第28回夏の子ども会
[2002/7/20-8/29]
事後アンケート
「参加して子どものここが変わった」より
■福島県福島市 Uさん 日頃経験出来ない楽しいことをいっぱい経験してきました。新幹線から顔をしかめておりてきたので、何かあったのかと思ったら、みんなとわかれて悲しいからと言っていました。

■茨城県那珂郡 Nさん 放課後の学童クラブにて、ともすると集団となりがちな同学年の友だちと離れ、自分のしたい事を率直に言葉にし、行動に移せるようになりました。一人でいるのがいやだから何かを我慢し、人の中に染まろうとするのではなく、自分自身の足でしっかり歩んでいる、歩んでいける強さとたくましさを育むことができた様に感じています。子から日々学ぶものが多く、親も変わらねばと実感しています。

■埼玉県大里郡 Mさん 楽しくて仕方がなかった、そういう顔でバスから降りてきました。帰路約3時間の電車の中で、ずっと唄って(ふりつきで)いました。本当に心から楽しかったのでしょう。親と離れた中で、身の回りの事も一人で行う事が出きたと聞き、良く頑張ったとほめてあげたい気持ちで一杯です。

■埼玉県東松山市 Eさん 三度の食事づくり、子どもたちで話し合ったことを実現出来る体験、見知らぬ子どもたちとの仲間づくりなどで、楽しく過ごして、思った以上に自信をもち帰宅した様です。「自分で決め」「自分で実行する」喜びが、体全体にあふれていました。

■埼玉県北葛飾郡 Tさん 今回、初めて参加して、ここがとかの変化はありませんが、ひばしらという歌集を見て、よく歌っています。オリジナルなので一緒に歌うことは出来ませんが、なんか楽しそう。夏休みの宿題に絵日記があり、テントはりの様子を書いていました。リーダーからもらった手紙を見て、“ペグ”という言葉を確認したり、「班の人と協力してテントをはった」など、書いてありました。

■千葉県山武郡 Oさん

■千葉県勝浦市 Mさん いきいきした表情で「ヤッター!」という顔で帰ってきます。今の子どもが失いがちな、「生きる力、喜び」を充満させて帰って来ます。長期休暇毎のアルプス子ども会が、娘の生きるエネルギー源の大切な一つになっていると思います。

■千葉県市川市 Iさん 今年で4回めの夏のアルプス参加であり、中2なので今年で終わりかな?という思いでの参加でもありました。初めて参加した小5の時は一番楽しめる年令だった様で、帰りの電車の中ではしゃべり通しで。おかしかったのが関西の方が多い班だったらしく、その日一日は関西弁でした。小6では、班長をまかされたらしく、リーダーさんにも期待の言葉を掛けていただき、それが自信につながったのでしょうか、大人になったなと感じました。そのあたりから学校でも学級委員などの仕事を進んでするようになりました。中学生になった昨年は、集合場所で「小さい子ばかりだ!」とショックを受けての参加でした。駒ヶ根からみた景観は「言葉では言い表せない」そうです。お友達は何人出来た?と聞くと「全員」と言っていました。キャンプファイヤーや解散の時が涙が込み上げて来たそうです。毎年、皆生き生きとした笑顔で帰って来るなと感じています。

■千葉県千葉市 Wさん 帰りのバスを降りてきた時の子どもの顔がキラキラと輝いてみえました。(おおげさではありません)今まではイライラとおこりっぽくみけんにシワをよせているようだったのに、自信に満ちているような明るい笑顔をしていて参加させてよかったと思えました。家に帰るなり絵を描きだしましたが、とても楽しそうな自分の姿を描き、色づかいもとてもキレイでびっくりしました。

■千葉県長生郡 Tさん とてもプライドの高い子どもで、人前では決して泣かない子が、解散式のあと、一人涙をこらえて泣いていました。その夜もアルプスの話をして「今度は11日間に行く!」と涙声で言ってきて、来年の夏かと思ったら、「冬休みに行く!」と、息子は固い決意をしていました。毎日、大きな声で、一日中、お風呂の中でもアルプスソングをフリつきでうたいまくり。まさに、体に心に染みついたようです。

■東京都港区 Mさん いろいろな地域から参加されているので、毎日関西弁や、その地域の方言を覚えてきます。わずか5日という短い時間でもすっかり話し方が変わり、子どもの順応性に驚かされます。また、最近の小学生は、塾、おけいこ等で忙しい毎日を過ごしています。キャンプ中はそういう日常の全てを忘れ、思いきり遊ばせていただいているので「満足!」という顔で戻って来ます。「充電完了!」という感じです。

■東京都練馬区 Fさん 参加当日、重くてひっくりかえりそうになりながら背中にしょった大きな荷物。今までほとんどが車での旅行ばかりで、重たいものを持つことはほとんどありませんでした。本人達も、「重いよー、重いよー」の連発。解散場所にバスが着き、小2の娘がおりてきたとき、親の気持ちとしては「疲れているだろうから、荷物を持ってあげよう」なんて事を思っていたのですが、自分で自分の荷物を見つけだし、さっと背中にしょい、さっそうと歩いていく姿、なんだかそれだけでも成長して来た!と感じてしまいました。小5の娘にも「荷物持とうか?」と声をかけて見ました。すると「自分で持てるから大丈夫だよ」と返してきたのです。キャンプの際、重たいテントの用具を一人で運んだのだそうです。それだけの体験でもこんなにも自信がつくのだと、つくづく感心しています。何かの折りによく言います。「私はアルプスで、テントをひとはり運んだんだよ!すごい力持ちなんだから!」その荷物を運んでいるときに、仲間が「手伝おうか?」と声をかけてくれたそうです。その言葉に「感動した」とも言っています。娘の口から「感動」という言葉を聞いたのは初めてでした。それも言葉をあやつるのではなく、心の中から湧き上がってきた真の意味を持った「感動」を体験出来たことに、私自身も感動しています。

■東京都練馬区 Aさん キャンプから帰って来た日から、特に料理の手伝いをよくするようになった。ガスレンジのつまみをひねるとすぐに火がつき、火加減も簡単にできる便利さに感動していた。かまどの前では、足が熱くなるので腰を引いて料理しなければならない苦労話などしてくれた。炊飯器で炊いたごはんを久しぶりに食べた時「おこげがない」と言って頬張っていた。今まで何の苦労もせず目の前に出されて来た食事は、実は準備や手順、片付けなど多くの手間がかかることを改めて学んできたようだ。料理の手伝いをしながら「ママはいつも一人でこんなことやってたんだ」とつぶやいた娘だった。

■東京都練馬区 Oさん すごく期待して行かせて「どんなになって帰ってくるんだろう!」と、まるで別人でも帰ってくるのではという期待の仕方をしていたので、いつもと変わらないヘラヘラと御調子ものの子どもの姿を見て“何も変わってない……”とガックリしましたが、たぶん目に見えない所でいろんなものを感じとり成長はしているのだろうと思います。これからなんでしょうね。帰って来て何日もたちますが、よく一人で“忍者ロック”を歌って踊っています。楽しそうに。

■東京都江戸川区 Uさん 昨年の夏、春のキャンプに参加し、自信をつけた年長の息子は、幼児キャンプとせせらぎ村二つ行きたいと積極的。途中「やっぱり一つにしようかな」と弱気になった時もありましたが、最終的にはちょっぴりの不安と沢山の楽しみをかかえてでかけて行きました。今回、保育園のお友達を誘っての参加だったので、先輩気分で「困ったことがあったらリーダーに言うんだぞ!」なんて言っている姿に笑ってしまいました。自然の中でおもいっきり遊び、大好きな虫をみつけ、「生まれたばかりのセミはとぶのがへたなんだよ。とのさまバッタをはじめて手でつかまえたんだよ。バッタとカブト虫、欲しかったけど、お引っ越しするとかわいそうだから逃がして来たetc.……」と、満足そうに帰ってきました。今までは、帰って来た日はわけのわからない我がままを言いまくっていたのですが、今回、せせらぎ村から帰って来た息子はとてもおだやかでした。一人っ子で甘えん坊で、マイペース(虫と関わっていればそれでいいみたいなところがあり……)。そんなわが子のこと、お友達とケンカしたり、思い通りにならずくやしい思いもしたと思いますが、きっと自分の中で受け止め消化することを覚えたのでしょう。色々な人と出逢い、経験を重ねる中でひとまわり大きくなったんだなあと実感した夏でした。

■東京都文京区 Mさん 自然の中で数日間じっくり過ごした後の充足感が、帰宅後、毎回感じられます。毎回個性をそれぞれ持ったリーダーの方々と、初対面ながら“生活”を通して、あっと言う間になかまとなってしまうお友達が大勢と、一人っ子の息子にとっては、家庭では与えることが出来ない“ふれあい”を経験させて頂けていることに感謝しています。

■東京都大田区 Tさん
■東京都大田区 Wさん
■東京都東大和市 Mさん ゲームで負けても大声でバンザーイ!としたり、「負けたから次のスタートが早かったよ」とか、どんな時でも前向きに、良い様に考えるリーダーに思いきり感動したようです。普段だとすぐふくれたり文句を言うことが多かったのが(今もそうですが……!)アルプスではきっとリーダーの笑いと勢いに負けていたんですね。とにかく楽しかった!とのことで、ハスキーボイスになって帰ってきたのには驚きました。大声で歌い大声でさわぎ、大声で歌ったからだそうです。親も前向きにとらえて楽しむという接し方を学ばせていただきました。

■東京都町田市 Iさん 非常にたくましくなった。もともと共稼ぎのため、手のかからない子ではあったが、「自分」をきちんと表現出来るようになって来た点、非常に感謝している。また、京都や千葉の子と親しくなったり、北海道から来ているリーダーとの触れ合いを通し、広く「日本」に目を向けられるようにもなった。

■東京都八王子市 Mさん 今回は2回めの参加でしたが「班長をやった」と聞いてびっくりしました。去年、リーダーの方たちがとてもたのもしく、「自分もリーダーになりたい」と言っていましたので、班長になれて良かったと思いました。帰って来てからは、今まで自分がやりたい、自分でやりたいということを言わない方でしたが、(ほんとうに小さなことですが)「やりたい、やりたい!」「自分でやるの!」と言うので、嬉しく思っています。

■東京都八王子市 Sさん
■神奈川県川崎市 Iさん 今まで親から離れて泊まったことなどなかったのですが、参加によって自信がついたようです。いつも、アルプスの歌ばっかり歌っています。おみやげを買うのも楽しかったようで、私が彼が買ってくれたハンカチを使っていると、いつもうれしそうにしています。

■神奈川県南足柄市 Oさん 解散式の日のことですが、我が娘の所に小さい女の子がさがし見つけたらしく、腰のあたりをポンポンたたいてニコニコとした顔でバイバイしたところを見ていました。その子に対してどうするだろうかと見ていたら、優しい顔でまたバイバイのお返しでした。一人娘で小さい子の接し方がへただと思ったのに、その場面でまたわが子の良い面を発見しました。その小さい女の子は、帰りのバスで隣に座っていたお子さんだったそうです。

■神奈川県横須賀市 Nさん いやがる子どもを説得して3年め。5年生になって初めての参加です。おもいっきりやっといでと送り出したものの、いきなり9日間のやまびこ生活!少々不安もありましたが、帰って来た息子は、どーしてもっと早く行かなかったのだろう!と後悔しておりました。積極性に欠ける所のある子でしたが、今回の経験で、やってみよう!という芽が確実に出始めたと喜んでおります。それプラス、自分のやらなくちゃいけない事も考えはじめたように思えます。具体的には?お手伝いの回数が増えましたよぉー。

■長野県長野市 Kさん 実家から長野市にもどった時、誰に言われたのでもなく車の荷物を、全て終わるまで運んでくれてびっくりしました。野菜など重いものも多かったので、とても助かりました。今まで、どこか自分に自信が持てないように見えましたが、この夏休みで、少し落ち着いて、しっかりしてきたようです。

■長野県諏訪市 Hさん

■静岡県浜松市 Kさん
 去年、やまびこ15日コースに参加し、仲間が多数でき、手紙やメールの交換をしてきたようです。今年は、やまびこ村11日間コースに参加(去年の仲間とも連絡をとりあって決めたようです)、来年はヤングリーダーになりたいという希望を持っているようです。まず自分が楽しんでしまう方で、まわりが見えなくなってしまう事があり、リーダー向き?と首をかしげてしまいます。でも、小2から参加させてもらって、人の世話になる事も多かったと思うので、リーダーという違う立場で活動し、自分を見つめ直すのも良い時期ですね。本人はリーダーになって、夏休み中アルプスに参加するという希望を持っているようで、来年は、受験生だよーといいたくなりますが、どっぷりアルプスにつかってしまっています、本人は。帰って来てからは、妹とケンカしながらも、おやつをよく作るようになりました。

■静岡県御殿場市 Yさん 初参加なので、まだどんな力がついたかわかりませんが、はっきり変わったことがひとつ。それは、言葉です。身近な人にまったく関西の人はいないのに、キャンプから帰ってきたら見事な関西弁になっていて、他人の子どもを引き取った気分になりました。10日以上たってもまだ直りません。余程楽しかったのでしょう。以前からわかっていましたが、他人に影響を受けやすい子だと再認識しました。

■愛知県瀬戸市 Nさん 一年生の時から夏は毎年参加しています。はじめは荷物の整理はもちろんできず、友だちの名まえも覚えて来るのがやっとでしたが、今ではノートに住所などかいてもらったり、荷物も自分で整理して来るようになりました。何よりも、日頃の遊びの中でリーダーシップをとってあそびを提案したり、年令の違う子どもも上手に仲間入りできるように考えたりと、とても成長しました。また、他府県の方と交流することで、日本地図をみながら、○○はここに住んでるんだ……など、他の土地への興味もわいて来ています。

■愛知県安城市 Yさん これまで、どこに行ってきてもおみやげ話などしない子で、あれこれ聞くとめんどくさがっていたのに、今回出るわ出るわ楽しかった話が!こんなに楽しそうにあれこれ話す息子の姿を見て、本当に心から楽しんで来たのがよくわかりました。初めての参加で、しかも、だれも知っている子がいないし、わあわあさわぐのがあまり好きでない息子は、行く当日まで「いやだなあー」とぼやいていました。5年生だし、学校からキャンプにも行っているし、スポーツ教室等のキャンプも何度か行っているので、さほど心配はしていませんでしたが、帰って来るなり「つまらんかった」と言われるのではないかと内心無理におしつけすぎたかなと、少し反省してみたりもしました。ところが、解散式の歌は一生懸命歌ってるし、キャンプリーダーの話しは真剣に聞いているし、疲れた顔ひとつ見せないで、帰りのリュックも軽そうに背負い、行きよりもはるかに、元気よく歩き、しゃべり(駅の構内なのでよく聞こえないのですが)「来年もまた行きたい」「今度はつりがしてみたい」「高烏谷登山をした子もいて、なんか、すごくいいらしい」など、来年への期待もいっぱいもって帰ってきました。一人で行ってもたくさん友だちをつくれることがわかり、対人関係に自信が持てたようですし、火の番をまかされた時は、熱くて大変だったけど、自分がやらなくちゃという気持ちで責任を感じて一生懸命やったとのことです。

■愛知県岡崎市 Kさん よほど楽しかったのか、帰って来た日はずっとハイテンションで、口数の少ないおとなしい子がしゃべりっぱなしでした。どちらかというと受け身がちだったのに、「いいよ、僕がやる」とか、「えっこんなことするようになったの」と思うことがたびたびあり、涙が出そうになりました。自分でも、「楽しかったし行ってよかった、自分も変わった」と言い、歌の本を見て歌ったりしています。乗り気でなかった主人も、「行かせて良かった。一回り大きくなった」と喜んでいます。このアルプスのことを知ったのが今年の五月だったので、もう少し早く知っていれば良かったんですが……。いろんな事を体験してもらいたいとは思っても、学校や家庭では限界もあり、ここのホームページを見て、アルプスだったら遊ぶだけではなくいろんな人との関わりもあり、視野を広げるチャンスだと思い参加させていただきました。

■愛知県岡崎市 Nさん すごく変わったわけではないと思うのですが、人前に出て何かをすることに対して、以前よりも嫌がらなくなったと思います。今小学5年生ですが、中学生の方にとても可愛がっていただき、彼女らは今年はリーダーになっているらしいので、自分も絶対将来はリーダーになりたいと言っています。

■愛知県岡崎市 Sさん

■愛知県愛知郡 Sさん
 小学4年生の男の子です。4回夏のアルプスに参加させていただいています。先日、ある行事に参加するか検討していて、私がつい「でも知らないお友達ばかりだけど、いいの?」と聞いてしまったら「大丈夫、アルプスで知らない子と、すぐ仲良くなっているから。」と胸をはって即答。そうでした。いつも初めて会うお友達と同じ班になり、毎回最高に楽しいアルプス子ども会を過ごしている息子でした。なんだか、息子がまぶしく見えました。

■愛知県名古屋市 Nさん 春の親子会のときは、それ程積極的に関わっているようには見えなかったので(集団ゲームも、離れて好きなことをしていた)正直、同じ班のメンバーとうまくやっていけるのかなと心配していた。が、帰りの車中ではずっと(40分)子ども会での出来事を話してくれたので、楽しい経験をいっぱいしたのだと思う。今まで、他団体のキャンプ(2泊3日)に参加したことはあったが、余りまわりの子には関心がないようで「誰かと友だちになったの?」と聞いても「別に……」だった。今回は同じ班の「○○君が焼きバナナを作った」とか、「△△くんがせみのまねをして鳴いていた」など、まわりの様子を楽しそうに話してくれ、友だちもできたようだ。

■愛知県名古屋市 Kさん 早いもので、初めて参加させていただいてから、もう6年めになります。すっかり身長ものび、送迎の時に他のお子さん達の中でひときわ目立つので、ちょっと恥ずかしくなります。障害があるのに毎回快く引き受けていただけるので、すっかり甘えてお世話になっています。本人もとても楽しみにしていて、私が夏バテで(名古屋はとっても暑いのです)荷物を作る気になれないでいたら、「アルプス子ども会の用意する!」と自分で持ち物の一覧表を見ながら準備を始めたので驚きました。さらに驚いたことに帰って来た当日に、誰も何も言わないのに宿題の絵日記を自分から書き始めたのです。二日間で七日分の絵日記を見事?書き上げました。自閉症なので自分からキャンプの様子を話すということはないのですが、その絵日記を見ると毎日の出来事が良くわかりました。

■愛知県常滑市 Wさん 4年生ではじめて参加した時の不安そうな後ろ姿は今でも頭に焼きついています。なかば親が無理やり行かせたというかんじの参加でした。私は最初から「やまびこ村」に行かせたかったのですが、本人の希望でたしかせせらぎ村への参加だったと思います。冬のスキーも含め、何度も参加させて頂くうち、6年生の時には自分から「やまびこ9日」を選びました。自分で「やまびこ村がだんぜんおもしろい!」という結論に達したようでした。そして今年は「やまびこ村15日しか行かない」「15日に行けないなら行かない」と言い張り参加。押し付けでなく、子どもが自分から答えを見つけてくれたようで、私は「何でも時間がかかるけど待ってよかった」「ちゃんと行きついてほしい形になったなあ、見守ることが大切だなあ」と感じました。自分はどんな人とも仲良くなれる、という気持ちは自信につながっているようにも見えます。やたら物知りな人が多いのも、アルプスの魅力のようです。

■岐阜県岐阜市 Mさん 何よりたった一人で4日間のキャンプに参加した、できたことが、大きな自信になっているようで、帰って来てからは何事に対しても取り組み方の姿勢が積極的になり、目がイキイキとしてきていることを感じます。

■三重県松阪市 Kさん 今回でアルプス子ども会への参加も3度めとなりました。最初はなかなか首をたてにふらない子どもを、おだてて(半ば強制的に)参加させ、本当によかったのかと不安になったものです。が、今年の夏のアルプスでは、今までよりも生き生きと様子を話してくれ、歌などはよく口ずさんでいます。料理をしている時にも、「それ手伝おうか」などと言ってくれます。これは、今までにはなかったこと。やっと参加させてよかったなと思えるようになりました。

■三重県飯南郡 Kさん 親が勝手に参加させたのですが、元気に帰って来た姿をみて嬉しく思いました。アルプスから帰ってきてからは、食事の支度をしていると「僕も手伝う。僕に出来ることは、自分もせなー」と言って手伝ってくれるようになりました。楽しい思い出がたくさんできたようです。これからも、まだまだアルプスのよい影響が出てくるだろうと思います。3〜4年前から、参加させようか迷っていましたが、こんなことなら、もっと早く参加させれば良かったと反省しています。

■滋賀県滋賀郡 Sさん 去年も楽しかったと言っていましたが、今年は7日間と期間も長く、より楽しかったようで、毎日内容を話してくれています。海外で暮らしているので、夏休みしか参加出来ませんが、またぜひ来年も参加させたいと思います。大きくなったらリーダーになりたいと言っています。

■京都府福知山市 Iさん 妹の「お兄ちゃんも一緒がいい」という言葉で決まったアルプス行きでした。2年、3年とは参加し、4年の時は「行かない」宣言。親としては、“行って楽しんで来てくれたら……”の想いもありましたが、彼の意志にまかせました。「お兄ちゃんも一緒」の妹に、「ま、ええけどー」の答え。背中を押しすぎたかしら?の想いもありましたが、最終的に参加を決めたのは、彼自身だから、きっと「楽しかった」と言って帰ってくると信じてました。帰ってきた日の寝る前に、「あー頭が重いわ」と一言。「ねむいからとちがうか?」の私に「想い出がいっぱいつまっとって重いんやで」と言っていました。2年生、3年生の時とはちがった想いを持って帰ってきたようです。

■京都府亀岡市 Mさん 毎回アルプスを楽しみにし、アルプスであった事を楽しそうに話をしてくれます。今回は、野外料理コースで、帰ってから料理をしてくれることが増えました。私(母)が、とまりの日の翌朝は、ゴソゴソ早朝から起き出して朝ごはんを作り、父と姉を驚かせたこともありました。また、他の地域の子どもたちと友だちになれることも魅力ですね。リーダーも大好きの様です。日常の生活、学校教育の中で、型にはめられた様なことがあっても“でも、こっちから見たらこんな風にも考えられるんじゃない?”というような、様々な見方が身についていっているのではと思ったりします。そのことが、たくましさにつながっているのではと、感じたりしています。

■京都府宮津市 Tさん 帰宅後しばらくは楽しさを引きずっているので機嫌も良く、妹へもやさしく接しています。リーダーからの報告がとても楽しみで、学校の先生とはちがって「よいところ」を捜してくれるので(欠点だらけの子であることは親がよく知っている)親としてはとてもうれしいです。子どもはやはり思いっきり身体を動かさなければダメだと痛感します。

■京都府綾部市 Sさん
■奈良県磯城郡 Nさん 初めての参加でしたが、リーダーの方や班の友だちに助けられて、彼なりに楽しかったようです。知らない場所で、知らない人ばかりの中で、彼が過ごせるかどうか不安でしたが、彼が障害児であることを理解していただき、受け入れていただいたことに感謝しております。「キャンプにまた行く!大きなバスに乗る!」と、元気に言っておりました。

■大阪府大阪市 Fさん 初めての参加です。全く誰も知らない輪の中へ送り出すことで、一人っ子の典型の息子が何を感じて得てくるか、正直どきどきしていました。帰りのバスから降りた息子が“ただいま”と笑顔で応えてくれたのを見て、とりあえずほっとしました。帰宅までの電車の中でいろいろと出来事を話してくれ、おどろきました(普段学校であったことも話さないので)。それだけアルプスでの5日間は非日常の体験をさせてもらえたと思います。歌も「心の虹」が気に入ってると言いながら、まだ聞かせてもらえません。一人で歌うのが恥ずかしいようです。友だちできた?とたずねると、一人!と答えました。なかなか他人とうちとけられず、比較的一人でも苦にならないタイプで、それを年令不相応と学校の先生からも指摘され、親としても心配しています。それでも全くのゼロから一人でできたということには、充分に成長したと確信しています。

■大阪府大阪市 Oさん 「ひばしら」を開けて、たくさんの歌を振りつけ付きでうたってくれました。「景色を見てるだけでもイイねん」との感想に、子ども会の恵まれた環境と、大阪の貧困な自然を痛感。三人兄弟の末っ子で、いつも誰かに守られていたので、一人で大丈夫かな、とちょっと心配でしたが、全くの杞憂でした。

■大阪府寝屋川市 Iさん 帰って来た翌日、買い物に行った時、自分の荷物を置いて再び急いで私の荷物を取りに来てくれました。生活の中で、自分のできることを、自然にすっと行動出来るようになったように思います。その自然な感じ、さりげない行動がとてもうれしかったです。それと、中学に行ったら勉強したいと言いました。どうしてと聞くと、京都から、一人で福岡や広島へ帰って行った友達がいて、自分は一人でどうやって帰っていいのかわからない、自分はまだまだ知らないことがいっぱいあるから、もっと勉強したいそうです。いろんな人に出会って、いろんな刺激をもらって、いろんな事を考えた15日間だったんだなあと思いました。15日は長いんだけど短かったそうです。

■大阪府高槻市 Iさん

■兵庫県伊丹市 Tさん
 今回は少し体調を崩したようで、微熱が出て保健室のお世話になったそうです。せっかくの楽しいキャンプも体調を崩してしまったのは残念!と思っていましたが、そうでも無かった様でした。淋しい思いもたいくつな思いもせず、保健室でしか体験出来なかった事もたくさんあったようです。夜は外で寝ころんで満天の星を見せてもらい(夏の大三角形をみつけたそうです。)いろんなお話しもしてもらい……。体調が悪くなっても楽しませて頂けたこと、とても感謝しています。真っ黒に日焼けして元気に帰って来た時は、そんな事があったとは思えない位、元気でイキイキとしていました。

■兵庫県尼崎市 Sさん 二人兄妹の妹、いつもわがままいいほうだいの娘が、メッセージカードに、名ふだをつけられない友だちにつけてあげたと書かれてありビックリ!「かわいい子には旅をさせろ!」とは本当にそのとおりです。

■兵庫県西宮市 Tさん 3人兄妹の二番目で、今回兄も妹も初めての参加でした。兄妹で頼ったりしないように、参加する日程もわざと変えました。帰って来てすぐ「来年も行きたい!」という言葉を聞いたとき、行かせてよかったと心の底から思いました。正直言って、行く前は親の私も「大丈夫かな」と少し不安で、行っている間も、日程表を見て、「今日は川あそびをしたのかな」としばしば気にしていたのですが、子どもの方は親のことなんかあまり頭の中にはなかったようです。この機会に、親の方もそろそろ子離れの準備をするべきなのかと思いました。最後に……キャンプから帰ってすぐはボーッとしてしまい、夏休みの宿題が全く進まなかったことは良いことなのか悪いことなのか……。

■兵庫県篠山市 Kさん 3つ上の兄からアルプス子ども会のことは色々と教えてもらっていたのと、小1の時から参加しているのとで、最初からアルプスは『どんなとこ?』を知っていた娘は、今年は荷作りをすべて自分でやってしまい、『自分のことはじぶんでするでぇ』というところを親に見せつけて出発していきました。帰ってきたら、もちろんアルプスの歌を歌い、いろんなことをじぶんから『やりまっせー!』というおまけつき。自分のことを自分の考えで判断しながらするということが、おもしろいこと、充実感が得られること、自分に自信がもてるということがわかったようでした。そして、それができるからこそ、他の人にも目配り気配りができ、優しさや協力するべきところで、ちゃんと協力して助けあったり手伝ったりとか、友だちの中でうんともまれて、成長できることだと思います。帰ってくるなり、すぐに「来年は15日間コース行こうかなー」と言う、リーダーになるのを夢見ているそんな娘です。

■兵庫県津名郡 Sさん 初めての参加で、本人はとにもかくにも嬉しくて、楽しかったようです。末っ子の甘えん坊で、リュックをしょってしばらく歩くと「しんどいー。」と。やはりすぐにはたくましさは身につかないか……と思っていたら、帰りの電車で、一つの座席しかなく、娘を座らせ私は立って話を聞いていたら、「座ればいいやん」と席を譲ってくれました。すごい変化です。

■広島県広島市 Sさん
'01〜02夏 ご要望・苦言より
◆アンケート以外にお送りいただいたものを含め、非常にたくさんのお便りをありがとうございました。載せられなかった多くの皆さん、悪しからずご了承ください。

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