秋の親子会報告
第19回
 2000年に19回めを迎えた「秋の親子会」が開催され、きのこプラン(A組 10月28〜29日)りんごプラン(B組 11月11〜12日)、それぞれ盛況のうちに幕を閉じました。一泊二日の間ながら、非常にたくさんのエピソードがありました。 みんなで野外ゲーム
人間知恵の輪 保護者同士の仲間の輪
 埼玉県川口市のさんと千葉県勝浦市のさんは「夏の子ども会」の集合地で出会って以来、Eメールなどを通じて連絡をとりあい、この親子会に一緒に参加されました。
 また、きのこプランには夏のやまびこ村15日間コースに参加した子どもたちが7名も集まりました。友だちと再会した喜びに加え、保護者同士も「帰宅後○○ちゃんの名まえが良く話に出ましたよ」などとお互い話に花を咲かせていました。
親離れ、子離れ
 子どもと大人は開会式後には別行動で、一人で山ろく荘へ出かけられるかどうかが初参加の子にとっては一つの山場です。お母さんの心配をよそにスタスタと兄弟やリーダーの後に着いて行く子もいれば、ごはんだけ食べたら寝るときは帰ってくるからと涙目で行く子、お兄ちゃんとお母さんの両方と一緒にいたいと言ってあわて出す子などなど、人間模様がさまざまに現れます。
 しかし一度子どもたちの輪に入ると小さいながらもすごい力を発揮するもので途中でお母さんの所へ帰って来る子は幼児でもほとんどいませんでした。また東京都大田区のさんは翌朝の再会の時、子どもが泣きながら抱き付いて来たので「やっぱりわたしが恋しかったのね」と思ったら、直前に転んで泣いているだけだと言われてちょっとがっくり。
松を這う蔦類の紅葉
だっこでよいしょ 秋の収穫
 きのこがりを楽しみにしていた方は非常に大勢いらっしゃいましたが、中でも千葉県のさんは、家族3人共上下に分かれる雨合羽と長靴を用意する気合の入れようです。最大のお目当てはキノコの王様「松茸」でしたが、実際に見つけたのは神奈川県鎌倉市から参加のさん。なんでも「大きなシイタケだなあ」と思って袋に入れていたそうで、いわゆる『無欲の勝利』でした。

アルプス子ども会 [トップページへ]