第32回夏の子ども会
[2006/7/22-8/31]

事後アンケートより
[Q8] これまでの当会へのご参加によって、お子さんのここが変わったとか、こんな力がついたという点がございましたら、なるべく具体的にお書きください。(自由回答)より
やまびこ村参加者 せせらぎ村参加者  そよかぜ村参加者
■埼玉県川越市 Eさん 小2から参加をはじめ、小6になった現在、学校生活での様々な活動(運動会、1年生を迎える会、6年生を送る会、泉っ子まつり)と年間の大きな行事に行事の役員として主体的にかかわって、その都度、本人なりに達成感を感じたり、自信を深めたりしています。しかし、親としてここは?と思う点は、振り返り:反省、見つめ直すという内省する力が(まだ小さいからムリかもしれないですが)弱いように思うのです。アルプスで得るものは今すぐ目に見えないのですが着実に本人の中で育っています。だからこそやまびこでの貴重な体験の時に行ったことに対して反省したり振りかえることをもう少し手助けしてくれたらと思います。楽しい、やりっぱなしではなくもっと確実により深く前進するために、自分で自分を見つめ直す、直せることができるように導いてほしいです。

■埼玉県川越市 Oさん やはり「やまびこ村は違う」ようです。毎年参加していても行く前は少し不安だったようですが、帰ってきた時のいきいきした表情、様子に親も大満足しています。むこうで作った料理(じゃがいもの炒め物)をすごく作りたがります。また、普段の会話ではそんなに友達の名前が出てくる方ではないのですが、やまびこ9日間の後はいっぱい友達の名前が出るようになり、友達といっぱい関わったんだなあ、と親も喜んでいます。アルプスを紹介して、今回初めて、小3の子供を参加させた友人がおり、行く前はいろいろ不安や心配をもらしていましたが、たまたま彼の昔の知人が駒ヶ根に住んでいた関係で、子供を現地(しぶき荘)に迎えに行き、帰って来てから興奮して私や周りの人達にアルプスの良さを話すようになったのが、おかしかったです。曰く「○○さん(私の名前)があんなに熱心に宣伝する訳がわかった!」とのこと。まさに「百聞は一見にしかず」ですね。子供も“変わった”そうですが、一番変わったのは、お父さんかも!

■東京都江戸川区 Tさん 5年間、子ども会に通い、誠に頼もしくなったと思う我が子のアルプスへの思いを会話の中から多々感じます。すっかりアルプスの様子がわかり「こういう時はどう」「○○のリーダーはテントはれるって言ったのに、私が教えてあげたんだよ」等々偉そうです。今回は初めてのやまびこ村参加、班が違っても、たくさん話をして仲良くなれた子がいたようです。そして以前参加した時は、同じ班で一緒だったお友だちが、リーダーとして参加しており、とてもびっくりし、自分もリーダーになろうかと思っているようです。

■東京都江東区 Aさん 3年生になり、クラス替えや勉強が難しくなったり、と沢山の変化があり、疲れぎみの1学期を過ごしていました。夏休みになっても、何をやっても何か投げやりな態度をとっていました。昔はこんな風でなかったのに、どうしたもんかと思っておりましたが、1週間のキャンプから帰ってきて「私は昔の私をとりもどしてきたよ」と本人が言いました。初めて会った仲間に、必要とされ、認められてきた事が、本人にとって大きな自信になった様に思います。子どもはすごい力を持っているんですね。アルプス子ども会は心のふる里の様な存在になりつつあります。そして「私がありのままでいられる場」であり続ける事を願うばかりです。1週間、どう過ごしてきたかのレポートをいただけてよかったです。娘は自分が大きくなってから、あの頃の私はこんな事をしていたんだ!とわかる様に、キャンプの全てを作文に書くと言っています。作文キライの子がビックリです。

■東京都豊島区 Sさん 帰ってきてすぐに気がついたのが、行きは大きなリュックを重い重いと私に持たせていたのに、帰りは文句一つ言わず、ごくあたり前の事の様にリュックを背おって変える姿は、たくましくてびっくりしました。又、3人兄弟の末っ子で、ちょっと甘ったれの所が目立つのに、色々な場面で自分の意見を言えた様で、その点でもたくましさを感じました。一番うれしく思った事は、キャンプファイヤーの時に、何人かのお子さんが、ふざけて懐中電灯であちこちてらしていたらしく、班に分かれて「ジャガバター」を食べる時に、班長がその行為について意見を言ったらみんなが、おのおのの意見を言い合い、全員が「自分たちはみんなに迷惑をかけない様にしよう」という意見にまとまって、そのあと「ジャガバター」を食べたそうです。娘は「ちょっとジャガバターはひえちゃったけど、話し合って良かったし、おいしかった」と言っていたので、そう感じることができる心をもてた娘に感動しました。

■東京都世田谷区 Iさん 毎回、初対面の子どもと会うので、友達になれるのか心配して参加していました。特に出発の時は不安そうでしたが、7回目となると、ほんとうにうれしそうな表情で出発していくので親としたら、このうえない喜びです。人前で話すのにも、モジモジしていたことも、今では元気に話しをしているので安心しました。お友達と楽しく生活できた経験が自信になり、2学期から学校でもはりきって行くと話しています。<後略>

■東京都世田谷区 Sさん 今回も去年に引き続きA組だったのですが、毎回違った内容でとても楽しんでいる様子です。特に今回はまとまりがあったようで解散式のあともA組は集まって歌をうたっていました。自作だそうです?「冬は白馬に行くぞー」と皆で盛り上がったようで「来年の夏もA組にする!」とはりきっています。今回は都合で15日間に行けなかったので、私としては15日間に行ってほしい気持ちがあるのですが、冬が白馬なら春は志賀にすると言っていますので、予算との相談になりそうです。またお世話になります。おみやげも前回は下の妹弟にだけだったのでと今回は私と主人(両親)にだけ買ってきてくれました。

■東京都町田市 Fさん 中学生になっての“初やまびこ”。日頃の学校生活の中では得られないものを心の中につかんで帰ってきたようです。楽しかったことなどの経験してきた話しの後には自分の担任の先生への疑問やクラスの団結度などへの、今まで言語化できなかったけれどもやもやとしていたことが具体的にできたようで、これらについても沢山話しをしてくれました。例えば「文化祭の全体スローガンを決めよう」という議題が夏休み前に学活であったそうで、それが「ちっとも盛り上がらない、誰も意見を出さない」(Wも言わずにいたとか)、結局各クラスで一つずつ「総意」を持ち寄り、実行委員会で一つを選ぶというスローガン決めにWのクラスは、意見なしでの出席となったとか、アルプスでの体験と比較してあまりにも他人事のそういったクラスの雰囲気、態度が淋しく悲しく感じたようです。「ならばどうしていったらいいのかな」の私の問いにWはひとつの答えを出してきました。『先生に自分の考えを伝える』と。弟、R の看病で中学の様子はよく把握できずにきてしまっていますが……クラスの団結、心地の良いクラス作り等の心配りはあまり期待できないのだろうかとの感じはつかんでいました。今回のやまびこ村の体験が「先生にもの申す!」という、私からみると“激変”とも思えるパワーをWにつけてくれたようです。そのためには、自分のやるべきこともしっかりやらねばという自覚もでてきたようで、それに加えて中学3年時には受験と重なっても夏も冬も行きたいしリーダー試験も受けたい、それには今からコツコツと積み上げていかなくては、という目標もつかんだようです。親としてはこの気持ちが続いてくれるといいな、と続いていかれるよういろんな話しを(対話を)続けていきたいと思っています。春の志賀スキーで仲良しになった「かかし」ちゃんに手紙で学習のすすめ方やコツなどをさっそく相談したらしく、すぐに届けられた返信にはパーフェクト!な手ほどきが!(感謝です)。何度も読み返しては感心したり、自分を元気づけたりしているようです。(「かかし」ちゃんとは11日間中、少しトラブルもあったようで口をきかない2日間もあったとか、それをのりこえてこうした手紙のやりとりができる関係、素敵だと思います)……あとは日々の生活でWの得てきたものをどれだけこわさないように、だいじにしていかれるか……それは私の問題でもありますね。まだまだ修行中です。追記:会のめざすことに感動しました! <後略>

■神奈川県横浜市 Hさん 去年の夏のキャンプ、冬のスキー合宿に続いて3度目の参加です。去年の夏は「楽しかったけど、家に帰れてホッとした……」という感じでした。今回は「もう、ずっとアルプス子供会で生活したいしたい!!都会はつまんない。自然の中で暮らしたい!!」と言っています。初参加の時は、夜、布団の中で3回ほど涙を流すことがあったそうですが、今回は「泣く暇もなかった!!」と言っています。夏キャンプのプログラム自体は、毎年変わらなくても、参加する子ども自身が成長しているので、その都度グループの中での役割が変化し、そこが楽しくもあり、自信になっていると感じました。

■神奈川県横浜市 Hさん 嫌いだったすいかが食べられるようになりました。自分達で何とか生きていけるという自信がついたようです。子供は「一人では無理だけど、二人いれば大丈夫かな。かまど係と野菜を切る係」と言っていました。

■愛知県額田郡 Kさん 先日、学校で、担任の先生から、ある班決め時に「大体すごくモメるんだけど、Sがとてもスムーズに笑顔でまとめてくれた」とほめていただきました。年や性別に関係なく、誰とでも自然に話をしたり、行動できるようになりましたし、誰かと一緒でなくても、やりたい事を一人でもどんどんやっていますので、先生方もびっくりされている様です。これから先もいろいろあると思いますが、これまでのアルプスでの夏をしっかり心にきざみ力強く歩んでいってくれると信じています。<後略>

■愛知県愛知郡 Sさん 2歳上のしっかり者の兄がいる小6の次男が参加させていただきました。学級委員や班長というタイプではありませんが、学校生活も楽しく過ごしています。しかし、6年も同じ学校にいるとメンバーが変わらず、息子のポジションが固定されています。アルプスでは、そこがまっさら。息子の意見も聞いてもらえ、活動を認められ、心の中が満足感でいっぱいだったようです。バスから降りてきた時、人が違ったようなしっかりした顔をしていました(2日で普通にもどりましたが……)。息子がしみじみと「お母さんやまびこ村はいいね。お友達がたくさんできるよ」と言い、いただいた集合写真をずっと見ていました。

■愛知県安城市 Yさん やまびこ村も今回で3回目、今年は15日間コースに参加させていただきました。3年生でせせらぎ村デビューしてから、毎年たくましくなって帰ってきて、親としても行かせて良かったと毎回思っています。始めの頃と比べると、年令も上がってきたせいか、自分のやったことより、友達とのかかわりをよく話してくれるようになり、参加の意義も楽しみ方も年令とともに変わってきているのだナァと思い知らされます。特に今年は(毎年そうだった気もしますが……)仲間との結びつきも強かったらしく、次回冬の子供会で会う約束をしてきた、とかリーダーになってずっとアルプスに参加し続けたいと言っています。また「アルプスへ行く為に10日間で宿題をしあげた中学生もいる!ぼくも来年がんばって宿題やって絶対15日間行くゾ!」と意気込んでいます。学校とは違い、みんなが「やる気」で来ているアルプスは、何をやっても盛り上がりが違い、自らがかかわることの楽しさを実感できる所でもあるようです。毎年のこの体験が人生の大きな糧になっていくようで、すばらしいことだと思います。自分も、小中学生の頃にもどって参加したいナァとつくづくと思います。

■愛知県常滑市 Wさん 自分に自信がついたようです。キャンプで班の料理長をしていたからと、家でも積極的に料理に参加するようになりました。後片付けも自分から手際よくやってくれます。妹に対しても兄として一人前の発言をするようになりました。

■三重県津市 Nさん 毎回毎回、参加回数が増える度に「自分に自信」がついてくると感じます。それは、親がいなくても「〜が出来る」「〜が出来た」「自分が相手を相手が自分を認めた、認められた」の体験からだと思います。「中学2年生までは、必ず参加するヨ」と宣言し、「お願いします」と頭を下げられてしまいました。学期の終わりの一大イベントがある事の楽しみが学業の励みにもなっている様です。又、年上の方とのかかわり、外からの刺激が親としては有りがたく感じます。

■滋賀県高島市 Mさん 今回、初参加させて頂いて、予想通り、期待通り「アルプス大好き人間」になって帰ってまいりました。普段は、学校の様子や他の行事に参加した時の様子を聞いても「別に……」「忘れた……」としか返事が返ってこないのですが、アルプスから帰ってきてからは、毎日、少しずついろんな話しを聞かせてくれます。楽しそうに語ってくれます(息子から、話してくれるなんてめずらしい)。そして、お友だちとすごした伊那谷でのことを思い出しているのか、大声で楽しそうに歌を歌ってくれます。今はまだ「こんな力がついた」といえることはありませんが、きっと心の糧となるものを得て帰ってきたことと思います。これからのようすを楽しみに見守っていきたいと思っています。<後略>

■奈良県磯城郡 Sさん 人と関わることが苦手、また他者に対してあまり関心を示さない様な娘なので、少しでも変わって欲しいという願いから参加させてもらいました。帰ってきて、劇的な変化は見られませんが、少しずつ変化の芽は育っているのではないかと感じています。先日、台風7号が接近しているというニュースを聞いて「長野県の方へ台風が進んだら、アルプス会の子供たちがいるのに……」と本気で心配している様でした。何でもない一言かもしれませんが、主人も私もその言葉に娘の中に小さな変化を見つけた様な気がしました。今後も色々な変化を見つけていくのが楽しみです。私も含めてですが、最近の親は過保護になってしまい、あれこれと細かいことを要望したり、苦言を寄せたりすることが多々あります。しかし、夏の子供会案内書やHPを拝見させていただきますと、貴子供会では、親のご機嫌をとる様な態度は一切なく『駄目なことは駄目』という一貫した態度で対処されていることに共感し、また目指されていることへの信念を感じました。

■奈良県北葛城郡 Kさん 「一番楽しかったのは、源平合戦!勝つために必死でがんばったんだよ」「一番感動したのは、高烏谷山登山!山頂の景色が最高で雲がすごくきれいだったよ」「一番おもしろかったのは、料理コンテスト!リーダーがね、フッフッ」「○○(あだな)ってすごいんだよ!」「川で食べたトマト、源平合戦のスイカおいしかった〜」等々アルプスの出来事を次々話してくれて、こんなに素直に自分の気持ちを表現できることに驚きました。バリバリの関西弁の娘が、すっかりイントネーションが変わって、話し方一つとってみても子供は変化になじむのが早いと思いました。小3で初めての参加でしたが、親の心配は無用、新しい環境にもすぐに自分の居場所を見つけ、それを楽しむことができるのだと頼もしく思いました。

■兵庫県洲本市 Sさん 毎回HIテンションで帰って来ますが、今回は、自分たちでつくる自分たちのやまびこ村9日間だったので、今までとは又、違い“自主的に動く”という事“みんなで話し合う、力を出し合う”ことの大切さが、実感できたようです。「料理もたくさん作ったよ」と言って、家に帰ってきてからご飯の支度を進んでやっています。
せせらぎ村参加者 やまびこ村参加者  そよかぜ村参加者
■栃木県佐野市 Sさん 前回の冬のキャンプの後は楽しかったけど、もう行かないといっていましたが、今回は、また来年いくといって戻ってきました。前はなかなか友達の名前は出てきませんでしたが、今回は、名前が出てきたことと、「仲良くなったんだね」というと「違うよ!!友達だ!」といいかえる程、良い経験ができたのだと思います。自信になったようです。本当に今回の荒れたお天気、アルプスだからこそ、行かせる事ができたキャンプだと思います。信頼できる子ども会をみつけられた幸運を主人と喜んでいます。大人になった時に、この経験をどう語ってくれるのか先の楽しみも残っているのがいいですね!!今から20年前にアルプスに参加したかつての子どもさんと話しをしました。たった1回だったけど、すごいところにいった思い出と、「一人でできるんだ」と感じたあの日の想いは忘れないといっていました。心の糧ですね。

■栃木県佐野市 Sさん 参加する度にいただく写真の表情が少しずつ変わってきて、今回が一番リラックスして彼らしい顔でうつっていました。昨年夏の初めてのアルプス以来「リーダーになりたい」ためにボーイスカウト活動も休まず、こつこつと本人の考える事をしているようです。逞しくなったなあ……と思って写真をながめています。いつかなりたいリーダーになれたら、どんな顔で写真にうつるのかなあと想像しつつ、応援できる事はしたいと思っています。今回の悪天候の中でも、「大丈夫!まかせて」との言葉を信じ、行かせて良かったと本当に思います。安易に中止にしてしまわない姿勢がすばらしいと思いました。もちろん、それだけの裏付けがあるからできるのだと感じました。

■埼玉県さいたま市 Fさん 自分の中で思っていることを上手に話せなかったのが、頭の中で整理して上手に話せるようになったと思います。今までは声が小さく、自分に自信が持てないようにも見受けられたんですが、参加している間とても楽しかったようで、大きな声でいっぱい話してくれました。親として、とても嬉しく思います。ひとまわり大きくなって帰ってきた息子をみて涙が出ました。無事帰ってくるか心配でしたが、バスの中で笑っていた顔をみて安心すると同時にうれしく思いました。親・子共に少し成長できた夏休みとなりました。本人がまた行きたい!!と言っていますので、きっとまた来年、参加することと思います。<後略>

■埼玉県さいたま市 Kさん 今年初めて参加しました。4泊5日でしたので、まだ目に見えてここが変わったというところはよくわかりません。でもとても楽しかったようで色々なことを話してくれました。歌も良く口ずさんでいます。お友だちには楽しく仲良くできた子も気が合わなかったり意地悪だったりする子もいろいろいたようです。が四年生ということもあり自分なりに対応できたように思います。様々な環境で育ち色々な考え方をする人々の中で生活し、家族の中だけでは経験できないことを感じとってくれたのではと思います。

■千葉県船橋市 Iさん 出発前の集中豪雨で天竜川の増水や地盤がやわらかくなり、歩きづらい中での作業や行事で大変だったと思いますが、主催者側の方々は、ありとあらゆる事を想定して対応していただいた事と思います。<中略> 子供も帰ってきてから楽しかったと言って、雨だった事なんて関係ないくらいパワー全開だったようです。来年の夏もアルプスで会おう!!

■東京都足立区 Kさん リーダーの笑顔が「とても良かった」自分も「リーダーのようになりたい」と話していました。アルプスの生活で何か困った事はなかったか質問すると「何一つ困った事はなかった、どんな小さな事でもリーダーに相談し話し合うから心配はない」と返事しました。また、すぐにでも(笑)アルプスへ行きたい!!という様子です。お世話になりました。とても良い思い出ができたようです。<後略>

■東京都台東区 Mさん 今までに他のキャンプに3回参加しましたが今回ほど、生き生きとして帰ってきたのははじめてでした。みんなで協力してテントをはったり、自分の食事を自分で支度したことが、とても大きな自信につながったようです。お昼に解散も私はいいと思います。夕方解散はつかれはててしまって楽しかったキャンプが最後につらい思いになることがあるのでこの日程はいいと思いました。来年もぜひ参加したいと申しておりました。図鑑を無くしてしまったようですが、シャケさん(松山さん)がいっしょにさがしてくださった様子を話しておりました。見つからなかったけど、シャケさんの対応で息子の心は満足のようでした。<中略> とても楽しいキャンプだったようです。<後略>

■東京都江東区 Yさん キャンプの様子を「どうだった?」と色々と聞いたら、そのうち「1日が1週間くらいいろいろあったからもう忘れちゃったよー!」と返してきました。どれだけ充実した5日間だったのか、その言葉でとても良くわかりました。来年も参加させて頂きます。どのコースにするか今から楽しみです。

■東京都港区 Oさん 「班のみんなで力を合わせて何かをやり遂げる事ができた」ということが、とてもうれしかったようです。協力しあう中で、大人を子供がみんなで助けてあげられる事ができた(追せきハイキングでロープにつかまって登っていたら、ロープが切れて上から落ちてきた大人を子供達みんなで支えて、押してあげたそうです)という点を強調していたので、普段は大人に色々やってもらったり助けられている子供達でも力を合わせて何かができるという事を実感できた事は貴重な体験でした。初めてのキャンプだったので親の方はドキドキだったのに、本人はケロッとして楽しそうに帰ってきました。

■東京都板橋区 Nさん のびのびとしてきました。今までの閉じ込められていた個性とか子どもらしさを引っ張り出してもらったようです。(私(母親)が押し込めてきました。どうにかしないと、とずっと思っていたけれど、何もできず、むしろ悪化していました。)私に対する反発が減り、対話が成り立つようになってきました。妹に優しくできる場面が増えました。

■東京都杉並区 Tさん 5日間お世話になりました。兄弟2名の参加でしたが、それぞれの年齢に応じて楽しんできたようです。3年前のゆきどけに長男が初参加しました。親元を離れるのは初めてだったのでそれなりの心配はありましたが、「めざすもの」に共感したこともあり、参加している長男よりも残された次男のケアに手を焼きました。初回はアルプスからの配布物の中に写真があることに感激しました。次の参加はせせらぎ村でしたが、写真の枚数が少ないと感じました。でも夏・スキーと参加を重ねた今回は写真は班の仲間を知る手段に過ぎず、子どもからの話がなによりの報告だということがわかりました。また、参加当初は天候等が気になり度々ライブカメラの映像をチェックしてましたが、気がつけば今回は一度もホームページを開くことがありませんでした。都会で暮らしていると「晴れ→良い天気」「雨→悪い天気」という捉え方をしてしまいますが、アルプスでは天候がどうであれリーダーの皆さんのヒントで楽しく過ごす相談をしていることが回を重ねるごとにわかってきた結果だと思いました。安心してお任せできた結果、親も子どもたちから心を離し、子どもたちは家を忘れ、それぞれ精一杯過ごした5日間でした。次男は3回目、長男は5回目のアルプスですが(小柄なリーダーさんより大きくなってしまいました)、送り出す時は何も期待してません。ただただ楽しんでいらっしゃいということだけです。主人も「高い金出してんだから、うんと遊んでこいよ」と言って笑いを誘っています。実際成長したのかしてないのかわからない状態ですが、毎年の参加はきっと大人になってから実を結ぶような気がします。たとえそれが70年後でも80年後でも楽しみなことです。<後略>

■東京都世田谷区 Hさん 息子は初めての事には特に尻込みしがちな性格で、私がすすめた時には泣いて嫌がって、周囲にある物を投げつけてくる程でした。しかし、時をおいて「まったく知らない人達の中に飛び込むのは勇気がいるけど、お友達を作るの苦手じゃなくなるかもしれないよ」と言ってみました。当時クラス替えをしたばかりで、ある特定のクラスメートとどうしてもうまくいかず、悩んでいた時期だったので、心に感じるものがあったのでしょう。「行ってみる……」と一歩前進しました。せせらぎ5日間にしたのは、本人です(親の私はどれに参加してもとにかく楽しそうだと思っていました)。内容も期間もよくパンフレットを見て、納得の申込みとなりました。2・3日前からそれなりに緊張し、当日も表情なくバスに乗りこみました。なんと言って帰って来るかと思っておりましたが、帰京して私の顔をみて一番に「友達たくさんできたんだよ!」と明るく満足気でしたので、ああ、勇気を出してがんばって良かったね、とホッとしています。<中略> 写真やリーダーからのメッセージをいただけるとは思っていなかったので、帰宅後親子共々感動しております。写真で見る班の仲間やリーダーはとてもやさしそうで、「いい仲間だったんだね」と言うと「本当にそうなんだよ〜」としみじみ思い出していました。

■東京都大田区 Iさん ひとりっ子のため、甘えん坊で、母親と離れて眠る事に抵抗があり、いとこのお兄ちゃんと一緒のおばあちゃんちの楽しいお泊まりも、2泊までだったのに、いとこに誘われて、今回初めて4泊に挑戦しました。このキャンプですっかり自信がついたようで「もっと長くても泊まれるよ」と言いだし、成長を感じました。3年生になり、親より友達という時期と重なった事に、キャンプの楽しさが後押ししてくれて、ひとまわり大きく成長してくれたのだと思います。<中略> (親としては少しさみしいですが……)。

■東京都大田区 Tさん 出発前「去年はバスの中で自己紹介する時に失敗して笑われたんだよね。自己紹介だけがイヤだな」と言っていた娘が、帰ってくるなり「今年はうまく言えたよ」とうれしそうでした。一つ一つのささいな成功体験が子どもに自信を与えるのだと思いました。

■東京都大田区 Yさん ついつい親が先回りをして日頃の世話を焼いてしまったりするのですが「リュックの中がごちゃごちゃになっちゃったけど、自分で考えて何とかした!!」という言葉を聞く事ができてとてもうれしく思っています。親も子離れをしなければいけませんね。楽しかったことが沢山あったようで、笑顔を絶やさず語ってくれました。本人が言う『自分の変わったところ』は……早寝早起きになった事だそうです。明日からは2学期、早寝早起きを守っていきたいです。

■東京都西東京市 Eさん 班長をさせて頂いたことで自分のことだけでなく班のお友達のことも考えることができました。よい体験になったと思います。又何日も親もとから離れて生活できたことで自信がついたようです。リーダーの方のお手紙があったのが親子共にとてもうれしかったです。期間中のメニューも家での会話の種になりました。盛りだくさんの5日間、とても楽しかったようで来年の夏も是非行きたいと言っていました。

■東京都東久留米市 Wさん 初めての参加でしたが6年生という高学年なので、班長や前夜祭の司会をまかされたようです。リーダーから「司会が上手だね。次回はやまびこ村に参加してごらんよ。」と声をかけられ、とてもうれしかったようです。来年はやまびこ村に参加する!と言っています。リーダーにもなりたいということです。少しの自信が芽生えたと思います。

■東京都武蔵村山市 Nさん まず、今まで、ママという存在に、甘え、たよりきり、こちらが育児ストレスに思いっきりはまっていたので、どうにか、自立心を少しでも持ってもらいたいと思い参加させました(パパが10年くらいお世話になっていたので)。帰ってくるなり、笑顔で電車の中で水筒を持ってくれと言われましたが「ママ重いなー」というと自分で持ちました。相手の事を思いやる気持ちが、すごく大きくなって帰ってきました。おとうと、妹に対する接し方も今まで以上にやさしくなったと思います。最初は本人も不安だったみたいですが、今回を機に、親子共々成長する事ができました。<後略>

■東京都八王子市 Mさん バスから降りてきた瞬間、声がかれていました。歌いすぎ、だそうです。今でも毎日歌っています。何もかも初めての体験で、一日中、休む間もなく、動き回っていたらしいのですが、へこたれず、楽しむ事に一生懸命だったようです。皆で協力し、テントを作り、出来上がった時は感動したそうです。最後まで何かをやり遂げた事があまりない様に思いますが、リーダーを中心に仲間と一緒に頑張る事が出来た喜びは、大きな力となった事と確信しています。

■神奈川県川崎市 Kさん 通っている小学校の2・3学年の時、クラスの子達とうまく関われない時期が続きました。それを息子自身が乗り越え、今では、同学年はもちろん、下級生・上級生とも楽しく遊べるようになった姿を見て、つくづく思います。子供は、良い思いも悪い思いも両方経験することで、自分自身が気付き、学んでいくんだなと。そういった意味でも、アルプス子供会は、息子にとってかけがえのない行事のようです。

■神奈川県川崎市 Sさん 今回初参加なのでまだまだよく分かりませんが、帰ってきて数日の様子では、より自由に感情を表現(言葉・行動)するようになったように思います。例えば妹に対して兄らしくやって来た部分で不必要な(大人のごきげん伺いとかで)部分は対等にやり合うようになり、かつ必要な兄らしさは力強く残っています!

■神奈川県横浜市 Hさん うちではあまり野菜を好んで食べなかったのですが、鉄板焼きで食べた「ナス」はとても美味しかったと言っていました。じゃあ家でもナスの料理食べてくれるかな?と聞くと「アルプスのが美味しいんだよ」と言っていました。が、これを機会に食べていってくれると思います。アルプスの力はすごいですね。いつもバス酔いが心配な子でしたが、行きのバスから楽しくて(念のため酔い止め薬は飲んでいきましたが)酔わなかったそうです。<後略>

■神奈川県横浜市 Mさん 初参加なのでわかりませんが、荷物のカンリなども思ったより出来ていたので、行けば、なんとかなるものだなと思いました。解散式では「もっといたいな〜」と泣いていたのに、家に帰って来ると「久しぶりのボクのお部屋だな〜」と又、泣いていたので、彼の心の中に新しい感情が又一つきざまれた事が1番の事です。

■神奈川県横浜市 Nさん 経験のないことにとても慎重。自信のないことにはできる限り近づかない……出発の数日前から、“ボクが行きたいわけではないのにママが勝手に申し込んで……行きたくないんだ!”と言いはじめた。が……戻ってきた第一声は“半年コースっていうのもあるんだって!!来年はそれに行くから!”と。“半月コースじゃないの!?”“イヤ、半年コース”と……楽しかった様子。苦手なさかあがり、逃げてばっかりだったのに、もどってから毎朝、公園に練習に出かけ始めました。

■神奈川県横浜市 Tさん 初めての参加、子供は、自分から友達を作るのが苦手で、たくさんの不安をかかえての出発でした。今回の日程は雨続きで、子供が2日目に熱を出し、保健室で寝泊まりしたり、とお世話になりました。しかし、そのお陰で多くの優しさを感じたようです。リーダーの事はとても優しく母以上だったようです。「手作り野外料理」に参加したお陰で、料理の楽しさを知り、今まで興味なかったのに料理を手伝い、やりたがるようになりました。家のこともいろいろ協力してくれます。

■神奈川県横浜市 Yさん 昨年の夏の初参加に比べて、お友だち1人作れた。帰って来てから、あ〜だこ〜だと笑顔でいろいろ話せるようになった。今回は特に、帰ったその日から、毎日、おりがみを一生けん命折っています(何があったのかしら!?)。また。キャンプで歌った曲をハミングしたり、同じ班の1人のお友達について、プラス面とマイナス面の両方できちんと見ていました。キャンプファイヤーの「しんみりとした空気」がわかるようになってくれた事も嬉しいです。昨年も帰宅後、同じ事が起こったのですが、一時的に親のたてた日々の計画に反抗するようになりました。それは良い事として嬉しく思っています。その態度を確認してから、本人の意志と親の都合をねる前に話し合い、明日のスケジュールを決めるよう変えたら、責任も少しもつようになってくれました。<後略>

■神奈川県横浜市 Yさん いつも外で遊びなさいと言ってもすぐに家へ戻り、友達と一緒にいてもゲームで個々に遊んで、友だちと外でゲームをして遊ぶ楽しさがわからないようで不安に思っていました。今回、外で皆と遊んで大丈夫かと心配していましたが、本人は全て楽しかったと大満足でした。すぐに疲れたと言うのに登山も追跡ハイキングも弱音をはかず楽しくできたようです。今まで、ウォ−キング大会やハイキングなど誘っても体を動かすことは「絶対に嫌だ」と言っていましたが、キャンプから帰ってきて登山に誘ったら「行きたい」と言うようになりました。自然の中で遊ぶ楽しさがわかったようです。<後略>

■神奈川県大和市 Kさん 去年、弟の参加を見送りにきて、“ぼくも行きたい”と言ったのを聞いて、“こまったなぁ〜”と思いました。当会の「めざすこと」に、たいへん共感を覚えるのですが、この子は、高機能自閉症で、他の人がどう思うかを自然にわかることや、言葉に出して言わないがみんなが守っているきまりのようなものを理解するのが、非常に困難で、毎日困って暮らしているので、このキャンプは彼にはレベルが高すぎる……と思っていました。案内が届いたのを目ざとく見つけ、“ぼくも行きます”と言うので、勇気を出して、お電話しました。リーダーの方には、大変な思いをおさせしたかと思いますが、楽しかった〜と言っています。ふだんより、陽気で、テンションの高い様子で、弟と歌をうたいまくっています。いなくなっちゃったり、しかられるようなことしなかった?と聞くと“わからない、忘れた”と言ったのですが、弟が“ごめんなさいを言ってるとこ見たぞ〜”と言うと、自分から、“源平合戦で負けたとき、審判のせいだ〜ってやつあたりしちゃったので、あやまったんだ”と言いました。自分のしたこと、言ったことが、どういう風にいけなかったのか、理解させて下さって、ありがとうございました。

■神奈川県相模原市 Yさん 年長の時に初参加して以来、3年生の今年、2回目の参加でした。間の2年間はアルプス村からの案内が届いても「う〜ん……」と乗り気でない様子でしたが、今年の夏はなぜか「行く!!」とはりきっていました。出発当日は緊張したのか突然の腹痛に苦しんだりしましたが、何とか出発。あっという間の3泊4日で、帰ってきたときはとてもいい顔をしていました。同じグループの友だちのことを話しながら、わかれる淋しさに涙をうかべていました。3年前にはなかった表情です。いい出会いができ、すてきな思い出ができたことを感じ、嬉しく思いました。

■神奈川県厚木市 Iさん 明るくなった。受験をひかえて親子共に気持ちに余裕がなかったかも……今回、キャンプに行くまでは、何か自分に気に入らない事があると、すねたり、怒ったりしていたが、班長をまかされて「受け入れる」余裕や自信をつけて、ひとまわり大きくなって帰って来ました。歌を口ずさんでは、リーダー達のパワーと笑顔を思い出して、頑張っている様です。中学生になったり、15日間アルプスに行ってくると楽しみにしています。「ごはんぐんだんの作るごはんがさいこーにおいしいんだヨナ〜」と食事のたびに言われてしまって、立場がありません……(母)。ずっと少食だと思っていたのですが、良くたべたそうです。メニューをながめては「全部おいしかった!!」と何度も何度もくりかえしています。

■神奈川県厚木市 Nさん 満足した顔で高揚させながら沢山の土産話を聞かせてくれました。来年も参加したいかを聞くと即答で「絶対行くぞ!」と力強く返って来ました。変わったとか力がついたとかは、わかりませんが、体をめいっぱい使って楽しめたこの経験は、彼の宝物になった事と思います。<中略> 案内パンフの要望や談話室(HP)の内容を見ても、細かい事や物の事で気にしすぎる親が多すぎ!!(私なんか初めての時、なーんにも心配しなかったけど……持ち物一つであんなに盛り上がれるのが不思議です)。これは、この会の参加者に限らず、同じ様な傾向があちこちで見られ、その様な親の要望に応えているうちに、雰囲気が変わってしまった例を見ています。時代の流れで、しかたのない事もあるかとは思いますが、アルプスだけは、このアルプスらしさ、良さをどうぞ継続させて下さる事を願ってやみません。

■長野県塩尻市 Oさん 娘は昨年より不登校となり、前向きな興味がほとんどない状況の中、7日間のコースを自分で選択し参加させていただきました。さみしい思いもしたようですが、この7日間が娘を大きく成長させたのでしょうか、8/19に帰宅し8/20までの夏休みが終わり8/21から久しぶりに登校できるようになりました。まだ完全復活ではありませんが、キャンプに参加した事がきっかけになったのは確かだと思います。<後略>

■長野県諏訪市 Kさん (前略)キャンプ中の全ての出来事を話してくれたわけではないのですが、本人の表情から、とても楽しい5日間だったことが、よくわかりました。例え、何も話を聞かなかったとしても、子供の顔が全てを語っています。来年もぜひ参加させて頂きます。<中略> 帰ってきてから、しばらくは、姉といっしょにアルプスの歌をフリつきで一日中のように大声で歌っていました。

■長野県駒ヶ根市 Sさん 全てが「アルプス子ども会への参加によって」とは言えないのですが、@誰とでも楽しく遊んだり話をしたりできる反面、何かしたいという願いをきちんと持ち、一人でも行動できるA自分で理解をしていながら、他の友達の考えの良さを感じたり取り入れたりしようとする謙虚さを持っている ということを学校でも家庭でも感じています。

■静岡県浜松市 Hさん 2年生、3年生の担任の先生に、グループでの活動(クラスの班、クラス単位での行事、たてわり班)において、とても積極的に生き生きと行動している、とのお話をきき、うれしく感じています。今年参加3年目ですが、はじめてリーダー以外での同じ班の友達と住所交換をしてきて、組終了後に早速手紙が届き、返事を書きました。本人共々、とてもうれしかったです。文通がつづけばなお、うれしいです。(弟と2人、アルプスソングをうたっています)

■静岡県浜松市 Hさん 親から離れての旅行、宿泊体験がはじめてだったので、まわり(おじいちゃん、おばあちゃん、父親)にとても心配されての参加でした。でも心配をよそに、バスに乗る時もとても晴れやかに手をふり乗りこみ、帰りも大きな荷物をちゃんと自分で背おい、解散式では一番前で大きな声でテーマソングをうたっていて、とても頼もしくみえました。帰ってきてから、参加を心配していたみんなに「すごいね〜」とほめられ、とてもうれしそうでした。自信につながったかな、と感じています。(学校の帰り道で、ドカボコバナンナをうたって帰ってきます。近所の人に笑われています)

■愛知県刈谷市 Iさん 初めての参加でした。本が大好き、友だちも大好きの保育園生活を経て、学校に入学しました。学校は大好きで、何でも興味があり積極的にやりたがる子ですが、母の仕事が忙しく、日常のところでは随分大人の都合に合わせた生活をしていて、夏休みには特に学校もなくいろんなことに興味のある息子にとっては十分すぎる時間がありました(宿題もあっという間に終えてしまいました)。この会にもすごく乗り気ですが、日頃は忙しい生活にあまりに振り回され、イライラ怒れることも多く、母親とけんか、言い合い、妹ともすごいけんかの日々でした。息子は今回参加し、本当に満たされ、楽しんできたようで、とても穏やかで、妹とも、母親の私とも言い合うこと、怒れることがなく何より笑顔いっぱいです。冬も行きたいこと、来年はもっと長く行きたいと早速話していました。参加出来、本当に良かったです。研修をされ、子供の見方、会の目指すものなど本当に細かく作り上げ、学ばれてきていることを実感させていただきました。30年もの積み上げには本当に安心して子供を預けることが出来ました。私自身も仕事が許すならこの会にたずさわりたいと思うほどでした。<中略> また冬に息子を参加させて下さい。よろしくおねがいします。

■愛知県半田市 Kさん 自分で成長したといっていました。「親切になったし、やさしくなったし、思いやりがもてた。社会の勉強をしてきた」と得意気でした。親からみると、今まで面倒くさがりだった子がフットワークが軽く頼んだことをいやがらずにやってくれたり、気がついて動けるようになった気がします。子供は1日も親と離れた経験はありませんでした。まさか淋しくなる間もなく100%楽しむことができたとの言葉がきけるとは……想像以上の喜びです。リーダーを含めたスタッフのすがすがしい、そして暖かい存在感に開会のときから安心していました。会の目的にも共感しています。<後略>

■愛知県知多郡 Mさん 変わったとか力がついたとか、目に見えてという事はないように感じます。でも「夏の子ども会」で歌った歌を大きな声で歌ってくれました。いつもなかなか歌とか歌ってくれないのですが、それはそれは楽しそうに歌っています。それだけ「夏の子ども会」が楽しかったということで、うれしく思っています。

■愛知県名古屋市 Iさん 人をいたわる気持ちが少し持てるようになったかな、と思いました。例えば「ママ大丈夫?」と声を掛けてくれたり、自分から進んで荷物を持ってくれたり……。持続していってほしいなぁと思っています。 <中略> 大変楽しい5日間だったようです。とびっきりの笑顔でバスから降りてきました!そして第一声が「また来年も行くー!」。一人っ子で我が強く、我慢することが苦手な子ですので、お友達と仲良く過ごすことができるかなぁ……と心配しておりました。スタッフの方々に御迷惑を掛けなかったかしら……。行きの集合場所から、ギターで歌をうたったり、一人一人の子供に声を掛けて下さったり、と子供の不安を取り除くような行き届いたケアや帰りの解散場所でのステキな子供達の歌に感激して涙が出ました。<後略>

■愛知県名古屋市 Kさん 「生きていてよかった。生まれてきて本当に嬉しい……」「カバヤキさんが言っていたよ。悲しい時には、悲しい人の気持ちに自分の心を合わせてその悲しみを自分のこととして捉えられるように、楽しいこと嬉しいことはみんな一緒に「楽しい〜」「嬉しい〜」と体じゅう心じゅうで表して一緒に喜ぼうと……だから私もそうなれるといいな」―――帰ってきた日に話してくれたコトバです。カバヤキさんがどんな場面でどんな言葉で語られたんだろうと想像はふくらみ、母感激!親以外の方から心にかかるこんなステキなお話を聞かせていただけてたいへん幸せです。この出逢いが、娘の変化を導き、力になっていくことと思います。<中略> 私は、大人として我が子以外の子にどんな語りかけが出来るだろうと自問しています。

■愛知県名古屋市 Kさん あらゆる面において「許容範囲」が拡がるきっかけになった様に思います。ex.汚れることに対して、友人とのかかわりetc……と現在のところ、際立った変化なく過ごしていますが、初参加!!(恐らく5日間では、まったく本領発揮できていなかったに違いなく)アルプスで頂いたたくさんの刺激は、3ヶ月、半年後になって大きな変化となって現れてくると思います。うちの息子の場合、時間をかけて変化が著しくなるので、これからが楽しみです。「ボクは、本当に気に入ったよ……食べ物もすごくイイヨ(帰りのバスでいただいたおやつをその証明にと持ち帰り見せてくれました!!)みんな手作りだモン!!又、必ず行くよ」との感想でした。食事のみならず、すべて「手作り」の心暖まる「子ども会」のあり方に感激!! <中略> 営利追求の商業キャンプの多い中、「子ども会」という存在の貴重さを実感しています。冬も参加させていただきたくよろしくお願いします。

■愛知県名古屋市 Tさん 自分で考えて行動していく力。中学に入学した時点で引っ越しして、心細い思いをしたと思います。しかし、アルプスで知らない中に入り、がんばって友達を作っていく所、生かされているんですよねー。サマーボランティアで、保育園へ、もう小さい子の人気もの、でした。食事の時には、娘のとりあい、泣く子もいた様ですが、はいはいと、その子達をおさめる力、これは!!アルプスでつちかった力!?

■愛知県岩倉市 Iさん 解散式をして名古屋駅に入ったとたん、みんなと別れるのが悲しいと声をあげて泣きました。30分ほど泣いたりしました。私にキャンプの話しをしようとするたび夕食の頃まで泣き声になったり声をつまらせて話せなくなってしまいました。まだ話しは少ししか聞けていませんが、楽しみにとっておこうと思います。心の中で熟成した頃話してくれると思います。<後略>

■愛知県一宮市 Yさん グループのお友達の名前を10人中5人も覚えていました。近所に子どもが少ないため、保育園から帰ってくるとゲーム三昧だったので、色々な年齢の子と触れあってほしいと思い参加させました。本人もすごく楽しかったようで「3日しか泊まってない〜」と言うので「4日泊まるコースと6日泊まるコースがあるよ」と言うと、「来年は6日泊まる!」と言っています。家ではあいかわらず甘えていますが、少しお兄ちゃんになったなあと感じています。今までどこに住んでいるか興味を示さなかったのに「僕ってどこに住んでるの〜?」と聞いてきたのには、少しうれしく思いました。実生活の中で、親以外の大人、大学生、高校生、中学生と関係を持つ機会は0に近いので、すごくいい経験ができる場だと思います。子どものお手本にならなくてはいけない大人が最近は少ないと思うので、アルプスに期待しています。すてきなリーダーをどんどん育成していって下さいね。

■岐阜県岐阜市 Tさん 年長で初めての参加、長女(中2)の幼稚園の頃と比較しても男の子で早生まれのせいか子供っぽく甘えん坊のこの子がHPを拝見して「行きたい」と言いました。タイミング的なものもあると思いましたのでさっそく申込手続きを済ませました。ご迷惑をお掛けしないか、泣いていないかと心配をしておりましたが、フレンドリーで頼もしいスタッフの方々のお陰で帰宅後「楽しかった。又、行きたい」と喜んでおります。<後略>

■岐阜県羽島市 Iさん 学校では特に得意なこともなく、あまり目立たない子ですが、今回参加させていただき、6年生ということもあって、班長や大勢の前で話すこと等ふだんはできないような役をさせてもらえたことが、本人にとって大きな宝となったようです。とてもうれしそうに話してくれました。

■三重県桑名市 Oさん 毎回、参加当日は多少不安もあるようだが、帰って来た時の顔は本当にすばらしい。きっと理念を貫く姿勢、共通理解が徹底され、一人ひとりを大切に配慮されているためと心より感謝している。豊かな充実感と達成感をしっかり味わうことにより、まず大きな「自信」がついたと実感している。また、自分の意見をしっかりと持って相手に伝えるなど、「自分」というものをきちんと持ってきているように思う。たくましく、一回り成長して帰って来たな、という印象が強く、甘えたところがなくなり、何でも「自分で」しようという所が多く見られるようになる。―ただ、帰宅後、1〜2週間も経つとすっかり元通りになってしまうのが残念。やはり環境は大きいと痛感。また、子どもだけでなく、親にとっても子どもと一定期間離れることにより、冷静客観的になることができ、煮詰まった親子関係を見直すよい機会となっている。

■京都府京都市 Sさん 準備はほとんど私(母)がして、子供は、バックにつめるだけでしたが、帰宅後のあとかたづけは、自分からしていました。重い荷物は、私に持ってほしいと、いつも依存的なのですが、今回のキャンプの帰り、荷物は自分でもち、私がもってあげようとしても、自分の荷物だから……と家まで自分でもちました。あたりまえのことかもしれませんが、すごくうれしかったです。初めての参加で、体調はもちろん、対人関係など心配なことだらけでした、5日間の出来事は、聞いてもあまり話しはしませんが「次も行きたい」と言うのを聞いて、満足のいく5日間だったことがうかがえました。<後略>

■京都府京都市 Sさん 只今反抗期……(?)なのか、すなおに話がきけなかったり、おこりっぽいのですが、5日間お互いはなれたことで、お互い(私と子供)のイライラが少し軽減したように思えます。もちろん、帰宅後も反抗期続行中ですが、文句を言いながらも(自分のことはあまりやりませんが……)手伝いをよくしてくれるようになりました。キャンプ参加のおかげです。同行のスタッフ方々は、とても明るく、私(母)も参加したいほどでした。学生時代がなつかしくなるほどでした。只今反抗期??……なのか、すなおでなく「楽しくなかった」と本人は言っていますが、時々兄と、アルプスでうたったという歌をうたっています。……きっと楽しかったんでしょうネ。参加させて本当によかったです。<後略>

■京都府宇治市 Nさん まず、車酔いがひどく、車やバスで遠くまで出かけることをイヤがっていた娘が、行きも帰りも酔うことなく元気にニコニコ、バスから降りてきた時点でビックリでした。そのこと一つとっても自信につながったと思います。また秘密主義者で、学校やお友達のことをきいても「ヒミツ」「ナイショ」とあまりしゃべってくれない子がキャンプの出来事は次から次へと話してくれます。弟や妹と遊ぶときも、遊びの中に以前では見られなかった創意工夫が見られたり、優しい言葉がけをしたりする様になりました。楽しいことばっかりだったようで「来年は何日間のキャンプに行こうかな〜」と今からいろいろ考えている様です。その昔キャンプリーダーであり、その昔の昔キャンパー(いずれもここではないのですが)だった母にとっては、我が子のキャンプデビューは昔の自分の姿がそこここにあり、なつかしいような、背中がこそばゆいような不思議なかんじでした。キャンプの様々な経験が、今の私の基底にあるように、彼女もいろいろここでしか経験できないことをたくさん吸収してきてほしいと送り出しました。そして母の策略(?)通り、娘はいい経験をさせて頂いた様で、イキイキ、ニコニコ戻って参りました。リーダーさん達にもとてもいいお顔で接して頂き、それはきっと子ども会のスタッフの方々が愛情こめて、リーダーさん達に接しておられるからだと感じました。子どもめぐるイヤな事件が多発する昨今、安心して思い切り遊べるこういう機会を作って下さっていることに感謝しております。<後略>

■京都府相楽郡 Iさん 帰ってきてから、会の歌を歌っている。自分が所属できる場所が、学校以外にもあり、楽しい時間を過ごせるという確信が、地域・学校で、嫌なことは嫌だと友人に対してはっきり表せるようになったこと。一年生で、最年少でも、人の役に立つことができる、してもらうだけではなくすることがある、と責任を持つことの楽しさを感じたようです。

■奈良県奈良市 Mさん 3回目の参加ですが、「来年も参加したいですか」との項目で“はい”に○をつけたのは、今回が初めてです。しかも3重丸で。いざ来年になったらどうするかはわかりません。けれどとにかく、帰ってきた時に“楽しかった、また行きたい”と本人が感じたことは間違いのないことであり、親として何より嬉しかったです。いわゆる“教育的意義”のようなものを期待して送り出している訳ではなく、いつもと違う場所で、初めて出会う人たちと、親も知らない自分だけの時間を存分に楽しむ―そんな経験をしてくれたら、と願っています。何事も押しつけられるのを嫌がる子どもです。アルプスではきっとそうした場面が少ないから、居心地が良いのでしょう。<後略>

■大阪府東大阪市 Sさん 出発の時、泣いて「行きたくない」とか「お母ちゃんと離れたくない」と大暴れしてたいへんでしたが、向こうに行くと絶対に楽しいはずと思い、半分心配、半分大丈夫という気持ちで見送りました。お迎えの時、昨年の幼児キャンプでは、泣きながらバスから降りてきたのでどんな顔で帰ってくるか楽しみでした。泣いて帰ってきたら、復活するまで時間がかかる、泣かずに帰ってきたら機関銃のように話を聞かせてくれると思っていたんです。バスが着いて子どもの姿をさがすと、後者で、泣かずに帰ってきました。解散式では、大きな口をあけて、楽しそうに歌う姿が見られたんです。解散式もすんでおかえりと迎えてやると、そこから予想通り機関銃のようにいろんな話を聞かせてくれました。そして京都から大阪までの間、電車で歌集をひっぱり出して、字を読んでるのかわかりませんが、ず―――っと歌い続けて聞かせてくれました。そして来年は5日間のコースに行くんだと宣言していました。<中略> 行きのバスでは大変だったと思いますが、娘にとっては貴重な体験ができたと思っています。昨年初めて参加して、覚えた歌も、家で兄姉といっしょに歌って楽しんでいたんですが、今回参加して歌う歌も増えてにぎやかにやっております。

■大阪府高槻市 Kさん 積極的に自分から行動する力と家族に感謝し、自然にありがとうという言葉が出るように思いました。都会で便利で、何でも手に入り、クーラーやテレビなどのある生活にどっぷりつかっているので、自然の中で、自然の風や空気を感じ、多少不便でも皆と協力して何かを成しとげることの大切さを感じてもらえれば、又一つ成長させてもらったのだと思います。<後略>

■大阪府箕面市 Kさん 大きな数の計算が出来ないのに、おこづかいをほとんど残すことなく上手く買い物して来たので聞いたら、リーダーにいちいち「これは買える?」聞いていたみたいです。他のことでもわからないことがあればリーダーに聞いて教えてもらってたらしく、今まではわからないことがあってもその場で止まってしまっていたのですが、人に聞いて行動することが出来る様になったみたいです。テントでおねしょしたみたいで、ここ何年もおねしょをしたことが無いので、ビックリ!!夜中〜朝方は冷えたんでしょうか?しかも、そのことを隠すことなく、リーダーだけでなく同じ班の子に「おもらししちゃった」と報告したみたいでまたまたびっくりです!今回初参加でしたが、とても楽しく過ごせた様です。<中略> 頂いた写真やわたげさんのカードを見ても楽しかった様子がうかがえました。親としても行かせて良かったと満足してます。今後の要望としては、交通事情から京都からバスが出るのは仕方無いとして、新大阪のホームまで連れて行くのでそこからスタッフの方が一緒に電車に乗って京都まで連れて行って頂けると助かります!!

■大阪府豊中市 Kさん お友達と早く仲良くなりたいので、どんどん自分から積極的に声をかける事ができるようになった点を頼もしく思えます。

■兵庫県明石市 Sさん すごく楽しかった様で、家へ帰る電車の中でずっとアルプスの話をしてくれました。男の子2人年子で、お互いが、常にライバルで日々けんか……という感じでしたが、期間中は、兄弟はじめて離ればなれになり、お互いの大切さを分かりあえるいい機会になったようで、帰宅後、けんかがぐっと少なくなりました。親の方も、子供が産まれて7年、親子が離れる機会もそんなになかったので、久々に、夫婦としての時間をすごす事ができ、うれしかったです。

■岡山県岡山市 Kさん 今回、初参加です。長男は小二なので、もっと長期のキャンプに参加させてやりたかったのですが、弟との関係で、二人とも参加できる3組にしました。1歳からの保育園生活の中で、お泊まり保育も経験しているし、祖父母の家にも1人でバスに乗って行けるので、キャンプ生活に不安はありませんでしたが、おねしょが気になっていました。しかし、リーダーさんが、出発の時に「おねしょは気にしないで!」とはっきりと言ってくださり、背中を押されました。長男で、素直で口数の少ない子でした。しかし、キャンプから帰ってから、ことに「いやだ」とか「どうしてそんなことしないといけない?」とか「お母さんは、こう言った!」などと、言葉による主張が聞かれるようになった気がします。何かあったのでしょうか……?うれしい限りです。<後略>

■アメリカ在住 Sさん もともと仲間とか年上の方々と一緒に何かをすることが好きな息子でしたので今回のアルプス子ども会への参加は、とても楽しみにしておりました。帰ってきて3才下の弟とのつき合い方がずい分違っていましたので(ケンカになる前に二人で解決しようとする)そのことを尋ねますと“アルプス子ども会ではいろいろな事を学んだからね。でもこの事は教えてもらったというか、自分で気付いたんだよ”と答えてきました。ただ教えてもらった事ではなく、その中から自分で考え、自分なりの答えを探してみるということができた……その事が私共親として大変うれしい事でもあり、子供自身己の成長を感じたことと思われます。<後略>
そよかぜ村参加者、その他のお便りから やまびこ村参加者  せせらぎ村参加者
■茨城県水戸市 Yさん 春・夏・冬の子供会にトータルで5回程参加させていただいておりますが、着替え、忘れ物など、まだ成長のきざしがなく、次の予定を考えて行動していく能力がなかなかやしなわれていない様なので、もう少し長い目で見ていく必要があるのかなぁと思っています(普段の生活の上でも必要なことですが……)。御迷惑をおかけしているかと思います。すみません。然し、毎回、満面の笑みで帰って来ます。今回の初めての1週間でしたが、とても楽しかったとお話ししてくれました。今回は初めて、グループのお友達やリーダーと、住所交換したそうで、大切にそのメモを保管しています。少しずつ、たくましくなってきた様な気もします。<後略>

■千葉県我孫子市 Tさん 子供の普段の生活において、わからない事は人に頼らず、自分で聞き確かめることができる。学校生活の中で、自ら積極的に行動できる。というのは、やはり1年生の時からアルプス子供会のサマーキャンプに参加していることによるものだと思っています。今回は、参加する組も自分で決め、ほぼ準備も片付けも自分でやることができ、感心しました。

■埼玉県南埼玉郡 Nさん 毎年楽しく参加させていただいております。我が子が初参加の時は大泣きしなかなかバスが出発出来ずに大変迷惑をかけました。側で泣きじゃくる我が子を見て参加を諦めようと思っておりましたが女性のスタッフの方より「私は小学生のときにキャンセルしたことを今でも悔やんでいますよ」という話を聞き心が動きそのスタッフの真っ直ぐな眼を見て任せようと決心し泣きじゃくる我が子をバスにおいてきたのが初めてでした。帰ってくるまでの4日間はとても長く感じました。帰ってくる日バスを待っているとあのときの女性スタッフが子どもの様子を知らせてくれたのでとても安心しました。バスから降りてくるあの子の眼の輝きを見て本心から安心しよかったとただただ嬉しくて感謝するばかりでした。その子が今は「キャンプファイヤーがあって一番長いのがいい」と言うまでになりました。<後略>

■埼玉県鶴ヶ島市 Sさん 親は気付きませんでしたが、本人の友達の御両親や親せきの方、または知らない人との話し方が、とてもしっかりしていると言われました。「アルプスでいろいろな(年令の人)と話すことが慣れているから」と本人が言っておりました。親とはなれて生活をさせる事は、親が考えている以上に本人をきたえているのだと実感しました。とても楽しい5日間だった様です。いつもガミガミうるさい母から離れて幸せ……とのこと。ただ一つ不満だったのは「まんぷくパーティーにチョコバナナが無かった!!」ことだそうで、ごはん軍団の人に他の組のパーティーにはあったのに(前日に他組のパーティーがあったそうで見たのだそうです)なんで無いの?と聞いても答えがなかった……と涙目で(笑い)話していました。シャワーがつめたかったのも悲しかったそうです。親としては、観察した物をそれだけで終わらさず、最後に皆の前で発表させたという事がとても良いと思いました。顔のわかっているクラスメート以外の人に説明・発表の体験はとても大切だと思います。<中略> どんな発表なのか見てみたい……(大人の手の入らない子供達の研究ってどんなのでしょう……興味あります)。過去の伊那組の研究もあわせてHPで概略と内容をちょこっと見たいですね〜リーダーさん達がうらやましいです。

■東京都江戸川区 Sさん 「保護者の声」やホームページに、お子さんの成長したところ、変化したところなど色々書かれているのを見て、私もつい期待してしまいましたが、親が望むような変化というのは今のところ・・・・・・しかし考えてみたら“Tが一人で4泊5日のキャンプに参加する”そのこと自体がすごい事なのでした。ハンディがあり、学校でも子ども同士のかかわりが苦手(下手)な子が、1人で参加し、班の仲間と5日間を楽しくすごせるようになったこと、それが一番の大きな成長なのかもしれません。<中略> ハンデを持っている子なので「一人の例外もなく支え、守り合う関係」という言葉を読むたびに心にじ〜んとしみています。子ども会のことを知ったのが昨年(6年生)だったので、もっと早く知っていたら……ととても残念に思っています。昨夏の初参加以来、冬・寒中・春と続けて参加させていただいていますが、本人は楽しかったこと、おもしろかったことしか話しませんので(自分に都合の悪い事は言わない)トラブルはなかったのか、御迷惑をおかけしたことはなかったのか……いつも気になっています。知ってしまったら、もう申し込めなくなってしまうかもしれませんが……

■東京都荒川区 Kさん これまで自分より小さい子の面倒や、ゲームなどでわざと負けてあげるなど、ありませんでした。年上・年下すべて自分と対当という気持ちがあったみたいです。しかし、今回参加して相手を楽しませてあげる、小さい子の面倒を見てあげる気持ちが芽ばえ、1回り大きくなって帰って来た気がします。

■東京都大田区 Sさん シチュー、カレーをどちらにするか相談する場面で、Rの牛乳アレルギーのことをみんなで考えてシチューをあきらめて、こころよくカレーにしてくれたみんなのやさしい気持ちがうれしかった様だ。何もかも楽しく、あと10日居たかったと。うたをうたうことが好きになったと言ってます。かしの冊子を母に見せピアノでひいてくれ〜と。その後も歌詞カードをみながら、字をおいながら、一生懸命にうたっていました。2週間たった今でもうたっています。「毎日うたってたらわすれないよね」と言って。冬も行きたい、来年もいきたい、と。事前にアレルギーのことでTELしていろいろ変更して頂いてありがとうございました。本人も、行く前に、食事を心配していたところ、食べられないものを代替食があると知ってくもっていた表情がサッと明るくなり、「あーよかった」と安心してのぞめました。<後略>

■東京都大田区 Aさん たくましく生きる力がついた気がします。昨年参加するまでは、気が小さく新しい環境への不安をかくせない子でした。今年は、一緒にコースをきめる時点から、楽しみ半分以上、不安少々という感じで、帰宅時には「もちろん来年も行く」と笑顔。親と離れ、自然の中で思い切り体を動かし新しい人間関係を楽しめるという事は生きる力がそなわりつつあると感謝いたします。

■長野県上田市 Nさん 昨年は、帰ってきて感想を聞いても「おもしろかったよ」というだけで、あまり具体的に話してくれなかったし、同じ班のメンバーの名前もあまり覚えていなかったのですが、今回は「何をどんなふうにやってどうだったか」といろいろな活動について話してくれました。また「オレ、班のあだ名みんな覚えたよ」と一人一人の名前を教えてくれました。他の班の人のことも「○○は出し物の大会で○○をやった」とか「○○がタグラグビーの時こうだった」など本当にたくさん話してくれました。本当に毎日の子供の様子が見えるようで参加させてよかったと心から思いました。学校では、クラスの人とうまく距離がとれなくてなんとなく浮いた存在で仲間から外れてしまうことの多い子なのですが、自然の中で異年齢の人達と思いきり遊んだ一週間だったようです。来年もぜひ行きたいと言っています。中学生までずーっと参加して成長していってほしいと願っています。「タグラグビー」がたいへん楽しかったようです。日頃はあまり活動的ではなく、走るのも苦手ですぐ疲れたといってやめてしまう子なのですが、3日目の試合ではMVPに選ばれたようで親としては驚きでした。転んでひざや腕などあちこちにすり傷ができていましたが、そのくらいがんばったんだな、と見直しました。「運動が苦手な子」ときめつけていた自分を反省しました。「そよかぜ村だより」は一週間の活動の様子が書かれていて大変良かったです。子供との会話がさらに増えました。「おたよりに○○○と書いてあるけれど、どうだったの?」ときくと「ああ、あれはね、○○○だったよ」と教えてくれ、さらに別のことを思い出して話してくれたりしました。献立表もどんな食事をしたのかがわかってよかったです。リーダーからの手紙もよかったです。特に、内容が子供が一番楽しいといっていたタグラグビーで、しかもMVPに選ばれたことにたいして「おめでとう」と書かれていたので、子供の気持ちとピッタリ合っていました。<後略>

■長野県伊那市 Tさん 親と離れて1泊もした事のない娘を3泊4日に送り出すには最初とても勇気が必要でした。お金を支払いに伺った際、団妻さん(?)があたたかく励まして下さり、私も安心して子供を送り出す事が出来ました。子供は一人ぼっちで参加し、特に夜寂しくなり、もう次は行かなくていい!と言っていますがまだはじめての経験です。親と離れて自分一人でやっていかなくてはならないのがこんな気持ちなんだ……という事を体で感じてくれればそれがとても良い経験だったのだと思っています。遊んでいる間はとても楽しかった様で家に帰ってからもアルプスでの事をよく話してくれます。川の流れが急でこわかったけれどリーダーが助けてくれた事、テントをはるのがとても大変だった事、源平合戦が楽しくて仕方なかった事、まんぷくパーティーで食べた物がどれもとても美味しかった事、ホットドック作りで火傷しそうになった事、最後の日はキャンプファイアーは出来なかったけどいっぱい遊んで疲れて、2日間寂しくてねれなかったのにその日の夜はお話の途中で寝てしまっていた事、お弁当の唐揚げが最高に美味しかった事、見る景色が写真みたいだった事、リーダーから聞いた面白いお話し、アルプスで覚えた歌や踊り、食器の片付け方……まだまだ挙げたらきりがありません(笑)。子供はどちらかと言うとじっくり考え思い出して、後からジワジワと感じてくるタイプなのでこれからさまざまな場面で今回の経験が役に立ってくると思います。しばらくは親と離れるのはイヤだと言っていますがそのうちまたアルプスが恋しくなってくれる様な気もしています。はじめて親から離れて生活してみる経験をアルプスで過ごす事が出来て本当によかったです。<中略>(余談)@親バカな私はお迎えの時に娘の好きなアクエリアスを持参し、「久しぶりに飲みたいでしょ」とさし出すと、「ごはんぐんだんの作ってくれたお茶の方が美味しいからこっち飲む。ママも飲んでみたい?すごーく美味しいよ。」と言われてしまいました。A家に着くと「やっぱりここの空気よりアルプス子供会の山の空気の方が美味しいねえ〜」と一言。伊那市だからあまり離れてないと思うけど、やっぱり違ったんですねえ〜。

■愛知県安城市 Sさん 昨年もこちらの「夏の子ども会」に参加させていただきました。他の子供達は楽しそうに話していたのに、息子は「もう行かない」と1言、「?」同封の写真を見る限りとっても楽しそうな雰囲気なのに……しかし、夫と私は、親から離れて他人といっしょに何かをしてほしいという気持ちから「泣いても嫌だといっても次回も参加するんだぞ!」と1言。今年は「楽しかった、来年も行く!」と今からはりきっています。1度いったので安心感があったのだと思いました。変わった点、力がついた点は残念ながらないのですが「来年も行く!」というたのもしい言葉にそれだけでうれしく思っています。子供が楽しいならばそれだけでよいです。大人がレールを敷くより、失敗を味わい、考える力をつけていってほしいと我が家は思っています。<後略>

■愛知県名古屋市 Sさん 学校の音楽の授業で「歌を歌わない」と先生に言われたことがあり、本人も「歌いたくない」と言っていたのが、1回目の参加で「歌うことが楽しかった。歌うのが好きになった」と言い、2回目では眼鏡をかけるのを「かっこ悪いから」といって嫌がっていたのに、アルプスでは寝る時以外かけていたらしく、帰ってきてからも、気にならなくなったとの事。アルプスに行って、これまで恥ずかしいと思っていたことが、恥ずかしくなくなったという事は、何か、自信をつけて戻ってきたに違いないです。とても嬉しく思いました。

■兵庫県篠山市 Kさん 私にとって3人目の子で、この子が1才の時の秋の親子会がこの子にとってのアルプスデビューです。兄と姉がアルプスに夢中(親の私も)だったことで、アルプス子ども会が側にあるのが普通である中で育ってきた小学5年生の娘です。学校や地域で遊べない分、この夏の子ども会で思いっきり遊んで『子供』になりきって帰ってきます。娘が言うには「アルプスのみんなは私と同じように遊びに真剣に自由に遊んでくれて、同じように自然や風を感じてくれるでェ!」らしいです。小さい時からの参加ですので、自分のことは自分で責任をもって行動するが、身についています。これもアルプス子ども会に参加して、自然に身についたことです。<後略>
◆載せられなかった多くの皆さん、悪しからずご了承ください。

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