'01 冬の子ども会
[2000/12/22-2001/1/7]



事後アンケート
「参加して子どものここが変わった」
より
中央アルプス空木(うつぎ)岳 '01/1/6
や ま び こ 村 / あ そ び の か ん づ め
■兵庫県神戸市Oさん 今回のやまびこ村参加は親子共々悩みに悩み決定しました。世紀をこえるときに親子一緒にいないのがさみしいような……。しかし子どもが帰って来て「楽しかった」といい、神戸のことすっかりわすれてアル中になって帰って来て、友だちのこと、経験したことをペラペラしゃべっているので、やっぱり行かせてよかったかなあと思いました。中学生になり、毎日親の方がドキドキしながら生活にしているようです。子どもの方はすっかりリフレッシュして、また学校にクラブに悪戦苦闘の日々を送るようです。親もアルプス親の会でせめて3泊4日くらいリフレッシュしたい。しかし子育てを終えた周りの諸先輩方々に「今が花よ」といわれ、「えー」と思いながら21世紀悩みの子育て悪戦苦闘に突入です。

■埼玉県北葛飾郡Kさん やまびこ村に参加しました。この様な素敵な機会を与えて下さったことに感謝しています。門松を作ったこと、歌委員会に入って「まくあけソング」という曲を作ったこと、初日を見たことなどどれもこれも感動したらしく、目をキラキラさせて話してくれました。11回目の参加となりましたが、毎回何かを感じ取りながら成長している様に思います。そして次もまたアルプスに参加したいという思いが、毎学期の勉強のはげみにもなっています。自分らしく生きてほしいと願いつつ、ついつい先回りをして娘をせき立ててしまう私(親)も立ち止まって反省するよい機会になっています。これからもたくさんのメッセージを私たちに発信してほしいと願っています。

■愛知県小牧市Tさん 本人は出発まえの鼻グズグズ状態がケロッと治り、寒いところへいったのに不思議でなりません。姉もカゼぎみでしたがケロッと治り帰ってきました。子ども会には何か健康を作る力がある様です。子ども会からかえってきまして、去年はしゃべりまくりお興奮状態でしたが、今年はなにやらしずかな思いがあるのか、姉とボツボツ話してはわらっています。「次はボクはツリをしたいな」「3年生からだよ」と言いつつ二人は次回の子ども会に夢をふくらませています。

■千葉県習志野市Fさん 今回初めて年長の子が参加し、きょうだい3人がアルプスに行きました。意外にも、次男(年長児)は前日から非常に緊張気味で、当日も顔がこわばっており、どうなることかと思いましたが、あっという間の五日間だったようです。他の二人の情報によると、かなりの悪ガキぶりをはっきしたようで、リーダーには多大なご迷惑をおかけしたようで、この場をおかりして御礼と謝罪をさせていただきたく思います。彼にとってのこの初体験は興奮の非日常生活だったようです。また長男(小4)は、同じ班員の子どもたちの最年長の立場だったようで、「すぐあっちこっち行って大変だった」と感想をもらしていました。帰宅して何日かは、何かと家族のためにあれこれ世話をやいてくれたり、約束を守ろうという姿が見られました。

■東京都大田区Fさん 12月に、いつも「寒い、寒い」と言っていた子がおわかれのあいさつの後に上着のジャンパーを「暑くて」とぬいで帰ると言うのには驚きました。アルプスは三回目なので、「みんなでレストランでカレーを食べた」とか「山ろく荘に行ったんだ」とか今までにない経験がちょっぴりうれしいようすでした。今年は特に雪が多かったようなのでとてもよかったと思います。

■静岡県磐田郡Oさん 行く前は、子どもより大人たちの方が「大丈夫だろうか?」と不安でいっぱいでした。夜、淋しくなって「帰りたい」と泣いたらどうしよう……これが最大の心配事でした。さて迎えに行くと、ほんの数日見ないうちにグッと大人っぽく見えた我が子を発見。初参加、しかも幼稚園生でひっこみじあんの子なのですが、リーダーの方と歌を歌ったりしていてちょっと驚きました。「全然淋しくなかった。歌もいっぱいしってるよ。どれ歌ってほしい?」と歌の本をもってきます。ふと服を見ると、「ぷっち」と書いてある名札が……。「何コレ?」ときくと、みんなでつけてくれたあだ名だそうで、他の子もリーダーの方もみーんなあだ名で呼ぶんだヨと、うれしそうに教えてくれました。初めての子でもとけこめるようにして頂いたリーダーの方の心くばりに本当に感謝です!「あそびのかんづめだより」や「リーダーからの手紙」や「写真」と、大人が知りたかった子どもの様子もわかって二重に驚きです。頂いたハガキも「今日行った人だけもらえるんだよ」と大切そうにしまっていました。「来年も行く?」と聞くと「うーん、わかんない」何でかと思ったら、寒さにビックリして「秋に行くー」と言ってました。でも、「スキーに行きたいなー」……これが本音です。スキーをしに行けるのは3年生からなので今から楽しみにしています。

■東京都町田市Fさん
■神奈川県相模原市Kさん

つ り 道 場 / 自 然 教 室
■福井県福井市Kさん 夏の子ども会に参加し、とっても楽しかったのか、帰って来てすぐに「冬のアルプス子ども会にも行きたい」と云い、冬の子ども会へも参加になりました。夏の遊びまわる体験も楽しかったようですが、冬ならではの氷の池に乗ったり、樹の音を聞くなどの体験も、日常できないことなので印象深かったようです。ただ「自然観察」に参加したわりに持たせた色鉛筆も使っておらず、ノートにほとんど何も書いて来なかったのは、うちの子のずぼらさでようか……。まあ体験こそが意義あると思うので、人それぞれと思うことにしたいと思います。

■愛知県名古屋市Aさん 「とっても楽しかった」と満面の笑みで帰ってきました。同じ班の“しょうちゃん”(少しハンディがあるのでしょうか)いてくれたお陰ですっごく楽しめたそうです。いろいろと話を聞かせてくれましたが、娘は「重い障害を持つ弟がいるお陰でいつも班の中にハンディのあるらしい子がいてくれるからラッキーだわ。」とサラリと言いました。たまたまなのでしょうが、私は母として娘の言葉がとても意外で、でもすごくうれしかったです。
 21世紀は一人一人を大切にする心の時代だと言われているそうです。恐ろしい事件が後を断ちませんが、心の学びは本当に大切な事だと思います。今回の子ども会で私はまた違ったアルプスのすばらしさを教えていただきました。娘もそろそろアルプス中毒者になってきた気配です。「春も行く」と申しておりましたから。勇気を出して外へ出ていろんな人に出会い、いろんなことを学ばせてもらったようです。母は勇気に拍手です。

■東京都杉並区Sさん 初めてのつりでしたが、えさのとり方やコツをていねいに教えていただいたようで、また一つ興味の対象がふえたことをうれしく思います。今まで三度ほどアルプスに出しましたが、毎回もう少しいたかったと言って帰って来ます。あそびに徹したすがすがしい顔をみると、いつも行かせてよかったなと思います。

■京都府京都市Hさん 今回夏の参加にひきつづいて2回目の参加でした。今回は一緒に行ってくれる友だちが見つからず、一人ではムリかなあと親の方はあきらめていたところ、自分から「一人でも行きたい」と言うのでびっくり。アルプスはよほど楽しいようです。釣り道場に参加し、50匹の魚をつって帰ってきました。聞くと、エサさがしからつり上げるまで、全部自分でやったと聞きおどろきました。エサさがしは手を水の中につけるので、冷たくてふるえが止まらない時もあったとか……。そんなつらい経験があっても「来年も絶対に行く」と話してます。終了証書をほこらしげに見せてくれました。

ス キ ー キ ャ ン プ
■福井県敦賀市Yさん 息子はスキーは初めてということもあって、送り出す親として大変心配でした。当日の朝、おふとんの中で行き渋り、名古屋まで行ってバスに乗ってもうかぬ顔でした。留守の間、少し心配でしたが、帰ってくるとやっぱりニコニコ(見送りの際、あるお母様にいわれました。泣いて行く子はなんにも心配いらない。大いに楽しんで帰ってくるはず)その通りでした。そしてお正月はスキーに行きたいという言葉に、帰りにJR車泊ツーリストに申込み、2日3日4日と平湯温泉に行ってきました。ストックなしですべる我が子の上達ぶりにびっくり。私も10数年振にスキーを楽しみました。アルプス子ども会のおかげで楽しい冬休みを過ごせました。

■大阪府大阪市Tさん 3組、伊那コースに参加しました。お互いを「自分のつけたニックネームで呼び合う」のは、とても素敵ですね。まずこれが一番気にいったようでした。帰った日は「ゆきだるま」片手に、次から次へと歌ってくれました。その後、アルプスであったことをいろいろ話してくれました。びっしりのスケジュールの中、創作劇までしたとか。練習は、どのようにしたのかと、びっくりしてしまいました。本当に気に入らないと、イヤとはっきり言う子ですが、「春休みも行きたいけど、あるの?」と聞いてきました。この一言で充実して楽しかったということがわかりました。

■東京都葛飾区Fさん スキー命の我が息子。正月にも家族で行くのに、更にアルプスの志賀にも行きたいなんて……。お金との相談のうえ、まあいいか、といざ志賀へ意気揚々と行ってしまいました。今までにも、スイミングスクールなどのスキーキャンプに年長の頃からほとんど毎年行ってきた彼。スキー大好きの父に2才9カ月の頃から本格的な板をはかされ、冬ともなると月に2〜3回スキー場へ通っていました。その甲斐あって(?)「オリンピックに出る」 という夢(?)まで持ってしまい、スキーにだけは自信満々の本人。でも、今までのスキーキャンプは、どちらかというと思うようにすべらせてくれず「つまらない」。ところがアルプスのは大違い。帰ってきた途端「春も行くからね」「とにかくいっぱいすべれるんだよ」とのこと。「お金がねー」と言うと「わかった、誕生日プレゼントがまんするから行かせて」とのこと。ヒェー、そこまで!とにかく本当に楽しかったようです。

■大阪府三島郡Bさん 冬は初めてだったので、体調その他不安でしたが、夏のときのようにおつかれモードで帰って来るかと思いきや、とても元気だったのでよかった!とおもいました。スキーもまんぷくパーティーも、出し物大会も楽しかったようです。たくさんお話してくれました。「ゆきだるま(歌集)」を危うく新聞と一緒に廃品回収コーナーに回しそうになったら、「ダメじゃん!大切なものなんだから!」と発掘して怒られました。そして兄弟と一緒にふとんで歌いまくっていました。

■宮城県仙台市Fさん

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