第27回夏の子ども会
[2001/7/20-8/29]
事後アンケート
「参加して子どものここが変わった」より
■千葉県船橋市 Mさん 初めてのお友だちの中で友人ができるかどうかが不安だったようですが、沢山の友人ができて自信がついたそうです。向こうでも泣いている友人を助けたりしたそうです。いつのまにかそんなことができるようになったのですね。

■京都府京都市 Kさん 前回から傾向はありましたが一段とひょうきんになって帰ってきたように思います。のびのびしてきた気がして喜んでいます。帰って数日、パータリガッパをおどっていました。

■岐阜県岐阜市 Mさん 自分たちで食事を作ったこと(といってもまだ野菜を洗ったり、たき木を集めたりということを手伝えたくらいだと話していましたが)が楽しかったようで、私が食事の用意をしていると寄ってきて「手伝わせて」と野菜を切ってみたり、なべの中をかき混ぜてみたりして興味を持った様子。テーブルに食べ物が出てくるまでにはそんなに簡単にいかないことを子どもなりに感じてくれているのでしょうか。初めての参加という期待と不安が入り混じった複雑な思いで子どもを送り出したのですが、リーダーさんたちのとびっきり元気な笑顔を見たとたん、私は不安などどこへやら・・・。帰ってきたときの子どもの表情が明るくて自信に満ちた様子だったので、思いきって参加させて本当によかったなと感じました。「また、来年も行くよ!」と言っていますので、来年もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

■京都府京都市 Uさん

■岐阜県各務原市 Sさん
 いただいた写真の笑顔がとても良くて、楽しかったんだろうなと思いました。家で弟と一緒にホットドックを作ってくれ 、とてもおいしかったです。

■神奈川県横浜市 Fさん 一昨年長女がお世話になった時には「私は絶対行かない」と言っていた娘が自分から「今年は行く」と言い出したこと自体に本人の成長を感じました。(気が変わるのを心配して振込みを遅らせたくらい意外なことでした)友達には「知らない子ばかりのところに行くなんて信じられない」と言われたそうですが、すごく楽しみにして出かけ、大満足して帰ってきました。4泊5日でしたが自信に満ちた顔つきになり、‘大人’になったような気がしました。(態度が大きくなったというか)まだ一度しか参加していないのに「リーダーやりたい」などと言っています。末っ子で甘えん坊で・・・と親の方が思いこんでいたのかもしれません。まさに子どもの新しい可能性を見出す、そして伸ばすよい機会になりました。ありがとうございました。

■東京都大田区 Iさん ‘川’ははじめてだったので、また虫さがしも好きなので、「ザリガニ、カエルとかいた!」またバスの中での歌も一所懸命覚えてきていて目を輝かせて話していました。帰るそうそう、「また来年も行く」と言っていました。

■宮城県仙台市 Oさん

■大阪府河内長野市 Tさん もともと人見知りがはげしく、なかなか自分を出せないところがあったのですが帰ってきて何事にも積極性が出てきた気がします。それとリーダーにすごくステキな人がいて(複数)同性のリーダーには「自分もああなりたい」というあこがれをもったようです。成長の見通しというと大げさですが、一種の目標みたいなものが持ててすごくよかったなあと思いました。

■和歌山県那賀郡 Nさん 関西弁→関東弁に変わって帰ってきました。ずーっとキャンプであったことを話しつづけてくれました。友達のこと、リーダーのこと、遊んだこと、食べたもの。帰りの電車の中でも一緒に参加した姉と一緒に歌いつづけていました。とっても楽しかったのでしょう。今までも‘私はどこででもお友達を作って楽しく参加できるんだ!’という自信をいっぱい持っていたのですが、今回でさらに大きな自信になった様です。

■愛知県豊田市 Sさん 昨年の「せせらぎ村5日間コース」が初参加で、今年は7日間コースにチャレンジ。小一、小二での参加は低学年でややもすると助けられるばかりの体験になるかと思っていましたが、子どもにとってはメンバーの一員としてはりきって班活動に参加できたことが自信につながって来ているようです。今回は障害を持った「けんちゃん」という上級生のお友達といっしょだったそうですが、「けんちゃんはね、おしゃべりができないんだけどターザンごっこをしているときね、とってもうれしそうに、ニコニコしていたよ」と話してくれました。同じ班のけんちゃんが楽しそうにしているのが、子どもなりにうれしかったのでしょうか。子どものバリアフリーな気持ちに触れて、親として何か教えられる思いがしました。

■神奈川県横浜市 Kさん

■東京都世田谷区 Wさん 自宅へ帰る途中、東京のビルの様子を見て「自然がどんなにいいかよくわかった。自然はいいなあ。」と何回も言い、4年生なりに身体中で自然と触れ合ったよさを感じているようでした。また、親友ができたといっていました。年と共に、触れ合う中にこうした喜びも出てくるということもわかりました。

■大阪府堺市 Tさん 昨年の夏の子ども会に参加し、今回は2回目の参加ですが、バスに乗ったときに泣き出し、結局今年も毎晩泣いていたようです。それなのに淋しさを超える楽しさ・喜びがあったのでしょう。なんの迷いもなく「来年も行く!」と言います。キャンプから帰ってから自分の主張をはっきり言えるようになったように思います。知らない人となじむのに時間がかかる方でしたが、今年はさらにたくさんのお友達を作ってきたようでうれしく思います。

■千葉県習志野市 Kさん シュラフやまきなどをかついで山に登ったことで、ずいぶん自信がついたようです。また帰ってきたその日に夕食を進んで作ってくれ、毎日食事を作ることの大変さがわかって感謝の気持ちを持ってくれたようです。翌日にはさっそく友達になった子とはがきを書き、とても楽しかったようです。本当にありがとうございました。

■広島県広島市 Sさん アルプスに行ったらいろんな人がいる。初めて出会う人ばかり。でもすぐになかよくなっていっしょに遊べる−−この体験は、日々の生活の中にもしっかりと生きていてわが子の心を育んでくれていると思います。「ぼくはだれとでもなかようできるんじゃけ」わが子のこの言葉は、親としては感動ものです。ありがたいと思っています。

■東京都八王子市 Sさん

■京都府亀岡市 Sさん 家に帰るとさっそくホットドックを作ってくれました。仲良くしてくれたお兄ちゃんができ、泣かずに4日間を過ごせて自信まんまんでした。キャンプの話をいっぱいしてくれました。

■愛知県愛知郡 Sさん 小1で参加させていただきました。兄の後ろにいれば何でもするが一人では・・・。という甘えっ子。迎えにいった時は遠くから私を見つけ、大声で「お母さーん」と真っ黒の笑顔で自信に満ちた感じ。4泊5日の荷物を自分で背負い、帰宅しました。渡してあったおこずかい、全部キャラメル購入にはびっくりしましたが、「チョコ味はお父さん、ブルーベリー味はお母さん」祖父、祖母など考えて買ってきたとのことでした。

■千葉県習志野市 Fさん 夏のアルプスは4回目。冬・春・親子会を入れれば9回目のアルプスでした。今回バスから降りてきた時から感じたのは、「なんて表情や態度がおだやかなんだろう!」ということです。聞けば、学年が上がり、アルプスの経験も増えて班長としてがんばったとのこと。また「楽しかったリーダーは誰?」というバスの中の声に彼の名が上がったとも聞きました。アルプスの生活は彼にとって、最大に満足のゆく日々だったようです。

■東京都大田区 Hさん 今までは親のすすめだったのですが……。今回は自分から参加したい、D組に行く・・・しかも友達まで誘って、集合場所までも一人で行きたい……準備は全部自分でしてー成長したというのか。なんだか圧倒されました。何が変わったのかといえば、ホームページに参加したり以前友達になった子とメール交換したり、現代っ子だなと思いながらも、生身のふれあいはやっぱり良いのですね!

■東京都三鷹市 Kさん

■兵庫県姫路市 Tさん 昨年もでしたが4泊5日の大リュック、行く時は所々親に持たせるのですが、帰路は必ず自分で背負い家まで持ちます。昨年はびっくりしました。今年はさすが……と思いました。親の顔を見ると解散式など少し照れくさそうな……。でもそれもつかの間、帰りの電車の中、しゃべり疲れて眠るというパターンです。そして一週間はうたっておどってアルプス三昧の日々です。

■群馬県佐波郡 Sさん パワフルな子ですのでアルプスでもそのパワーを発揮しているようです。今まで日常ではトラブルの当事者になることが多かったです。今回は友達の間に入って何度かトラブルの仲裁をしたらしくそのうちの一人が別れる時に「オマエはいいヤツだなあ」と涙してくれたのがとてもうれしかったようです。自分の優しい部分をうまく表現できなかったのが少し相手の立場になって考えられるようになってきました。やはりこれは親が言葉では教えられないことです。

■東京都町田市 Fさん 夏は2回目ということもあり、今回は去年ほど「わーっ」という感じではなく、淡々とあったことを話してくれました。もどってすぐ台所仕事をしていると、私の近くへ来て水をじゃあじゃあ流していたら「水もったいないよ」と注意を受けました。初めてのことでびっくり。普段の家庭生活では得られないことも吸収できていると実感しています。

■東京都板橋区 Tさん

■東京都江戸川区 Uさん お友達に幼児キャンプに誘われたけれど、おばあちゃんの家にも一人で泊まったことのない息子にはとても無理。でも行かせたいと思い悩んでいました。春の親子会の参加し、すっかりアルプスにはまり夏のキャンプには「虫をいっぱい探してくるね」とはりきってでかけていきました。元気に帰ってきた息子からの楽しいおみやげ話。さすがに夜は疲れきってちょっとしたことで大泣き。「本当は夜はとっても寂しかったの」と抱きついてくる息子。楽しいこともいっぱいだけど、初めての人と一緒で緊張したり頑張ってきたのを感じ、一人っ子で甘えん坊の息子には負担だったのかなあと切なくなってしまいました。でも、翌日さわやかに起き、「また6才になったらキャンプに行くよ。かぶと虫取りたいからいっぱい泊まる」と。「かわいい子には旅をさせよ」「案ずるより生むが易し」を肌で感じた母でした。「カレー作ってあげる」と包丁で野菜を切ってくれたり、布団を敷いてくれたり、私が指示しようとすると「自分で決める」と言ったり。アルプスの経験を小出しにしてくれています。

■群馬県佐波郡 Tさん 「もう少し泊まってきたかった。パパとママにはいつでも会えるもんね。ママは幼稚園のときキャンプ行った?」行かないと答えると「ママは甘ったれだったんだね」と。とても自信がついたようです。

■神奈川県藤沢市 Fさん 家では親に頼めば最終的には済んでしまうことが、親がいなければ自分でやるしかないのでやらなければという気持ち、やればできるという自信が身についたのではと思います。家に帰れば行く前とあまり変わらなくなってしまいますが、いざという時には大丈夫なのではと思います。

■愛知県名古屋市 Tさん

■岐阜県瑞浪市 Tさん 中学生になってから「こんなにおもしろいならもっとたくさんいっておけばよかった」とやっと言ってもらえました。集団のおもしろさになんとか気がついたようです。リーダーに迷惑をかけていた小学校低学年の頃がうそのようです。毎日過ごしている友達とはまた違った意味での刺激を受け、毎回何らかのおみやげ話を持ちかえってきます。

■千葉県長生郡 Tさん 2回目のやまびこ村、本人の中では最高のメンバーにめぐり会えたようで、来年の話をするとこのB組で出会った仲間とだったらという思いが強いようです。それだけ子どもの心に何かが築かれたのだと思います。いつも何となく過ごしている子が「リーダーになろうかな」という目標を持てたことは驚きと共に成長をうれしく思います。正直学校の勉強については、からきしダメで「夏休み遊び過ぎだ!」と夫、義父母から責められ、来年は中学生なのにと言われています。しかし、アルプス子ども会のめざすことに共感するのはもちろんのこと、12才、13才の今しか経験できないこと、感じられないことをさせたいという思いがあります。本人も「アルプスに行くために勉強がんばる」と言っておりますが、(どこまで実現するかは別として)その気持ちになった本人のやる気・目標を応援したいと思っています。

■大阪府交野市 Sさん はじめて母と離れて泊まって自信がついたようです。今でも「あっ森のたからもの見ーつけた」とはしって取りに行ったり、説明してくれたりします。歌も時々姉と歌っています。そして二人だけにわかる話をしたりして、母は仲間はずれでちょっと寂しいです。

■東京都大田区 Nさん

■東京都北区 Fさん 行きは「重い」と言って親に持たせたリュックを帰りは自分で背負って帰りました。「ぼくは○○がしたい」と主張する場面が増えた気がします。また「どうして?」と理由を尋ね納得して行動することも増えた気がします。その結果、ぐだぐだ文句を言うことが減りました。

■東京都世田谷区Sさん 今回はじめての参加でしたが、すごく明るく元気になって帰ってきたように思います。家に帰ってからも‘ぶらんこ’を見ては、歌ったり踊ったり・・・。学校から帰ってきて「今日は何やった?」 と聞いても「べつに」なんていつもは答えていたのに、「キャンプどうだった?」と聞くと、最初は「楽しかった…」と一言だったのに、時間と共にいろいろ思い出してはにこにこしながら「川遊びが一番楽しかった」とか「うどんを足でふんだんだよ」「ホットドック作るとき、火は下から上に行くからはじっこに火をつけるんだよ。家でもやりたいなあ。」と今まで見たことないような笑顔で話すのです。またその反面、帰った日はリーダーやお友達のことを思い出して泣くことも。自分でもどうして涙が出るのかわからないけど「泣きたくなっちゃうんだよ」と言っていました。いろいろなことを経験して、肉体的にも精神的にも成長したように思います。

■東京都世田谷区 Nさん 一人っ子ということもあり、自己中心的な行動の目立つ子でしたが、かえって来たその日から「ちょっとごめんね」などと相手(私)に気を使うような言葉づかいをするようになりました。また友達の名前を覚えない子のはずが去年一緒の班だった「○○くんは今年もいるかなあ」などと言ったりするので、このキャンプでの数日間の経験がいかに密度の濃いものであったかが想像されます。

■兵庫県篠山市 Kさん 学校だとまわりの事をいちいち気にして自分の判断を枠にはめられて、したくもないことをしたりやったり言ったりしているのが、アルプス子ども会ではそんなことちーっとも気にせずありのままの自分を出せるし自分で自分のことをやんなきゃいけないし、自分でどうしたいのか考えて行動しなくちゃならないのがとても気に入ってます。自分自身に自分を枠にはめ込むことなどこれっぽっちも考えなくていいアルプスが大好きだから1年分のストレスを発散してくると言っていました。受動体でいることより能動体でいることの方が 人間にとって、子どもにとってとっても良いことを体験してわかったと言っていました。本気になって遊ぶということがわかったとも言っていました。本気になることってええもんやなあーとも言っていました。本気にならんと遊びの極意はわからんらしいです。

◆アンケート以外にお送りいただいたものを含め、非常にたくさんのお便りをありがとうございました。載せられなかった多くの皆さん、悪しからずご了承ください。

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