人見知りで、最初は「行きたくないな−」とつぶやいていた娘も、帰ってきたら、アルプス子ども会の数々の歌をうたっています。とても楽しく過ごせたようです。ただ、帰ってきた時の親への甘え方が尋常でなく、きっと、5日間かなり我慢をしてきたのだなと思われました。他人との関わりの中で、自分のわがままをおさえ頑張ってきたのだなと、たくさん娘をほめてあげました。
■東京都新宿区 Sさん
体験した話を生き生きと話す姿に成長を感じました。まだ帰ってきたばかりで変わった点などは分かりませんが、漠然と「たくましくなったなぁ」と思います。
■東京都豊島区 Kさん
今まで親がやってあげていた事が、1人でもやることができた。過剰に手伝いすぎていたのかとあらためて思いました。
■東京都府中市 Kさん
父の仕事の関係で転校が度重なり、親しい人間関係が築きにくく集団の中で積極的に行動することができませんでしたが、アルプス子ども会に参加して「皆同じ、互いに助け合う」という信念に支えられたようで、今学校でも自分から友人に声をかけ、友達になっているそうです。
■東京都町田市 Sさん
帰宅してまだ2週間位なので、目に見えての変化は正直感じられません。が、出発直前まで「行きたくない病」だったので、心配でしたが、とても素敵な笑顔で帰ってきたので、涙が出るくらい嬉しかったです。自分の思い通りにならないとすぐ不平を言う性格は相変わらずですが、いいことも悪いことも受け止め、最善をつくせるような人になってもらいたいです。
■東京都町田市 Tさん
三男で末っ子という泣き虫で甘えん坊の彼に自信をつけさせたくて参加させましたが、まだまだ幼い部分が多く、楽しかったけれど家族と離れての生活は日を追うごとに寂しさが増してしまったようで、心から楽しむ余裕がなかったようです。帰ってきたらたくさん思い出を話してくれましたが、このアンケートで「来年も参加したいか」という質問ではたと我にかえり、緊張の糸が切れたのか私の腕にしがみついて「寂しかったよ〜」としばらく泣いていました。でも、周りの仲間に助けられて泣かずに頑張っていたようです。甘えてできそうなことでも「やって」と言っていたのが、1人でちゃんとできることがわかったことだけでもとても成長しました。
■東京都町田市 Tさん
三兄弟の次男で行く前は泣き虫で自分の意見を押し通し、やりたくない事はやらないと言い張る所があったのですが、帰ってきていつもケンカをふきかけていた張本人が長男・三男のケンカを平和的解決に導いたり、弟のわがままをちゃんと注意したり、自分のことは自分でしたり、食事や家族のありがたさがわかったようです。いろんな体験や仲間との時間はとても彼を成長させてくれました。全てのことに「感謝」できる9日間だったようです。「短すぎる。もっと遊びたかった〜」と帰りの電車は仲間と別れた寂しさもあり、複雑な表情をしてました。
■神奈川県川崎市 Kさん
友達の中で、自分の意見を言いつつ、調整していく力が付いたように思います。学校でも友達の中で楽しく過ごせているようです。今後は妹をはじめ小さい子への思いやりなども期待したいです。
■神奈川県川崎市 Iさん
急に変わったわけではないのでしょうが、同じ班の子どもやたくさんのリーダーさんの呼び名をたくさん覚えて帰ってきました。日数がこれまで参加した中で一番長かったことや、年令にともなっての部分もあるかもしれませんが、集合写真を見ながら楽しそうに友だちやリーダーさんの名前を教えてくれるのはうれしいものです。
■神奈川県川崎市 Kさん
家に帰るなりいろんな歌を次々と歌う娘に「5日間でよく覚えたねぇ。」と感心していると、「だってアルプス子ども会と言えば歌だよ!」とキャンプ初参加(しかも一人)を当日まで不安がっていたとは思えない言葉が。そして自分と同じニックネームのお友達が何人かいたらしく、「今度は違うニックネームにしよう♪」。えっ!?今度=来年……?思わずニンマリしてしまった母でした。
■神奈川県横浜市 Oさん
日常のしがらみのない仲間との生活の中で、リーダーシップを取れる場面があったり、協力しながらの作業があったり、そしてそれをほめてもらう経験を通して、自信をつけて帰ってきているように思います。家にいると、どうしても“できないこと”が目について口うるさくなってしまいますが、集団の中で、彼の力を発揮していることが分かり、とてもたのもしく感動しています。
■神奈川県横浜市 Oさん
帰宅してすぐは歌を一人で口ずさんでいました。しばらくすると「来年また行く?」ときくと、「う〜ん、わからない……。」と言い出しましたが、夏の子ども会の終わりに、いろいろ思い出してきたのか、「また行った時は……」という話も出てきています。じんわりと自分なりにキャンプの事など消化してきていると思います。一人での参加で心細いこともあったと思いますが、思い返せば一人でも行けるし、楽しかったと自信がついたような気がします。
■神奈川県厚木市 Iさん
知的な面で、2才程度の遅れがあります。書字に特に遅れが見られ、そのことで、自信を持てないでいます。今回はそれでも班長をやらせていただいて、自信に満ちあふれた様子で帰ってきました。普段は自分からは、文を書かないのですが、「書くネ!いい?」とどんどんアンケートを記入していきました。やっぱり読みにくいけれど、コメントまで。少しでも良い所を見つけて、ほめてくれる、リーダー他、アルプスの皆さんのおかげです。
■神奈川県海老名市 Yさん
双子の2人には、発達障害があります。一年生の時にどこに行くのかもわからず、大好きなバスに乗り、写真はちょっと涙目でした。4年目、本人たちはしおりを確認し、出かけ、とても勇ましい顔で戻って来ました。一年生の時、千円で菓子を4箱買ってきた土産も、親に長寿ばしを買ってきてくれました。つらい事もたくさんあった子育てですが、こんなに嬉しい気持ちで、目頭をおさえたのは初めてです。「楽しかった」とキャンプの話をする子供たちに、何ともいえない愛おしさを感じます。最高に幸せな親だと実感できた、お迎えの日でした。また、私ども親のすべきことを精一杯やっていきたいと思います。
■神奈川県横浜市 Nさん
今まで“おやつ”を一人で食べていましたが、子ども会から帰ってきた後、“おやつ”を弟と分けて食べる様になりました。一人で食べるより分けて食べた方がおいしいと言っていました。多少成長したと思います。
■神奈川県藤沢市 Hさん
知らない子の中だからこそ、自分をぞんぶんに出して帰ってきたようです。班長さんにも立候補したようで……。
■神奈川県藤沢市 Mさん
自分でできる事、できそうな事は、「自分でやる!!」と、すすんで行動するようになったと思います。以前は、これやって、あれやってと言う事が多かったのですが。後は、感謝の言葉を言う事も増えました。少しの間、親から離れて生活してみて、親のありがたみが分かったのか…どうかは分かりませんが、「ありがとう」と言われる事が増え、ちょっとびっくりしています。
■山梨県甲府市 Kさん
初めての参加で、帰ってきても淡々としていました。自分で考えてというのが大変だったと言ってましたが、楽しかったこと、リーダーさんの話など少しずつ教えてくれました。
■長野県長野市 Sさん
1才〜保育園生活でしたが、常に集団になかなかとけこめず、小学校にあがっても消極的で、お友だちとの交流が少ない子でした。今回「行ってみる!」と本人が、決心したことが、そもそも本人の成長におどろいてしまった両親でした。「それならば!」と思い、初めての親元はなれていきなりの4泊5日。どうなることかと心配していましたが、帰宅後「楽しかった!」「また行きたい」「すぐにお友だちができたよ」と、本人もおどろいてました。大きな自信につながったと思います。
■長野県長野市 Kさん
帰ってきてすぐ感じたことは、自分のものを整理整頓できるようになったということでしたが、またちらかってきてしまいました。
■長野県長野市 Mさん
帰ってきたばかりでまだよくわかりませんが、夕飯の準備を手伝ってくれとお願いしたところ、自分でできない事と判断した後、別の仕事を探し、進んでやってくれた事にビックリしています。
■長野県下伊那郡 Hさん
知らない子ばかりのキャンプに「お友だちをつくってくる!」との決意を胸に参加できた事自体、我が子にとって大きな一歩だったように思います。どんな風に過ごしているんだろう、どんな顔して帰ってくるだろう、と親にとってもどきどきの4日間でした。帰ってきた時の晴れ晴れとした顔、興奮ぎみにキャンプのことを話してくれる様子を見て、「いい時間を過ごしてきたんだなー」と思いました。「テレビが無くてもお友だちがいたから楽しくすごせた」と言っていました。サンドイッチを作ると言って、ささっとまな板をふいてパンの耳を切ったり、少し身軽に動けるようになった気がします。
■静岡県静岡市 Nさん
困ったことやいやなことがあってもすぐ泣かなくなった気がします。食事の好き嫌いが少し直りました。(特に野菜)
■静岡県静岡市 Iさん
周りに気がつくようになった気がします。他人に無関心でなく「あの人困っているのかなぁ?」等と言うようになりました。ただ、そのために何かしようというところまでいたっていないのが残念です。
■愛知県豊橋市 Fさん
大きな変化はないと思いますが、1つの物事をいろんな方面から見られるようになった気がします。他県の小学校の様子が分かったりするので、今まで自分の小学校しか知らなかったのでおもしろかったようです。
■愛知県名古屋市 Yさん
一昨年妹が産まれてから私たち親に甘える事がめっきり少なくなっていた。アルプスから帰ってきたらなんだか様子が変で聞いてみると“寝る時お母さんがいなくて毎晩泣いていた。いつもお母さんの笑顔を思い出していたんだ”という子供の顔を見ていたら私の方が泣いてしまいそうでした。いつも小言ばかりで「帰りたくなかった」と思っているだろうなと思っていたので、意外のような嬉しいような……。その後いつも抱っこしています。存在の有難さって離れて分かるものですね。
■愛知県名古屋市 Kさん
校歌はなかなか覚えないのにアルプスのオリジナルソングは、今でもよくうたう。一学期は途中で断念した学級委員も、二学期は立候補し、クラスの皆の前で自分の考えを読み上げ、4票差で負けてはしまいましたがすっきりした表情で「次もやる」と……。一学期より確実に自信がついたようです。
■愛知県名古屋市 Iさん
今夏で3回目の参加でしたが、年々、荷造りの仕方が上手になり、アルプスのキャンプ以外の旅行でも、準備が手際よくできるようになっていて驚いています。今年は料理コースに参加ということでキャンプ前からオリジナル野外料理を考えて家で作ったり、キャンプ後は、以前にも増して食事の手伝いを進んでしてくれるようになりました。「前回参加したせせらぎ村5日間と今回の料理コース、どちらが楽しかった?」と尋ねたところ、「どちらも、それぞれの良いところがあるから選べない!!」とのことでした。来年もまた参加したいと言っています。今度はどのコースにするのか、今から楽しみです。
■愛知県名古屋市 Sさん
発達障がいのためか、落ち着きがなく、注意力散漫でつい親が先回りしてしまいます。アルプスに行くと、学年的に上になり、本人もがんばらなきゃと意気込んできたんだなぁと感じました。失敗も多いでしょうが、周りが上手に盛りたててくれたのだと感謝です。普段は同級生からバカにされることも多く、くじけることが多い中で、自信を取り戻す良い機会でした。
■愛知県大府市 Iさん
今回、初めてやまびこ村体験に参加しました。せせらぎ村とは違って、与えられる部分が少ない生活の中、大変な思いをたくさんしたようで、帰宅後は、もうアルプス子ども会はやめるの一点ばりでした。が、例年のごとく、あとになってポツポツ話し始めた経験の数々の中には楽しかった事もいっぱい、泣けてしまうような思いも、それはいい経験だったね…と密かに親としては「行かせて良かった」と思う事が多く、けっしてムダな大変さではなかったと、つくづく思いました。子供自身も「アルプスでこんな事したから私はできる!」というような事を生活の中でつぶやく場面もあり、よく、CDをかけて、歌集を見ながら歌っています。たくさんのリーダーや仲間の名前も口にします。娘の体験談を聞いていると、「めざすこと」に根付いたリーダーさんたちのはたらきかけを感じる部分も多く、娘には、これからも大変な思いに真剣に取り組んでいってほしいと願っています。ちなみに、「泣いたよ〜」と言っていた出来事の中には、感動の涙もあったようです。3年生という事もあり、「それって感動した、ステキな涙だよ」と言ったら、「えっ??」と言った後、そうなのかぁー……という表情でニヤニヤしていました。まだまだ家族にあまえたいという幼さを持ちながらの成長過程の中、大勢の中で、みんなで生きていくってどういうことなのか、自分ってどうありたいんだろうか、彼女なりに、この経験の中で、学び考えていくであろう。それが彼女の生きる力となっていくだろうと考えています。来年の参加後の、今年との違いが楽しみです。
■愛知県尾張旭市 Sさん
食事に対して文句が多かったのが、余り文句を言わなくなった。自信をつけてほしいという思いで送り出したが、「友だちできたよ!」とうれしそうに帰ってきました。知らないメンバーの中で、仲良くできた友達ができたのが1つ自信になったようです。
■岐阜県飛騨市 Nさん
弟と一緒に時々、「カッパのダンス」をおどっているので、強烈に思い出深いのだろうな。と思います。見ていても楽しくなるダンスですね。
■三重県鈴鹿市 Mさん
小4、小5、小6とスナップ写真や全体写真の顔つきがみるみる変わっていて笑えてくるくらいです。小4−泣いたあとのようなプーとした顔、小5−ふつうの顔、小6−笑顔、でした。今年は、リーダーさんに甘えるあまり、リーダーさんを「ひっかいた」と告白してきて、驚きました。娘の話ではきちんと向き合って、話をしてくださったとのこと、似たようなことはきっと今までにもあったでしょうし、たくさん周りに御迷惑をかけてきたことは変わりないと思います。でも、それを自覚できていること、状況や思いを言えたことがえらかったと思いました。
■三重県四日市市 Oさん
自分ルールをつくってそのルールに縛られる又は他人をまきこむということがあるので、お友達との関わりが心配な子どもです。アルプスに参加することで、知らない人たちの中で周りに合わせること、空気を読んで行動することを覚えてほしいと思っています。弟と同じ行程で参加しているので、組の中ではどうしても年令が上になります。その中でリーダーの次の年上の立場を自覚して、勝手な自分ルールを我慢することができるように話して参加させました。歌詞幕をもつこと、歌詞コールをすることがとても楽しく、リーダーとして参加する日を楽しみにしているので、今回マイクを持たせていただいて歌詞コールができたことが嬉しくて、また班長をさせていただいたことも嬉しくて、今回のリーダーさんが去夏のリーダーさんから娘のことをきいていたと一言言っていただいたことも嬉しかったようです。アルプスの経験が全てプラスの感情で埋めつくされていて、本当に素敵な経験が増えてアルプス熱はさらに上昇しています。「力がついた」かどうかはわかりませんが、今後も参加を続けていくことで少しずつ身についていったらいいや……と思っています。
■三重県鈴鹿市 Mさん
個性の強い子供で同じ環境でのクラスや学校の友達とはグループや親密な付き合いをしたがらない子供ですが、中2になり自分が他人とは違う、クラスとかで浮いているだろうけど、いろいろな話をする友達もいるし、とても楽しく過ごせている、と胸を張って『自分』に向き合えていると感じます(小さい時はとても心配でしたが、少し安心して見ていられます)。
■富山県富山市 Tさん
最初は泣きながらの参加が今年は自分からすすんで準備をするようになり、またキャンプ中の出来事も積極的に話してくれるようになりました。回を重ねるごとにたくましくなりました。
■滋賀県野洲郡 Mさん
いつも幼稚園からの帰り道、園の様子を聞くのですが、「忘れた」と何も教えてくれません。今回のキャンプの帰り道はずっと自分の言葉でたくさんたくさん様子を話してくれました。
■滋賀県近江八幡市 Fさん
迎えに行った日は、寝つくまで「○○食べたい!」「○○は嫌」「アレしてコレして!」と、わがままな(?)言動のオンパレードでしたが、5日間も家族と離れていた淋しさからの甘えだと思います。でも、子ども会での楽しかったことも次から次へと目をかがやかせて話す姿を見ていると、“行かせて良かった”と喜んでいます。楽しかったのに「3年生になったらまた行く?」と聞くと「う〜ん、中学生になったら行く!」との返事でした。何から何まで初めての体験の今回は、いろいろな事を体験するのに精一杯だったと思います。参加の回数を重ねるごとに、感じ方も変化していくでしょう。そんな内面の成長に期待したいと思います。あ、家でのカレー作り。初めて途中で投げださず、とても張り切って作ってくれました。シーツ敷きも「一人ではできひん!2人で力を合わせてシーツ敷くんやで!!」ですって!!あ〜ぁ、感激です。
■滋賀県草津市 Iさん
正直に申しますと、家族が仕事でいない時間が多く、子供が1人で朝から夕方まで留守番をする、という日が夏休みのうちに何回かあるので、それだったら!という安易な気持ちで参加させようと思いました。でも、私も子供もキャンプの経験もなく、虫も苦手ということで、心配、不安だらけでした。(中略)子供からのハガキを見ても、本当に楽しんでいるのか!?とも思っていましたが、帰ってきた時に、楽しかった!!という子供の顔を見て安心しました。家に帰ってから、明日のスケジュールを作り発表してくれました(もちろんアルプスの歌をうたう時間もあります)。アリすら苦手だった子が、ブヨという虫についても教えてくれ、さされたらこうするんだよ、と、とても自然での力がついたように思います。たくさんお友達を作って帰ってきました。今の時代、なかなか他の人と交流が持てない、他人と接するのが苦手という人が多い中で、とてもいい経験をさせていただきました。
■滋賀県長浜市 Fさん
おもちゃの片付け等、嫌いで言われてイヤイヤする感じでしたが、キャンプから帰ったら自分から進んでするようになりびっくりしました。
■京都府京都市 Mさん
今回初めて参加させていただきました。ちょっと何かが変わるのかと期待しすぎたのか……全く何も変わりません。わがままな子に育ててしまったので、少しは我慢する力がつけばと期待してしまいました。逆にしんどい事を避けるようになったような気がします。
■京都府京都市 Nさん
バスから浮かない顔で降りてきた子供。家に帰っても元気がない。「どうしたの?何かイヤな事あった?」と聞いても答えず。とうとう泣き出しだんだんパニック状態に!そのまま約2時間泣きつづけ、最後は泣き寝入りしました。ただただだっこして背中をさするうち、「そうか。キャンプが終わってしまったことが悲しくて仕方がないんだ……。」とわかりました。実際そうだったようで「また明日からアルプスに行く〜」と昼寝から目覚め、また泣いていました。来年まで我慢できるか心配です。
■京都府向日市 Kさん
幼稚園年中から参加して、今年中1で、やまびこ村デビューしました。帰ってきた娘は、全力を出し切った後の疲労感をにじませながらも「自信」が感じられ、まさに「ひと皮むけた」という印象を受けました。私もちょっと戸惑うくらいの娘の変化とは、(1)うわの空でなく、人の話には、きちんと相手に向き合って耳を傾けるようになった。(2)自分が話すときは、ひと呼吸おき内容を整理してから、相手に理解してもらえる話し方を心掛けるようになった。(3)(「めんどくさいなー」が口ぐせでしたが)ごく自然に進んで手伝いをしたり、ひと手間掛けることをおしまなくなった。と、いうことがあります。やまびこ村での話を聞きますと、班のメンバーは、自分と合わない人が多かった、とか、日程のほぼ半分は、スケジュールを決めたり問題解決の為、話し合いに費やしたことや、その合間にはごはんの支度に追われていたことなど話してくれました。「それって、もしかして楽しくなかった?」と尋ねたところ「楽しかった。」と言いきっていました。苦手なことはなるべくやらずに避けて通りたいというタイプで、時には嫌なあまり、体調に影響が出るような子なので、意外な感想でした。学校生活では時間に追われ、何が心に引っ掛かることや問題があっても、みんなが意見を出しあい、とことん話し合うことは難しく、どこか不満の残るおわり方しかせず、家でグチっておしまい、となることがほとんどです。また、友達関係も表面的に波風立てない努力をすることに気をつかい、『仲良し』の間柄になるほど、お互いが意見をぶつけ合うことなどできなくなっています。ところがやまびこ村では、みんなが納得できるまで話し合う場があり、どの子も傍観者でいることは許されない、という状況の中、娘も様々なことに腹をくくって向き合って取り組んだようです。その中で、聞く姿勢・話す姿勢を学んだのだと実感しました。また、娘の班では泣きながら話し合ったこともあったようですが、そこまで話し合っても、問題は解決したわけではなかったと言っていました。だからと言って憤慨するわけではなく、「いろんな人がいる。」というふうに受け止めていました。やまびこ村では、班だけでなく、組全体の人達との関わりがあり、その中でも、すぐにうちとけられる人・いくら話し合ってもわかりあえない人・問題を指摘されてわかっていてもすぐに行動に反映出来ない人……など、いろんな人がいることを複雑な気もちと共に、とりあえず受け止めてみることはできたようです。アルプス子ども会は、何日間という期間の決まった中での関わりなので、お互い何でも言い合える、とかつて参加した上の娘も言っていました。一方、日常の学校生活では表面上、にこやかな関係でいることに気をつかい、本当はどう思っているのかわからない。だからあとで裏で何を言われるかわからなくてこわいから、言いたいことが言えない、と聞きます。今回、やまびこ村で、せっかくきっかけをつかんだコミュニケーションをとる力も、日常ですぐに生かしていくのは難しいかもしれません。今回成長を喜ぶ一方で、やまびこ村のようにとことん話し合うことが非日常となっている今の世の中では、わかり合おうと努力する子どもたちは、矛盾やストレスを感じることが多くなるかも、という心配もしています。しかしながら、いろんな人がいることを受けとめた経験を生かしながら、精神的にバランスを崩すことなく、思春期をのりきってくれるよう、見守りたいと思います。(が、あまり前向きな考えでもないので、今後の課題として、心に留めていようと思います。)まだ娘が話してくれていないことはたくさんあると思います。経験した全てのことが娘の中で整理されておさまったら、あらたな成長をみせてくれるかな、と楽しみにしています。
■奈良県生駒市 Yさん
おもしろいあだ名のついた仲間の人の話をたくさんしてくれました。関東弁の話し方になっていておもしろかったです。
■奈良県橿原市 Yさん
今回で2回目の参加となります。いつもなら起床後の朝の身支度から就寝前に至るまで、全て親の手助けの上行っていたのが、アルプス帰宅後の翌朝からは自分で身支度を済ませ、いつもなら言われてしぶしぶしていた家の手伝いにも進んで参加してくれるようになりました。私共が本人に対して構い過ぎていたのかな……と少し反省させられました。これから先の目標は“絶対にリーダーになる事”だそうです!
■奈良県北葛城郡 Kさん
帰ってきた日は、こちらから何も言わなくても、夕食の配膳の手伝いをしてくれました。ついついこちらから手伝ってと先に言ってしまうことが多いので、こちらも変わらなければと感じました。自主的にやろうと考える力がついて帰ってきたと思います。
■大阪府大阪市 Nさん
今回は1人での参加で、バスに乗る時大泣きして、まだ少し早かったのかなぁ……と心配していたのですが、すごく楽しんで帰ってきたので、安心しました。ぐちゃぐちゃに着がえをかばんに入れてありましたが、自分なりに考えて、がんばったのだなぁと思い、うれしく思います。
■大阪府大阪市 Uさん
今までは石橋をたたいても渡らないタイプでした。幼稚園入園時は、一番最後まで入られず、初めて自分から体操教室に行きたいと言った時も、結局1ヶ月は保護者席での参加でした。1年生になり学校にはすぐに溶けこみましたが、なかなか授業中に手を挙げられませんでした。けれども彼なりにゆっくりゆっくり、挑戦と自信をくり返してきました。春休みには仕事で東京にいる父親の所へ行くのに、初めて飛行機に乗るという大きな挑戦と自信を身につけました。そして今回のキャンプ。最初は学校からいろいろもらう案内に尻込みをして、友達と一緒なら……などと言っていましたが、図書館でたまたま見付けたアルプスのパンフレットから取り寄せたキャンプの冊子を一目散に読みふけり、「これに行きたい。」と自分から言いました。それからは出発するまで行くことをためらう言葉はでませんでした。頂いた集合写真のはじけるような笑顔。すっかり大阪弁から変わった標準語。大きな力を感じました。
■大阪府豊中市 Tさん
出発日前日に高熱を出し心配していましたが、開口一番「楽しかった!!」母「来年も行きたい?」息子「いやや」母「なぜ?」息子「ホームシックになるから……」。帰宅後数日は「家族のために……」「家族だから……」と言い、「家族」を感じるキャンプになったようです。お土産を家族と出発日まで遊びに来ていた私の友人にも買って来てくれました。(彼女が滞在中に)「お世話になったから当たり前やん!!」と言ってくれました。他人のありがたさを感じられるようになったんだと思いました。
■大阪府箕面市 Dさん
帰ってきた日は、顔つきがかわって、良くなってました。シーツやタオルが上手にたためるようになっていました。
■大阪府茨木市 Kさん
帰ってひとしきり楽しかったことを話したあといただいた写真を見て涙していました。お友だちと楽しく遊んだこと、そして別れることの気持ちをしっかりと経験してくれたのだと思います。
■大阪府茨木市 Nさん
泣いたり(意外です)笑ったり、楽しい時間を過ごせたようでした。友達もできて(班以外で)、気の合った友達もそうでなかった友達も一生懸命話してくれました。
■大阪府四条畷市 Mさん
足が悪いので小さい頃のままひざの上に抱いてシャンプーしてたのが、キャンプから帰ってきたら「これでもいけるで」とバランスが悪いなりにバス用のイスに座って頭を下げてシャンプーできるようになったこと。この年齢でふつうだけど、親は習慣で“できないだろう……”とやらせてなかった。
■兵庫県尼崎市 Oさん
学校では「存在を消す」「控えめ」と教師から言われつづけている子が、夏の子ども会では「ムードメーカー」とメモに書いてもらい、「水を得た魚」だったのだと嬉しく思いました。一定の枠の中にハマることを要求される学校やそれに付随する組織の中での我が子に、不安や心配が山ほどありましたが、アルプスでのイキイキした姿に、我が子のもつすてきなところを教えてもらったような気がします。
■兵庫県姫路市 Fさん
1人参加のため、バスに乗り込んだ時の表情はそう明るいものではありませんでした。それが帰ってきた時の開口一番「あー楽しかった。こんな楽しいことないでー!!」。普段は学校であったことなど、あまり話さない方ですが、今回はよほど楽しかったらしく事細やかに話をしてくれました。いただいた写真は「はいチーズ。」の笑顔ではなく、楽しくて楽しくて仕方がない気持ちが体全体から溢れた笑顔でした。
■兵庫県赤穂郡 Sさん
ホームシックにかかって泣き、ご迷惑をかけたようですが、とても楽しい時を過ごせたようで、「来年も5日間のコースで(!!)行きたい!!」と言っています。親の目のないところで羽も伸ばせたことでしょう。同じ班の子と撮った写真を見ながら「この子はね、大人しいけど負けず嫌いなところがあってね…この子はお友達になりやすい子でね…この子は…」と全員のいい所を教えてくれました。
■兵庫県神崎郡 Iさん
昨年、約半年間ほど、担任の先生と冷戦状態でした(後に判った事ですが)。原因は、「僕は納得していないのに、先生は説得してくる。」ことでした。5・6年生に実験的に導入された教科担任制度のため、担任の先生にも余裕がなく、全てが悪い方にころがっていました。こんな状態で昨年の夏の子ども会に参加しました。参加によって何かが変わったようで、自分の考えを担任の先生に話すことができました。時間はかかりましたが、担任との関係を修復することができました(また、今年度は教科担任制は大幅縮小となりました。)。今年は帰宅するなり「僕も一歩ふみ出そう!」と言っていました。これからが楽しみです。
■島根県簸川郡 Iさん
他の県に知り合い、友人ができた事でせまい自分だけの世界から人に対する興味が持てた気がします。TVで長野、東京、中国などが放映されると、じーっと見つめ「ここが○○○の住んでいるところか」などつぶやいています。

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