1999〜2000年 冬の子ども会
事後アンケートより


ご家族の皆さんから寄せられた
ご感想・ご意見等

やまびこ村 / あそびのかんづめ / 自 然 教 室
■愛知県名古屋市Aさん 冬の子ども会には今回初めて参加させました。親としてはスキーをしてほしかったのですが本人の希望でC組に入りました。モグラの死がいを見つけたり、冬の雑木林の様子がよくわかったようです。理科の本を開くよりも、自身の体験の方がずっと貴重であるという良い例だと思いました。

■埼玉県与野市Iさん 夏の子ども会に二回参加、冬の子ども会は今回初めてでした。両親ともに北国育ちでないので、少し不安(寒さや雪に)でしたが、寒いなかでもその冷たさを楽しんで来た様子にホッとしました。夏とは違った自然の姿を体験し(特に沼が凍っていたのがうれしかったようです)温泉から見えて美しかった山々の話をしてくれました。もともと自然の生き物が好きな子なので、冬ごもりの虫などが見ることができ、とても満足げに妹(小一)に自然コースをすすめていました。そんな姿に本当に参加させて良かったと思います。

■埼玉県熊谷市Mさん 今日は学校の始業式です。娘はアルプスで作った手作り楽器を持ち、「先生やみんなに見せるんだ」と言ってうれしそうに登校して行きました。今回で三度め(親子会を入れると四度め)のアルプスですが、会を重ねる事に充実度が増しているようです。

■愛知県名古屋市Iさん アルプス経験はバッチリ!と言ってもともかく心配だらけ出した。言葉があまりない分、どうやって他の人やリーダーとコミュニケーションをとるのかと余計な心配もしましたが帰って来た時の顔、リーダーの話、スナップ写真どれを見ても彼なりに充実した8泊9日ということがわかりました。毎回帰ってくるたびに本当に彼の成長が見え、学校でも人へのかかわりなどの成長が“すごい”と言われて、やはり他人の中での生活が必要だと感じています。夏以外は来年で参加が出来なくなると思うととても残念ですが、ここでの出会いが大切な思い出となると願って次は春の子ども会へ送り出す事になると思います。

■東京都墨田区Kさん あそびのかんづめは去年に引き続き2度めの参加でした。小学校までは普通学級にすごし、できないことも多いですが対人関係は良好で、人が大好きでおしゃべりで口数の多い女の子です。中学は養護学校に進学し、自分でできることは一つ一つ増えていますが、その反面人の付き合いは少なくなり、刺激も少なくなりました。この冬のあそびのかんづめはいろいろわかってきたこともあり、行く前から楽しみにしていて、また参加して本当に楽しかったようです。出す側の親はついつい遅れがある子だしと引いてしまいがちなのですが、参加したあとの、子どもの顔を見ると思い切って出して良かったと思い、親も元気が出ます。

■富山県高岡市Sさん 今回もお世話になりました。やっぱり夜泣いたようですね。本人いわく、とっても楽しかったようですが「夜になると泣いた」と言ってました。視覚障害と知的障害をもった我が子はどうしても親離れ、子離れが中学になったとは言えできません。リーダーの方々へはご苦労かけ申し訳なく思っておりますが一年の内のアルプスへ行っている時だけでも・・・・・・と利用させてもらっています。でも学校では、他の友だちを子どもなりにリーダー的存在になる事があり、これはアルプスで何回か参加させてもらって自然に身についたものかな?と親は勝手に思っております。それと、台本もないのにあいさつがうまい事。学校の先生は「どこで覚えたんでしょう?」と・・・・・・。母親と接する事が多い中、大学生や高校生他のお兄さん的存在が大きく影響しているようです。

■大阪府四條畷市Oさん 親よりリーダーの方に会えたのが嬉しく、くっつき虫になっていました。親としては淋しいやら嬉しく見守れるやら、複雑な気持ちでした。帰宅後はジャンボかるたに私が興味を持ちました。これを学校や地域のイベントでできれば、アルプスと私たちの毎日とがぐっと近くなり、子どもも親もあそび上手になれるんじゃないかと思いました。子どもからルールを聞いたらおもしろそうでした。子ども会の内容をそれぞれの住む地域で活かせたらすばらしいと思うのですが・・・・・・。

■大阪府寝屋川市Iさん 無事元気に帰ってきました。夏ですっかり自信がついたようで今回はほとんど不安な様子もなく行きました。思ったとうり十分遊んで来たようで、まず竹で作った楽器を見せてくれ、全部自分で作った!と自慢気でした。(確かに上手にできていて、モクモクと作っている姿が目に浮かびました)コレが一番気に入ってる!とも言っています。リーダーの手紙にはそりの楽しそうな姿が書かれていて、それもまた、夢中に何度もすべっているのが思い浮かびました(そう言えば夏はドロんこの坂をすべったと書いてあった!)おみやげも、各々の人を思い浮かべ、考え、買ってきてくれて、子どものセンスに感心します。家でも一生懸命物を作ったりドロんこになったりするのですが、どうしても時間、場所に区切られて中途半端なことが多いので、アルプスで思いっきりさせてもらって満足していると思います。

■東京都港区Kさん 前回、夏の子ども会では幼児組でしたが、今回は小学生のお兄さん、お姉さんと共に過ごせたことが、なにより嬉しかったようです。七夕やクリスマスの時、「お姉さんが欲しい」「お姉さんから手紙が欲しい」とお願い事をしていました。夏の時はバスから降りるとまっしぐらにママの所へ来てワーワー泣いていたのが、今回は同じ班のお姉さんに「行こう」と声をかけてもらい、手をつないで歩いていく姿を見て、本当に良かったなあ、と思いました。


魚と知恵比べ
何度も滑るぞ
つ  り  道  場
■愛知県岡崎市Iさん つりをするのは全く初めてでしたが、大変楽しくすごさせて頂き、ありがとうございました。持ち帰った魚をさばいて(おなかを出しただけですが)家族に食べさせることもできてとてもうれしそうでした。(親としてはやり方もわからず、魚もかからず、ふくれっ面をしてごめんどうをかけていたのではと思っておりますが・・・・・・)

■東京都北区Hさん 冬に釣りの合宿があるなんて、正直びっくりでしたが、小4の息子は喜々として出発し、帰ってきて会うと開口一番「春も絶対行くからね!」と言い放ったのでありました。家につくと「魚拓、魚拓」とさわぎまくり、さっそく半紙(?)を買いに走り、どうやら即席魚拓のできあがり。一枚はおじいちゃんの家へ、もう一枚は友だちに見せに行くようでした。そしてその晩のおかずは小さい焼き魚の山。お年玉は釣り道具に消えました。さて、この新しい趣味、彼の一生の財産となるのでしょうか・・・・・・?といったところです。

■愛知県安城市Iさん 行きの集合時のやや不安そうな表情から、戻ってきた時の明るい表情の変化で、現地での生活がいかに楽しかったか読み取れました。我が息子だけではく、どの子も明るい顔をしていました。魚を自分でさばき、焼き魚にして母親に食べさせてくれました。包丁を持つ時の顔も何かを学んできたという満足感あふれる顔でした。参加させていただき、息子が数日間でとても大きくたくましく見えてきます。

■京都府京都市Sさん 家で魚を料理する時、いつもは台所に来ないのに、その時はずっとそばにいて一匹ずつこういうふうに曲げるとうろこがこういうふうになるとか、この魚は口が丸いけれど、この魚は四角だとか、舌が見えるでしょう、とか、触って動かして説明してくれました。空揚げにした時、いつもは頭を残すのに、自分が釣った魚の時はわりと大きくて食べにくい頭だったけれど、全部きれいに食べました。食べるということは、命をいただくということなのだということを体験できたのが、とても良かったです。

■大阪府高槻市Iさん 毎度のことですが、声をからせてヘロヘロになって帰ってきました。出ない声でもずっとつり道場での5日間の事をしゃべり続けています。その表情がなんともステキなので、こういう表情をなんとか長続きさせたいのですが・・・・・・。親はなかなかダメですね。川で釣れなかったのは残念そうでしたが、川での難しさも体験させてもらい、池での“釣る楽しさ”も味わせてもらい、いろいろ工夫して頂いていることに感謝しております。

みんなでトレーン  クワッドは速い
 ス キ ー キ ャ ン プ 
■愛知県名古屋市Yさん 初めてのスキー体験に「すべれる様になったよ」とうれしそうに話してくれました。少人数で指導して頂き、大満足だった様です。リフトの降り方やスキー板をつけた時の歩き方すべり方等など楽しそうに教えてくれます。リーダーの方の楽しいお話しや雰囲気もとても印象に残った様子で、今でも時々話してくれます。二日程前に「私のおこづかい1000円出すから次のアルプス子ども会にも参加させてね」と話し出したのには、親の方も胸がいっぱいになり、涙がこぼれそうでした。

■京都府亀岡市Mさん 子どもの楽しみ様を見ていると、親の私も行きたくなるくらいです。今回もスキーを丁寧に教えてもらい、異年齢の友だちができ、とっても楽しかったようです。家でも歌を歌ったり、ギターをボロンと鳴らしてまねてみたり、「おふろの中で大きい人の身体はなー」といったことを、驚きをもってこっそり話してくれたりし、日常生活では体験できないことを、アルプスでは様々に体験し、心を躍らせたのだなあと思いました。

■東京都杉並区Oさん 初めての参加だったので、どうなるか心配でした。知らない人の前に出ると内気になり、自分を出すことができないということがあり、また友だちと一緒に申し込んだので、その子と同じグループになれるかと出発日まで心悩ましていました。でもこの心配も迎えに行った時、リーダーと大きな声で言葉をかわし、もう3月に行きたいと言い出しています。友だちとは同じグループになれなかったようですが、そのことは何ともなかったと言っておりました。核家族で友だち同士のかかわりもなく、友だちを作る機会が少ないので、“子ども会”的な要素を取り入れてくれるアルプスは親として有り難いです。

■京都府京都市Tさん とても楽しかったようです。今まではスクールはあまり好きでなく、自由に滑ることを楽しむ子でした。今まで親が教えようとしてもまったく聞かず、自分の好きなようにしかスキーをしない子でしたが、今回初めて「もっとうまくなりたい、上手になったと思うよ」と向上心をもってくれました。親もとっても嬉しく思っています。スキーも、もちろん上達したようですが、それ以上にそういう気持ちになってくれた事が今回の大きな成果だと思います。

■和歌山県那珂郡Mさん スキー初体験ということで、班が4名という少人数でグループを組めて良かったと思います。本人曰く「すごく上手になった」らしく、自信をつけて帰って来ました。我が家でスキーをする者がなく「お母さんに行かされる」と言っていた息子も帰ってからはスキーうんちくを本人なりに語り、また行きたいと言っています。夏のアルプスでたまたま同じ班だった子と一緒になり、それもまた偶然のうれしさとなったようです。

■愛知県岩倉市Sさん 今年も元気に帰って参りました。スキーの上達もさることながら、新しい友だちとの出会いを毎回楽しみにしております。小学校も高学年になるとお友達との関係も少しずつ難しくなり、かなりのストレスになっているようですが、アルプスのお友達とはそういったストレスなく付き合えるのでホッとする様で、明るい笑顔が参加させて良かったと思う一番の理由です。
◆たくさんのお便りをありがとうございました。
 載せきれなかった皆さん、悪しからずご了承ください。


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